金森俊揮のブログ

日々感じた事、考えた事のうち、外部に発信したいと思うことを書きます。

試験終了

2008-07-29 01:14:56 | 思った事
今日は、大学の試験が終わりました。

いよいよ夏休みですね。

そんでそんで、ワグネルの練習がすぐ再開しました。

ワグネルの練習再開=一年生が練習で上級生と合流するという事です。

一年前の自分は、上級生についていくので精一杯だったな~。

一年前の自分、って案外覚えてるものです。

一年前の自分より今の方が、歌も上手いし、知識は増えたし、ワグネルとかでいい思いもたくさんしてるし、資格も沢山もってるし。

でも、一年前の自分の方が好奇心持ってたかもね。

当時は「企業の社会的責任」について自分で本かって調べてたっけ?

今は、その研究成果を論文にまとめることの方をやってます。

と同時に、今年は…

"Microeconomic Analysis"(Hal R. Varian)
"Principles of Corporate Finance"(Brealey, Myres, Allen)
"Macroeconomics" (Blanchard)

の三冊を読んで、知識をつけようと思います。

専門書はやっぱり英語が一番ですね。

もちろん、小さな本は言われなくても沢山読みますが。

でも、学問的勉強って夏休みしかできないし。

大学やサークルの仲間に話したら、「お前頭おかしい」とか言われそうですが。笑

でも、最近はアイデアが全然浮かんでこないし、研究テーマというか、興味がある分野が浮かんでこないから、こういう時には体系だった勉強に取り組んでみるといいのかな。

そうすると、いつか本当の研究をする時になって、それが役立つ…といいのだが。笑

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最近思うのは、自分、何やってもなんとかはなりそうで、逆に何やればいいか分からない。

つまり、金融業界に進んでも不動産業界に進んでも、フランス留学しても日本にいても、ワグネル頑張っても勉強頑張っても、ゼミ行ってもPCP行っても、それなりの人生になりそうな気がする。

「それだけ優秀なんだよ」って言ってくれる人もいるけど、逆に悩むんだよね。

自分にとってそれが本当にいいのか、って考えてしまうというか。

他の可能性が広い分だけ、悩んじゃう。

そういう意味で、ある程度「自分には○○しかない!」っていう人は羨ましいです。

ウチの親は型にはまってるから、

「大学4年間でゼミで卒論書いて、
 大企業に就職して、
 最初は本当に組織の底辺から初めて、
 同じ組織に長期間勤めながら徐々に昇進していって…」

という生活を僕にして欲しいと思ってるし、そういう生活以外はあり得ないと思ってる。

なんだかな~。

確かに、エリートコースなのかもしれないけど…。

もっと斬新な事、色々やりたいのにな~。

誘惑される意志

2008-07-25 14:58:53 | 思った事
「求愛はロマンチックな愛につながるが、これは一時的な理性の停止であり、そのときカップルは短期的な報酬の中でも最も説得力のあるものに動かされて、結婚という一生ものの約束に縛られることになる。」

