肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

『呪怨(じゅおん)[ビデオオリジナル版]』、観ました。

2005-09-28 23:40:09 | 映画(さ行)
呪怨

ジェネオン エンタテインメント

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 『呪怨(じゅおん)[ビデオオリジナル版]』、観ました。
閑静な住宅街の一軒家。小学校教師・小林は教え子のいる“その家”を
家庭訪問する。数年後、主の替わったその家の長女と従姉は部屋で
不気味な音を聞く‥‥。
 99年に“Vシネマ”としてリリースされ、瞬く間にその評判が口コミで
広まった『呪怨』シリーズの原点。その後[映画版]が大ヒット、更には
ハリウッドでのリメイクも決まった『呪怨』人気の秘密は一体どこに
あるのか? 短いエピソードの羅列、複雑に交錯する時間の経過と人間関係など
今作[オリジナル版]の特徴はすでにボクが観終った[映画版]とほぼ同じ。
ただし、ストーリーは全くの別物で、すでに[映画版]を体験済みの人でも
この[オリジナル版]は楽しめそう。今回ボクは真夜中過ぎに観始めて、
あれよあれよという間に観終わってしまった。それは単に“70分”という
短い上映時間だからではなく、綿密(めんみつ)に練りこまれた“プロットの
面白さ”なのだろう。近年のマンネリ化しつつあるホラー映画にあって、
今シリーズだけは常に意表をつく展開に「なるほど、こう来たか」と唸ってしまう。
それでもラストは[映画版]同様に、今作も何だったのかと分からない(笑)。
無論、この意味ありげな終わり方に釈然としないのは、他の誰でもなく
ボク自身(笑)。このままじゃ終われない、、ボクは「大きな不安」と
「僅かな期待」を胸にしまい、次へと進む(笑)。いざ『呪怨2』へ‥‥。



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