種々

世界の片隅でキラへの愛をこっそりと囁くブログ

花を植えるよ、きっと

2007-10-21 20:59:53 | SEED DESTINY
「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ、きっと」

一度枯れた花はもう戻らないということで、たたかれてることも多い台詞だけど、
(これは平和への意思の例えで、一度先人の犠牲に誓っても「また」戦争が起こってしまった。という前提での「いくら」だと思うのですが・・・)
私は好きです。
この台詞が、というよりも、この台詞を紡ぐまでのキラの背景が愛しいのです。
ユニウス7が落ちて、「嵐がくる」また戦いになることになるかもしれない、というときに、今まで足を運べなかったキラが、慰霊碑を訪れる。
そこでであった少年の言葉を聴いて、覚えていて、
その後、キラは再びフリーダムにのって、戦って、
たぶん、キラは慰霊碑でシンの姿をみたときにおもってはずなのです
「あぁ・・・この子が・・・」と。
それで、そこから、自分が負けた相手、その相手についてのアスランとの話などを逆算していって、そしてシンのその時の言葉に返事をした、というのが・・・
もちろん、受け入れたのはシンの強さだし、そこに至るのには、キラじゃなくて、
アスランやルナマリアの働きかけや支えがあったわけで、キラは最後に背中を押しただけだけど・・・
やっぱりキラが好きです。

アスランの立ち位置

2007-10-21 20:42:07 | SEED DESTINY
種中一番面白い立ち位置なのがアスランだよなぁ
アスランって、メインのほとんどのキャラとなにかしらの関係をもっていて、
さらに面白いのは、どのキャラとも心情的にある程度の距離をもってる感じ・・・
例えば、メンデル組との関係。デュランダルとクルーゼは上司、レイは部下、キラとは幼馴染といった関係だけど、アスラン、彼らの事情はぜんぜん知らなかったりする。シンとミーアなんかは、アスランは、戦争で家族を失った、誰かの役に立ちたいというところでシンパシーを感じているけれど、そこでとまっちゃってて、シンの「目の前に妹の血まみれの遺体を突きつけられた」という「状況の凄まじさ」やミーアの自分の顔を整形で捨て去るようなコンプレックスなどの背景までは知らなかったりする。
そのあたり構成の妙だなぁ、と。
それで、本人無自覚なうちに、情報を移動をしていたりするんですよね。
クルーゼにキラのことを話したり、キラにシンのことを話したり。
アスランは基本的に上を向いてる人なんだなぁ、と思ってます。
だから、軍の規律にシンを従わせようとしたりして、
目下の人間の心情に寄り添ったりはしなくて、どのキャラとのあまり距離を縮めない位置にいるんだどおもう。
例外はキラで、キラはアスランの価値観を相対化する位置にいるんだな、
ひっこんでてくれればいいのに、でてきてはアスランの価値観を挑発する。
アスランのとって大事なことやものを大事にしない。
だからアスランはああもキラにこだわるだと思う。好きだからとかじゃなくて。
でも、そんなやっかいなキラを、きったりせずに、なんだかんだで大事に思ってる情のあつさ、人の好さが、私の好きなアスランなんだよなぁ、と思ってます。
アスランとキラ、たぶん長じてから出会ったら、絶対に友達にはならなかったと思う。私にとってあのふたりはあくまで幼馴染であって、友人ではないと思ってます。

君は誰?

2007-10-21 20:18:27 | SEED DESTINY
講談社・森博嗣「すべてがFになる」P13より引用です

「貴方は誰ですか?」萌絵は突然湧いてきた疑問を素直に口にした。
~中略~貴方は私に会って話をして、たった数十秒で自分の構築してきた真賀田四季とのギャップを直感して、その質問を無意識に口にしたのです。そのアクセスの素早さが、機械には真似ができません。大切なことなんですよ。私は、真賀田四季です。貴方が不振に思うような、他の人格ではありません。」

無印種34話のラクスとキラの会話シーン、事前にこの本を読んでいたからこれと同一の文脈で読み取っちゃったんだけど、事前に読んでなかったらどう了解したかな・・・だいたい意図は一緒だとおもうけど・・・
これも好きなシーンですね、
シンが好きなのもあって、実は無印より運命の方が好きなのだけど、
好きなシーンという意味では無印の方が好きなのおおいかなぁ
ちなみに一番好きなシーンは無印ラストのフレイとキラのシーンなのです。
久々の投稿は引用主文の手抜きですいません。(^^;)