鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

鉄道コレクション 京王帝都5000系4輌セットを舐め回すが如く

2014年07月28日 | 京王帝都の模型たち
激しい暑さの午後。
西の遠くの空で、雷の音が聞こえます。
雲も、少しづつ暑くなってきました。
風が、ときおり強く吹きぬけます。
烏が鳴きます。
仲間に合図を送っているのでしょうか?
雷の音が、近づいてきます。

…でも、降らず終い。
いくらかでも涼しくなることを期待したのですが。

さて。
暑い盛りの26日土曜日、下諏訪君が手に入れてきてくれました。
50分、並んだそうです。

ついに出ました、4輌編成のセット。

箱絵がCGぽくなりました。

5070系セットのように、往年の写真をあしらっていただいたほう好きです。
いろいろと想像をめぐらせて、遊べると思うのですよ。
たとえそれが、不鮮明であるとしても。

箱は、薄くなりました。

展示用のレールを付属させることを止めたからです。

開けますと、4輌編成が出迎えてくれます。

こういうパッケージ、楽しいですよね。
捨てられません。

箱の扉に、実車の写真がありました。

6輌編成時代にはめったに先頭に立たなかった5701号車です。
最晩年の8輌編成でしょうか。
側面に旧社紋があり、屋上に列車無線アンテナがありません。
1989(平成元)年ころの撮影かと思います。
この編成で、最後の1年間は橋本へも乗り入れました。

この製品の売りは、3種類を作り分けた台車です。
すべて新規設計のパーツです。
値段が高くなるワケだ。

5701にはTS-320形で、実物は東急車輌製。


5751にはNA-312形で、こちらは日本車輌製。


5001と5051には、日立製作所製のKH-39形。

一見、間違い探しみたいです。
でも、5000系が履いていた台車の種類はかなり多く、
その編成だけという限られた組み合わせもありましたから、
それが再現されたことは、嬉しいですね。
欲を言えば分売があればなぁ。
GMキットにも流用しますから。

先年発売された5070系と並べます。

狭幅車の6輌編成が、手元に揃いましたよ。

で、ちょっと色が気になった。

時代設定の差に由来する違いが、目に入ります。
すなわち、帯のヒゲと屋根の色。

車体のアイボリー色も差があるように見えますが、こちらは模型としての製造ロットの差か。

仮に、5070系の屋根に5000系と同じモノを載せてみました。

右の5000系のほうが、やや発色が悪いかな…。

思い出しまして、GMキットの旧製品と並べます。
こちらは、アイボリーがちょっと違うよなぁ…という塗装済みキットでした。

このように並べると、右側の鉄コレ5000系のアイボリーは、ましですね。

とりあえず気にしないことにしました。

5070系の屋根色だけ、揃えることにします。

帯のほうは、後日検討。

5000系のほうも、床板を塗っておきました。


インテリアも、座席部分をマスキングして塗装しました。


つづく。

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京王帝都5000系狭幅車の編成記録

2014年07月24日 | あの列車を作りたい…編成表から
模型では、冷房無しの時代の車輌をいろいろと作っているくせに、
日々の通勤で冷房無しだなんて、考えられません。
車輌によって効きが違うこともあるので、どれがいいだのと気にしたり。
送風の良しあしで、心地よさが違ってくるような気もします。

で。
冷房付きの電車の到着を今か今かと待つ帰宅時のホーム。
列の後ろのほうで、女の子の話声が聞こえてきました。
「浴衣、着てみるの?」
「DVD見ながらやってみる!」
「がんばってね」
だって。
おぉ。
そんなDVDがあるのですね。

さて。
週末発売と聞く、鉄道コレクションの事業者限定製品に合わせて、
実車の記録を、掘り起こすことができました。
狭幅5000系、5701~5706編成の記録です。



読みにくいとは思うのですが。
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屋根を塗る GMスカ色旧型国電(その17)

2014年07月22日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
21日は、「海の日」でした。
すっかり、何の祝日かを忘れていまして。
それでも「連休だ~」と儲けた気分でいたのですから、呆れたもの。
小学生時代には無かったからね…といいわけを。

