【重要】楢葉は2018年3月で原則避難住宅打ち切りと発表 2016年07月16日 22時36分38秒 | 避難住宅打ち切り問題 福島県は、7月15日、原発事故等の避難者が住む仮設住宅(みなし仮設を含む)について、10市町村でのみ、無償提供期間を1年延長し、2018年3月末までとすることを決めた。このうち、楢葉町については、原則として、2018年3月末を最後に延長せず、無償提供を打ち切る方針を決定した(その後は個別に特定延長を検討するという。)。 楢葉町は福島第1原発の20キロ圏内。前倒しで昨年9月に避難指示が解除されたが、住民帰還率は約6%(今年1月現在)にすぎない。今も、楢葉町からは福島県内に約6500人、県外に約7400人が避難している(今年4月現在)。避難用住宅があと1年半余りで原則打ち切りとなることは、町民の避難生活に大きな打撃を与えるものであって、とすねっとは反対である。 今回の延長の対象は楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の7町村の全域と、川俣町の避難指示区域、今年避難指示が解除された南相馬市と川内村の一部地域に住む約2万3千世帯。 また、従来の避難区域外については延長せず、仮設住宅の無償提供は来年3月末までで原則打ち切る方針(とすねっとは反対している)。 なお、地震や津波で被災したいわき、相馬、南相馬、広野、新地の5市町については、住宅再建が完了していないなどの事情を考慮して個別に1年間延長(特定延長)する。 7月15日の新生ふくしま復興推進本部会議で決定した。 仮設無償1年間延長 18年3月まで、10市町村2万3000世帯対象(福島民友) http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160716-092739.php 東日本大震災に係る応急仮設住宅の供与期間の延長について(平成28年7月15日公表=福島県庁) http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11050b/shien-kyouyo.html