ちなみに、「短期的な報酬」≒「衝動的なロマンス」と考えてください。

なんか、面白いですね。

効用の割引の話が、こんな哲学的な話しになるなんて…

経済学って奥が深い…。

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第三章までしか読んでないんだけど、内容としては、

理性=整合性=指数割引だけど、実際の人間は、本能=非整合性=双曲割引だよね、って話しです。

言われてみると、長期的な利害は置いといて、短期的に本能的な利害を追求してる瞬間の方が幸せな気がします。

気のせいでしょうか?笑

日本の次世代リーダー養成塾5期生

2008-07-21 21:35:47 | 近況報告
今日は、リーダー塾の神奈川県推薦枠の5期生の子たちへの説明会でした。

5期生の人たちは…、ワイルドですね。

毎年恒例のシェーキーズでしたが、過去最高のカオス状態でした。

もちろん、盛り上がって良かったんだけど。

終了後はプリクラ取って、解散。

ここまでは、めっちゃ盛り上がる。

そんで、帰りの電車の中で5期生の子2人と一緒になり、リーダー塾への意気込みを色々聞いてみたんですが…

予想以上にしっかりとした考えを持ってて、そしてオープンに話してくれて、とてもいい話が聞けました。

二人とも志望動機が、「学校への人間関係に不満があって、新しい友達を作って、自分を探したい」みたいな感じで、3年前の僕と同じでビックリでした。

俺も数年前はあんな感じだったんだろうなぁ~。

それにしても、二人とも高校生ってのが信じられなくて、自分は年を取ったな~という感じです。苦笑

そんな話しは置いといて、リーダー塾生ならではの初対面の盛り上がりと、初対面の真面目な話ができて、僕は非常に幸せでした。

自分がリーダー塾で得た物を、再確認できた一日でしたとさ。

効用関数

2008-07-18 22:10:13 | 思った事
今日は、効用関数を自分で作る事の大切さを感じさせられました。

人生って、色んな制約式があるよね。

時間とか、お金とか。

そんな中で、やりたい事も沢山ある。

勉強とか彼女とか遊びとかバイトとか買い物とか…

全部を追い求めようとすると、訳分からなくなるんだよね。

一つの手としては、自分にとって一番大事なものはコレだ!って決めて、それ以外のものは制約化しちゃうのが考えられる。

例えば、自分にとっては勉強が一番大事だから、それ以外の物に割く資源(時間・お金など)には上限を設けよう、という方法。

これは、

MAX勉強 Subject to 恋愛=A、遊び=B…、サークル=C、時間制約、所得制約

って感じでしょうか?

余った時間は全部勉強に費やす、というのが答えになりそうです。

でも、コレって何かうそ臭いですよね。

友達と話してて、コレでいいんじゃね、って言っちゃったんですが、どうも言いながらしっくりこなかった。

そんで、今日の帰りの電車の中でじっくり考えてみたんです。

自分はいつも、

勉強は最低限これくらいやる。

彼女とはこれくらい時間を使う。

ワグネルでは、最悪でも歌詞と音程は暗譜する。

ピアノは最悪毎週一回30分くらいは弾く…

などと最低条件を付けながら、余った時間は色々振り分けてます。

例えば、ピアノ弾いたり勉強したりしながら過ごしてみたり、友達と外出してみたり。

それは、数学的にはどういう事だろう?っていうのを突き詰めると…

Max U(勉強、恋愛、ピアノ、…、サークル)
subject to 勉強≧A、恋愛≧B…サークル≧C、時間制約、所得制約

という事だったんです。

ここで、勉強<Aや恋愛<Bの時の効用が0(またはマイナス無限大)になるように効用関数を上手く変換すると、

全く同じ問題は

Max U(勉強、恋愛、ピアノ、…、サークル)subject to 時間制約、所得制約

となっている事に気づきました。

ミクロで習った式じゃん!

という訳で、あらためてミクロ経済学は正しいのかな、と感じてしまいました。

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大事なポイントは、自分はなぜ行動に制約(勉強≧A)というような制約をつけるか、です。

つまり、勉強をA未満に抑える事によって、例えば彼女とデートする時間が増えて、短期的に幸せになれるかもしれません。

ただ、理性を保っている左脳が、それを許さないんですね。

だから、勉強≧Aのような制約式がたくさん並んでた効用関数は非常に短期的な物で、軽いノリでHappyかどうかを決める。

ここに、長期的な幸せを考えて、とりあえず勉強はAくらいやらないとダメだという制約が付いている。

ところが、それらの制約を効用関数に組み込んだ状態では、効用関数自体が長期的な視点を持ち合わせている。

つまり、今勉強せずに遊んでばっかりいると、後でunhappyになるから、効用があまり高くないように修正されている。

ココは非常に大事だと思います。

要するに、ミクロ経済学で考えているような効用関数は、長期的な視点を持った理想的な脳、によって測られた幸せを表現しているのです。

まぁ、本当は時間を含めたモデルを考えると、こらへんの整合性が取れるんだけど、レベルをあまり上げたくないのでこういう書き方にしました。

とりあえず、まぁ、自分なりに指標を一個作れるといいよね。

効用関数みたいなものが…。

思いやがり?

2008-07-15 22:24:56 | 思った事
世の中には、先天的に「優秀な人間」と「そうでない人間」がいるんだとしたら、どっかの本に書いてあったように

「自分が生まれ持った能力・才能は、社会の役に立つように使おうと思わなければなりません」

っていう考え方は、非常に高度な道徳観の上に成り立った好ましい考え方になるんだろうか?(稲盛さんあたりだっけ?)

