肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

『デンジャラス・ビューティー2』、観ました。

2005-10-14 22:42:34 | 映画(た行)
デンジャラス・ビューティー 2

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 『デンジャラス・ビューティー2』、観ました。
「ミス・アメリカンコンテスト」への潜入捜査で爆破事件を見事解決した
グレイシーだったが、顔がわれてしまったため、潜入捜査が不可能になって
しまった。そこで“FBIの顔”としてPR活動を担当することになるが……。
 前作でのキーパーソンだったマイケル・ケインもいなければ、恋人役の
ベンジャミン・ブラットもいない。言ってみれば、文字通りの“飛車角
落ち”で、やはり全体的に“小粒な感じ”は否めない。ならば、主役の
サンドラ・ブロックにもっとメチャクチャやって欲しかったところだが(笑)、
それも叶わず前作よりは“おとなしめ”。あぁ~あ‥‥思うに、彼女に
とって、今こそ生き残りを賭けた“勝負時、、かつての自分を吹っ切るには
ココしかないッ!!、いつまでも“ゴージャス”だけを売りに通用できる
はずもないんだけどなぁ。
 さて、映画は予想通りの“アメリカンライト”な仕上がりで、観終わって
15分もすれば“ストーリー”を忘れ、一晩もすれば“映画を観たこと”すら
忘れてしまいそう(笑)。しかし、当のオイラにとっちゃー、明日は映画館まで
観に行く予定の『蝉しぐれ』、その気分転換を兼ねた“息抜き”みたいなもの。
うん、そういう意味じゃあ、こういうのもアリなのかなと…(笑)。恐らく
作る側としても、この映画で“一大センセーショナル”を起こそうなんて、
夢にも考えてないだろうし、せいぜい“小遣い稼ぎ”が関の山(笑)。それを
理解した上で観れる人にだけ、この映画はどうぞ。くれぐれも過度の期待は
しないように(笑)。


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