“摺り込み”が無いのですよ、きっと。

で。
その「海の日」の午後。

前日とは違ってお天気が安定していました。
じりじりと焼かれながら、バルコニーで屋根板の塗装。

GMカラー#35「ダークグレー」ですから、工夫はありません。

いちど試してみたかった屋根板の塗り分けをしてみました。

低屋根改造された部分の表現を、GM#9「ねずみ色1号」でやってみました。
このあとが、楽しみです。

このあと、車体の塗装を…とも思うのですが、
貫通幌が無い車輌にするなら、取り付け穴を埋めないと…などと迷い始め。
当初の目論見では、実車にこだわらず手間を少なく、だったのですが、
ここにきて、身延線らしさを表現するとならば
「関東型」を表現することは不可欠な気がしてきたのです。

よって、しばし保留。

お預かりしているクハ47011モドキのみ、進めます。

GM#7「青15号」が赤黒いのは有名な話ですので、
#16「青20号」と等量混合。

KATO製品と並べると、まだ色が沈んでいるかもしれませんが、若干改善かな。

乾燥させます。
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床板 GMスカ色旧型国電(その16)

2014年07月21日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
各地で高校野球の地区予選が行われています。
トーナメントですから、ひとつづつ負け去るチームが出てくるわけで、
最終的には1チームだけが勝ち残ることになるのですから、
考えてみれば、すごいことですね。
高校野球の人気は、負けるチームがあるからかもしれない。

さて。
ワタシの次男は中学の3年で、野球部に属しています。
中学校でも、市の大会があって、県大会があって…なのですね。
構図は、よく似ている。
で、このチームは19日の初戦で負けました。
3年生ですから、負けたところで部活を引退、ということになります。
その次男、1年生の秋くらいから体調が悪くてねぇ…。
朝練に行けず、午後もぼちぼち、対外試合も控えが多いまま、
3年生の夏の大会がおわてしまいました。
不完全燃焼だろうなぁ。
親としても、なんだか力が抜けたままです。

で。
連休に、ちょこっとだけ、床板を組みます。
旧いグリーンマックス製キットですから、
床下機器は他の形式との共通パーツであることが多いですね。
どうにも、似ていなかったりする。
どうするかなぁ、などと云いながら、なるべく楽に割り切ります。
資料が探し尽くせないのだもの。

モハ用は、そのまま使うことにしました。


クハ用は、大きめの箱を減らして、らしくなるように。


じつは、パーツの抜き勾配を削るだけで、ひと作業です。
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京王帝都5000系が発売される、というので晩年の編成をまとめておく

2014年07月17日 | 京王帝都の模型たち
この数日、雨の降らない蒸し暑い日が続いています。
梅雨がまだ明けていないことを忘れそうな…。
まだ、前線が遠ざかっていないのでしょうね。

この暑いさなか、会社の窓から見える電柱で、スズメが巣作りを始めていました。
去年も、同じところでヒナを育てたつがいがあったと思います。
変圧器の裏側の狭いところです。
カラスなどから、安全なのでしょうね。

さて。
鉄道コレクションのシリーズとして、京王帝都5000系が発売されることになったそうです。
プレスリリースはこちら

4輌編成のセットで、幅の狭い5701~5706編成をプロトタイプとしたそうです。
新宿方から
クハ5700-デハ5000-デハ5050-クハ5750
となります。

プレスリリースの写真を見る限りでは、帯のヒゲ無し、側面方向幕設置後のようです。
おおむね1967~68(昭和42~43)年以降のスタイルでしょう。

台車は3種類起こすそうです。
このうちKH-39形はデハ用で5701~5706編成に共通です。
残りのTS-320形とNA-312形はクハ用ですが、
5701、5702編成は両端のクハでこの2種を混用しています。
5703~5706編成にする場合は、2セット買って台車をやりくりする必要があるかもしれません。

