鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

前面の加工~GM小田急1000系・その2

2009年03月21日 | GM板キットの誘惑~小田急
20数年ぶりに、読んでいます。

世界的名作として誉れの高い小説です。
でも、高校生のときに読んだら、性に合わなかった…。

ワタシの通った高校には、読書会がありました。
図書委員会読書会班というところが開いていまして、毎回の参加者は15~10名ていど。
ま、そんなものかも。

じつは、その読書会班に3年間、居続けました。
年に5回、通算で15回の読書会をこなしたことになります。
たぶん、何かの糧になっていると思います。

あるとき、この作品を取り上げました。
冒頭に、こう言い出したのは私だったか、それとも他のメンバーだったか。
「この主人公には共感できない」
顧問やゲストで呼ばれている先生方は、みんなショックでねぇ。
解説から、一部を引用する。

作品の基本的性格を単純化して言えば、子どもの夢とおとなの現実との衝突とも言えるだろう。
主人公ホールデンの言葉や行動が誇張にみちて偽悪的なまでにどぎついのは、
大人が善とし美としている因襲道徳や、
いわゆる公序良俗なるものの欺瞞性を何とかしてまでにあばこうとする彼の激情の所産である。


要するに、青春の苦しみを上手く扱った作品というわけだ。
それに“共感できない“と言い出したのだから、先生方としては驚いたのだろうな。

この歳になってみれば、そういうこともあるなと理解できる部分は増えました。
でも、相変わらず、この主人公は気に入らない。
何かにつけ「気が滅入る」だの「孤独だ」などと言い出すのだから。
投げやりでもあるし。
だから、気に入らないのですよ、個人的には。

それでも、ワタシの感想はどうであれ、いちどは読んでいただきたい小説です。

さて。
前面を加工してみようと、思い立ちました。
ヘッドライトとテールライトの表現を、もっと実感的にしようというわけです。
具体的には、レンズを取り付けようというモノです。
現行製品は、改良されているのかな?

下穴をあけてから、徐々に切り拡げていきます。


ヤスリで、形を整えます。


裏返したほうが、開口部を確認しやすいもの。。

このほうが、矩形が狂っているかどうかをつかみ易いような気がします。

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コメント (2)
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