高校2年生の僕は、コレを読んだ時に、

「まるで自分が優秀で、才能にあふれてて、『他の奴らには適わないくらいの先天的な差があるのさ』みたいな自己愛に満ちた表現で、嫌だなぁ~」

とか、

「優秀な人=頑張った人は、なんであまり努力しなかった人たちのために自分の力を使わなければならないんだろう?」

とか感じてました。

でも、本当に「デキる」ヤツと「デキない」ヤツがいるなら、こんな考え方も正しいのかな?

平均-15点ゾーン

2008-07-15 22:23:46 | 思った事
某統計学の先生によると、大教室のどの辺りに座るかと、その人が取る点数には相関があるそうです。

僕の場合、通常の授業は先生に座りながら口頭で質問ができるくらいの目の前に座ります。

最悪でも、紙飛行機を飛ばせば届くだろう、という距離には座ります。笑

なぜかそういう時は、教室の右側に座ります。

本能的な問題か、体の軸が歪んでるのか。

でも、とりあえず、その統計学の先生によるとどちらも「平均+15点ゾーン」だそうです。

ただ、今日のミクロ経済学の授業は、試験範囲はほぼ全て終わり、内容ももとから知ってる内容だし、お試しで「平均-15点ゾーン」に座ってみる事にしました。

すると、いつもは目の前で集中して聞けた講義が、あんなにも向こう側の別世界の事のように感じられてびっくりでした。

スライドは見えないし、先生の声も殆ど聞こえないし。

座る位置が成績と関係するのは、生徒の「やる気」とかそういう物の前に、環境が違いすぎるからなんだなぁ~と思いました。

ってか、前に座ってるやつと付くさが30点で済むのが逆にびっくりでした。笑

もっと50点くらい差は付かないんですね。笑

ところで、普通の講義は前の方と後ろの方が同じくらいまばらに埋まるんですが、「経済と環境」の講義では前の方は殆ど誰もいません。

ちょっとした謎ですね。

以上、座席と試験結果に関する考察でした。

最近疑ってる事

2008-07-13 22:19:34 | 思った事
昔ある人に、

「頭がいいから勉強ができるんじゃない。

勉強するから頭が良くなるんだ。」

って言いました。

最近まで、本当にその通りだと思ったんだけど…

本当かな?って思う事が色々あります。

言い方悪いけど、やっぱりSFCには「地頭がいい人」がそこそこ集まってたのかな、って気がします。

もちろん、SFCにもどうしようの無いヤツっていたし、大学にも頭良くて刺激的な人もいるんだけど。

そしてもちろん、努力して伸びる部分もあるのは確かだけど。

興味深い話するヤツの内部率が高くて、軽くビックリ。

大学になって一年以上経ち、皆開花し始めてるなって実感します。

天才は、「1%の才能と99%の努力からなる」のではなくて、

「潜在能力の100%の才能を開花するために努力する」んだと思う。

まぁ、努力してみますか。笑

メニューコスト

2008-07-13 17:53:07 | 思った事
ガソリンスタンドの値段表示部分の、百の位が1しか表示できないからどうしよう…

と、ちょっとした問題になってるようです。

これから新しく作るガソリンスタンドは、とりあえず999円まで表示できるタイプにするんだとか。

こんな形で原油高の弊害が出るなんてね。

インフレでも、国民所得が物価高と同様に動くはずもなく、時間差があるがために害なのは明らかですが…

でも、教科書に書いてあるようなメニューコストが、そのまま形として現れるのは興味部会です。

価格表示の電子化が進んでるから、価格書き換えるコストもたかが知れてると思ってたのに…

百の位は1で固定されてるのね…。苦笑

マルクス経済学Ⅰ

2008-07-11 19:35:04 | 思った事
試験前の季節になり、このブログへのアクセス数も急増してますね。笑

先学期に色々のっけたからでしょうか?

さて、今回はマルクス経済学に関する資料を

http://briefcase.yahoo.co.jp/js1044tk

に、パワポをアップしました。

見たい人は取っていってください。

あと、フィードバックくれる人は、ください。

間違いとか、感想とかあれば、言ってくれれば嬉しいです。

気が向いたら改良するかもです。