作品の元となる「墓場鬼太郎」から数えると、誕生からまもなく50年が経過しようとしているゲゲゲの鬼太郎。 その長寿作品の人気を証明するかのように今年(2007年)からは5期目のアニメ放送が始まった。5期のアニメの中で最も人気があるといわれるのが第3期のアニメシリーズである。(オカリナ吹いたり、夢子ちゃんが出てきたり、EDが怖いシリーズ)。
しかしこのシリーズが再放送された際に、視聴者はあることに気が付いた。『本放送のときに流されていたもので一つだけ放送されなかった話がある……』 。その話のタイトルは「韓国妖怪ぬっぺらぼう」というもので、アリラン様という妖怪に悩まされる韓国の少年が鬼太郎に助けを求めてやってくる。
そして鬼太郎ファミリーが韓国のアリラン様の住む村へとやってきて解決するという鬼太郎ではよくある話のひとつに過ぎないが、「鬼太郎が仲間をひきつけれて韓国へやってくるシーンはかつて行われた日本軍の韓国侵略を連想させるものである」という理由が付いたために再放送でカットされたと言うのだ。