先だって発売された5070系は、帯のヒゲ付き、側面方向幕設置後です。
こんど発売される5000系に比べて半年から1年くらい遡るのかな。

帯のヒゲを消している過渡期と考えれば、そのまま連結しても楽しめそうです。

このタイプの5000系は、
非冷房ということもあって、各駅停車を中心に運用された時代が長く続きました。
編成も、ほぼ固定編成で
デハ5101-クハ5851+クハ5701-デハ5001-デハ5051-クハ5751
デハ5102-クハ5852+クハ5702-デハ5002-デハ5052-クハ5752
デハ5103-クハ5853+クハ5703-デハ5003-デハ5053-クハ5753
デハ5104-クハ5854+クハ5704-デハ5004-デハ5054-クハ5754
デハ5105-クハ5855+クハ5705-デハ5005-デハ5055-クハ5755
デハ5106-クハ5856+クハ5706-デハ5006-デハ5056-クハ5756
でしたね。
末尾の番号が揃った状態で、ほぼ固定されていました。

多摩センターで発車待ちのクハ5754の車内です。
1987(昭和62)年1月。

晩年は、吊り掛け駆動の5100系が先に廃車されましたので、編成に変化が出ます。

1987~88(昭和62~63)年ごろには、6輌固定編成が現れました。
クハ5701-デハ5001-デハ5051-デハ5002-デハ5052-クハ5752
このうち、デハ5051はパンタグラフを下げた状態で運用されています。

1988(昭和63)年4月には、8輌編成が出たり、末尾番号が揃わなくなりました。
クハ5703-デハ5003-デハ5053-クハ5753+クハ5706-デハ5006-デハ5056-クハ5756
デハ5108-クハ5858+クハ5704-デハ5004-デハ5054-クハ5754
デハ5109-クハ5959+クハ5705-デハ5005-デハ5055-クハ5755
下の2編成は、広幅車との混成です。

1988(昭和63)年11月には、本線の各駅停車に8輌編成を運用することができるようになりましたから、
番号の揃った編成を組めるようになりました。
結果的に、この編成が最晩年の編成となります。
クハ5701-デハ5001-デハ5051-クハ5751+クハ5702-デハ5002-デハ5052-クハ5752
クハ5703-デハ5003-デハ5053-クハ5753+クハ5704-デハ5004-デハ5054-クハ5754
クハ5705-デハ5005-デハ5055-クハ5755+クハ5706-デハ5006-デハ5056-クハ5756
列車無線の更新で、運転台屋上に無線アンテナが立つようになりましたが、
中間に封じ込められたクハには、最後まで設置されませんでした。


白く、つぶれてます。
下手くそだなぁ。
1990(平成2)年1月6日、動物園線を走るクハ5705以下の編成です。


1991年9月のクハ5755とクハ5706。
狭幅5000系を撮った最後のカットとなりました。

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サハ45を足す GMスカ色旧型国電(その15)

2014年07月13日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
日々を何かと追いかけられているうちに、台風が蒸し暑い夏を連れてきました。
まだ、体が慣れていませんね。
もう数日すると、少し楽になった気がするのではないかと思います。

さて。
先だって、中古屋さんで見つけた未着手のキット。

2輌組みです。
サハ48形はストックしておき、サハ45形を組みます。

身延線へ転出したあとの時代設定にするため、窓を埋める必要があります。

トイレを設置したからですね。

窓をくり抜き。


埋めます。

リベット表現があるしますから、できるならば仕上げの手間を少なくしたい。
だから、かっちりと寸法を出せば…。
でも、右下が開いているようです。

反対側の側面も。

さっきよりは、隙間が小さくなったようです。

箱組み。

このあと、サーフェイサーを吹きました。

で、埋めた窓の跡は?

ウィンドヘッダーの影を見ればわかりますが、埋め板がやや奥まってしまったようです。
うーむ。

こちらは、まだまし。

塗って、ガラスを入れてしまえばこっちのモノ、を思うことにします。

これで…。

クハ55+クモハ43-800+サハ45+クモハ60-800という4輌編成と、

クハ47-100+クモハユニ44-800という2輌編成が組めます。

身延線の旧型国電、見た記憶はないのですけどね。







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サーフェイサーを吹く GMスカ色旧型国電(その14)

2014年07月07日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
いつの間にか、ウィンブルドンの大会が決勝を迎えていました。
今年は、サッカーのW杯と日程が重なったためか、新聞やテレビでの扱いが少なかったですね。
毎年、開かれるからでしょうか?

