鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

古本屋さんで…

2011年08月06日 | 紙ものこれくしょん~雑誌と書籍と乗車券と
原爆忌ですね。
被爆国だからこそ、
原子力は“平和利用”できることを証明すべく原子力発電に邁進した…、
そんな連載記事が新聞にありました。
そういうことは、あるかもしれません。

古本屋さんで見つけ、買っておきました。
宮沢孝一「鉄道写真 続 ジュラ電からSL終焉まで」。

昭和20~40年代に、著者が各地の鉄道を撮りためたものをまとめた2冊目。

たとえば、京成電鉄。

東京東郊の住宅地が見えます。

立ち並ぶ煙突は、町工場でしょうか。
下見板貼りの住宅と洗濯台。
ワタシの知らない生活空間が垣間見えて、面白いのです。

戦後13年、いまから53年前ですね。
いまは、もっと背の高いマンションなどが増えています。

たとえば、昭和39年の奥中山。

東北の山並みが見えます。
禿山みたいですね。

皆伐したあとの植林地と思われます。
元々あった雑木林か原生林を切り拓き、杉などの苗を植えたところかもしれません。
当時は山林を、建築材料として有用な針葉樹材を生産する工場に見立てたような、
「拡大造林」という政策が盛んに行われていました。
約10年後、木材輸入自由化により国産材が価格面で太刀打ちできなくなると、
これらの山々は、管理がおろそかになります。
山村の過疎化が進む背景と、なりました
花粉症の増加との関連も、あるのあもしれません。

ゆっくり眺めていると、いろんなことが見えてくるような気がします。
だから、このような写真集は、手元に置いておきたいのです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 下諏訪君から来たパノラマカ... | トップ | DAXとナイトZoo »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