どいつのBLOG

宇宙開発に関する事柄を中心に、著者の考察の過程を綴る写真日記 頭の休憩に一緒にごゆっくりどうぞ

博物館前

2007-04-29 23:29:35 | Weblog
この後海岸にも出てみました。当時はこの比較的まっすぐな海岸に沿ってロケットを打ち上げ、観測していました。海に足を浸したのは2年ぶりでした。自分の故郷福岡の海とほとんど同じ感じ。気持ちよかった。Wernherもきっとここで時間をすごしたんだろうなぁ。負けないぞ。

博物館で単行本を買ってきました。読んでみようと思います。

Wernher von Braun: Johannes Weyer
Rowohlt Taschenbuch Verlag GmbH

Peenemuende

2007-04-29 23:21:12 | Weblog
念願だったペーネミュンデを訪問してきました。的川先生の本を読んであこがれていました。彼もIACのついでに寄ってみたとおっしゃっています。今回のIAAも僕にとって絶好のチャンスとなりました。

A4(後のV2)です。実際に自分の目で見てどんな気持ちだったかというと、なんだろう、うまく表現できないです。歴史を感じましたし、ドラマを感じました。青い空にスーと吸い込まれるような感じで気がつくと自分の脳みそのなかの自分だけの世界で何かを感じてました。

無理して言葉にしようとすると、ここで自分の夢を追い求めて研究に努めたヴェルンヘアと、それを支えた科学者たち、そして酷使された労働者たちのここでの生活を想像し、この事実と成果のその後の宇宙開発と戦争への影響について考え、これからの世界の宇宙開発の方向性と可能性を踏まえたうえでの自分の位置づけを見出そうとしていました。おそらく。

ともかく”宇宙開発”の生まれた場所に自分が立っていることを感じ、自分も何かしたいと感じていました。自分にも何かできるはずだと。

あと2年で一つ仕事を成し遂げて見せる。でこぼこ道を歩いている気がするけど、その方向は間違ってないはずだと信じる。


IAA

2007-04-29 22:58:47 | Weblog
以上で弟来欧の際の報告は終了です。

先週はベルリンでIAAの小型人工衛星のコンファレンスがありましたので参加してきました。現在の指導教官が主催している会議です。

今熱い小型人工衛星の最新報告が聞けてためになりました。知人も増えました。DLRの方々とも知り合いになれ、今後の研究にはプラスになること間違いなしです。

林友直先生にお会いでき、お近づきになれて本当に光栄でした。川島レイさんともお久しぶりにお会いし、元気とやる気をいただいてきました。