いっぽう、高校野球の地区予選が各地で始まったようで、
ワタシの出た高校も、日曜日に初戦を勝ったそうです。
さて、今年はどうなるか?

で。

車歴表を作りだすと、止まらなくなります。
ただ単純に、穴を埋めたいだけなのかもしれませんが。

これは、青梅線用の17m級国電の一部。
1960(昭和35)年ごろに、山手線から転入してきた車輌も少なくないようです。
いまから50年余り前の山手線は、20m級4ドア、3ドア、17m級3ドアが入り混じっていたそうです。
整列乗車なんて、できないよな。

模型も、少々。

クハ47011もどきに、サーフェイサーを吹きました。
仕上がりが心配だったのですが、なんとなく落ち着きそうです。

後ろの妻板に仕上げが荒いところがありますので、塗装は後日。

ほかの車輌にも、吹いておきました。

車体幅が違う前面を取り付けたモノですが、何とかなじんだ様子。

こちらは、ほとんど素組み。

改造していないので、下塗りはいらないかもしれません。
でも、なんとなく上手くなった気がするのですよ。
錯覚か。
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車両配置表という道楽

2014年07月05日 | 車歴表三昧
短くも長い1週間のうちに、7月に入りました。
腹立たしいことがあり、
自分の勉強不足もあり、
なんか、頭の中がぐちゃぐちゃのまま週末になりました。
すっきりできればいいなぁ。

模型の話ではなく。

自分が集めたり、下諏訪君に探してもらったり。

国鉄の車輌について、何番がどこに配置されているかを羅列した本です。
基本的には、毎年出ていますね。
JRになってからも、続いています。
かなりのモノが揃いました。

このあたりは、最近入手。

赤いほうは1965(昭和40)年、焦げ茶色のほうは1962(昭和37)年。
判型が違うので、本棚に納めにくいのが難点。

その1962年版の一部分。
ディーゼルカーのページですが、なんとなく、探しにくい。
いちおう、形式別の分かち書きなのですが。

このころは「動力車配置表」なので、機関車に牽かれる客車は載っていません。
情報として必要なかったのかな?


さらに遡って、いま手元にある一番古いものは1957(昭和32)年版。
またまた版型が違います。
だいぶ、薄くなりました。
蒸気機関車のページから。

「重」の記号が付されているのは、重油併燃装置つきを示すそうです。
蒸気機関車がまだまだ主力で、
なかでも特殊な装備をした車両は、区別することが必要だったのですね。

ディーゼルカーでも、変速機と暖房機の種別を示す記号が。

互換性がなかったのか?
それとも、ランクが違う装備だったのか?
事情が分かりません。

で、なにをしているかと云うと、エクセルを使って遊んでいます。

飯田線の旧型国電の履歴とかね。

モハ72系1000輌余りの配置の変遷とかね。


房総を走ったディーゼルカーが散った先はどこかとかね。


少しづつ、収拾がつかなくなりつつあります。
上手くまとめて発表したいのだけども、五里霧中。
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窓断面のタッチアップ KATO113系総武快速(その4)

2014年07月01日 | 1:150 東京の通勤電車
早いもので、もう7月になりました。
1年のちょうど半分を過ぎたことになります。

その折り返し点ともいえる6月30日が誕生日の友人がいます。
高校時代の同級ですから、46歳になりました。
しばらくぶりでメールを送ったら、最近、細かい文字が読みづらくなったと言います。
いわく「ある日急に、がたんと見えなくなった」と。

仕事でも趣味でも、細かい部分にこだわるような仕上げをしていますから、
手元が見えなくなたら…。
戦慄すべき話しです。

いま、もっとも恐れていることのひとつかもしれません。

さて。
113系の車体を分解してあります。

窓縁といいますか車体断面に、青色が残っています。
メーカーの工程の都合でしょうが、塗り残しみたいで気になります。

だから、塗ります。

まぁ、手間です。

ひと晩に、1~2輌という進行スピード。

毎晩できるわけでもないですから、ぼちぼち進めます。
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