どいつのBLOG

宇宙開発に関する事柄を中心に、著者の考察の過程を綴る写真日記 頭の休憩に一緒にごゆっくりどうぞ

zu Silvester

2005-12-31 23:26:50 | Diary

2006年まであと8時間 今年は紅白を見ずに過ごしています 除夜の鐘も聞けませんが、年越しそばは用意しました

最近不調だった自宅のインターネットが回復し、今日も書き込みができることになりましたので日記を書きます

今年は非常に充実した年でした、そして今年ほど”記念日”が増えた年は今までにありませんでした 今年、2005年は僕にとって特別な年となり、そして新しいスタートの年となりました

3月には工学修士を取得し、やっと一人前の大人の仲間入りをする資格を得たわけですが、博士を目指して研究を続ける道を選び、ここSchwabenの地に移り住んだわけです その間、フランクフルトで言葉を学んだ今年の夏は本当にすばらしい思い出となりました 多くの人と出会いました

大学では、教育機関における小型人工衛星の開発という立場で、2007年末の打ち上げに向けてその衛星のシステムエンジニアリングを担当しています 3年で論文を仕上げ、学位取得を目指します 2007年10月4日はスプートニク打ち上げから半世紀の記念日 それまでになんとか打ち上げたい 来年が勝負、そう肝に銘じて臨みます

来年はそれ以外にも色々な意味で重要な年です ワールドカップの開催、モーツァルト生誕250周年記念… もう町の広場ではでっかいサッカーボールの建設が始まっています

こうして大晦日にゆっくり今年一年を振り返る機会をもててよかった それだけでもブログを書くことにしてよかったと感じます. 

みなさんにとって来年が実りの多い素敵な年になりますように そして僕にとっても.

ブログを書いて得すること

2005-12-30 21:57:51 | Weblog
ブログを書き始めて気づいたことを少し

ブログを書くことの利点
文章を簡潔に書くいい練習になる
・知人との情報交換に役立つ
・日記のような役割を果たす
・自分の考えをまとめるのに役立つ
・毎日を有意義に過ごそうという姿勢になる
その欠点
・若干時間がかかる

目標一日10分   フォント1では小さすぎるか.

明日は更新できない予定 ということで皆様来年もよいお年を


宇宙のことじゃないけれど

2005-12-28 19:30:41 | Language
昨日に引き続き語学に関して

冬休みの間にまとめて勉強しようとしているので、今は頭の中が”どうしたら効率よく語学を修得できるか”ということでいっぱいで.
日本には英語の参考書があふれんばかりに存在していることを知っているが、どの参考書をどの順番で使用するかで学習のスピード、そして語学力に差が出てくるのだろうか 確実に出てくると思う.

外国語を学び始める時に重要なのは、1.単語・熟語、2.文法、だと思う どちらも平行して学習するべきだが、どちらかというと語彙力を優先するべきだというのが僕の意見です 上の二つを学べばその言語の大体の構造を知ることができる
次にくるのが3.発音か. 単語とその発音を連結させておくのは早い時期がいい これが基礎

次にくるのが4.例文暗記 ここまでくれば簡単な会話ができる ということで、大体このあたりで勉強のスピードが遅くなる 更に力を伸ばそうというのなら5.作文・読解 この過程を踏まずして上級者への壁は越えられない

以上 ということで気がつくと5ステップしかないんだ
ここからは勉強の際のヒントを

多くの人は、仕事の上での道具として外国語を学習するため、それに割く時間はほとんどない そんな環境で効率よく学習を進めていくためにはまず2の基礎を済ませた後にを繰り返すこと 飽きたところでも繰り返す 反復は語学学習の基礎 ここではCDやDVDが付いた参考書が非常に役に立つ 無意識の状態でも苦労なく繰り返し聞ける 通勤中とか 休憩中とか

5に関しては実践あるのみとは思うのだが、読解に関しては分野に意識して文章を選ぶこと いい文章は大切にし、その中の単語も繰り返し読んでなるべく覚える

ポイントは今はほとんどの参考書にCDが付いているが、本当に有用な、利用しやすいCDはその約半数だということ 聞いていていらいらするものや、本と平行して聞かないと理解できないCDは意味がない 買っちゃったから最後まで勉強しよう、というのは立派ですが効率は悪い
CDプレーヤーは持ち運ぶのがめんどくさいしCD自体かさばるからいやだ、なんていうのはもう通用しないからね

僕自身5の勉強法は今模索中です

今後のテーマ案:
オンラインオープン辞書 (不特定多数がウィキで編集)

ブログ入門

2005-12-27 20:42:12 | Weblog
僕もブログを始めてみようかな、と思い立ってからここに至るまでが長かった
2006年1月から本格スタートの予定 !

いきなりで恐縮ですが、今朝目が覚めて頭に残っていたことを備忘録的に

人類は現在複数の言語を使用しており、言語間のインターフェイスとして辞書が存在します 異なる言語文化では考察の過程にも大きな違いが見られますが、表現された事柄の意味内容は基本的に同一です 言い方を変えれば、いかなる言語を用いてもほぼ同一の事柄を表現できるはずです よね. だからこそ”翻訳”という作業が意味を成すわけです

そこで、未来の翻訳作業、ひいては言語学に関して提案をひとつ

僕の経験上、日本語で書いた文章を翻訳サイトで英語に翻訳しても、まともな英語になったためしがありません この原因は2通り考えられます
1.翻訳ソフトの欠陥
2.自分の日本語の欠陥 (ありえる話だ、九州出身だし・・・)

1.がどんなに進歩しても限界があるだろうというのが僕の意見です ですので2.を改良してはどうでしょう つまり、翻訳ソフトが正確に翻訳できる日本語の書き方を定義するわけです その逆も同様です 日本語に翻訳可能な英語の書き方 不可能じゃなさそうだ。そしてその延長線上には・・・
日本語の文章を入力したら、あとはボタン一つで英語に翻訳、中国語に翻訳(1)、ドイツ語に翻訳・・・(次は何、、、) 出力された英語を日本語に逆翻訳したら最初に入力した日本語がその通りに出力される またその英語を中国語に翻訳したら(1)のものとまったく同じ文章が出力される そんなことが可能になるんじゃないだろうか
線形代数学の変換で、一対一に対応する空間が多数存在する、あの感覚です

昔の人はエスラントを作りましたが、それとはまったく逆転の発想です 表面的に問題を解決するのではなく、言語の中に存在する”表現の概念”を明らかにするわけです

N個のシステムにはN*(N-1)/2個のインターフェイスが存在するわけですが、N種の言語に対し双方向性を考慮してN*(N-1)方向の翻訳を全て完璧に一意にやってのけるための表記法! 誰か考えて!