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Everyday a line / 1996







「組み合わせ」
07.9.17-1996

絵具の入った箱を掻き混ぜる。
整理整頓のない底から久しぶりの色が見え隠れして
手に取ると昔描いた記憶の絵達が頭に浮かぶ。
さあ、何を描こう。ため息が出る。

目指すところなく絵は描けない。だから画にする日は
それこそ稽古から修練くらいの幅があって
なかなか言いたくないが、非常に面倒くさいのだ。
しかし純粋に絵画、もちろん己自身の表現というものだが
鏡を磨いてよく自分の顔をしみじみと見詰めていくように
無心に近づき向き合える。
反面、画はそっちのけになるのが残念だが。

目指すところなくふらつく散歩にも
清々しい日もあれば重い足取りの日もある。
天気にも負けず歩き始めること。
とにかく出かけること。
それに近い絵具の足取り、組み合わせ。














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Everyday a line / 1995







「振り向くシルエット」
07.9.16-1995

不動な精神を養い、不確かな謎に振り向く力。
その心をどうその先に向き合わせるか。
常に考える人間。
闇の向こう、何を見る。














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Everyday a line / 1994







「飛び方」
07.9.15-1994

研究を重ねられる方法。
誠実さはひとつでは無い。
真実をより多く生み出していくこと。














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Everyday a line / 1993







「私は人間」
07.9.14-1993

人間だけが罪を犯すから
わざわざ自分を見詰め直さなければならない。
人間だけが信用したがるから
わざわざよく見定めなければならない。














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