注釈の注釈による超現実詩小説
棺詰工場のシーラカンス
【312】真似菌
眼球【66】からカメレオン【305】、地球、天球に至るまで、さまざまな種族に分岐した球形の擬態生物。その始祖は、念菌や念土などの単純な変形体である。真似菌は体を構成するあらゆる自然色素によって内外の情景を写し取る習性を持つが、巨大すぎて視覚では全容をとらえきれない場合もあるため、世界の実像そのものとも考えられている。ガラスや鏡と混同されやすいが、どちらの特性も軽々と包み込む壮大な系統樹を作り上げている。
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【305】カメレオン 【225】どちらも夢でしか出入りができない・トンボ 【193】車掌・車両 【66】眼球 【52】車・容器を抱えた人々の列・機関坊
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