種々

世界の片隅でキラへの愛をこっそりと囁くブログ

なんとなく

2011-06-23 00:06:28 | SEED DESTINY
ラクスがキラに惹かれたのは、キラがアスランに対して恨み言を言わなかった(※私の印象)というすごい地味なところにもあるのだろうかと最近ちょっと思った・・・
ラクスとしては、キラを看病している時(意識が戻ってなかった時)
あれから時を経たキラが(アスランと本気で殺しあって、殺されかけたのも込みで)
起きた後、どういうふうに「なって」いるかというのは、どのくらい想像がついていたのかな、と・・・

2011-06-21 02:51:36 | SEED DESTINY
クルーゼの言う扉が開く、というのは、核解禁により憎しみの連鎖の加速という感じかな、と思いますが、
キラとラクス、フリーダムについても扉演出されてたなーと
(なんでこのブログは今更何言ってんだ話題ばかりなんでしょうねorz)

共に扉をくぐり、閉まりゆく扉から笑顔で手を振っていたラクスから始まり、
運命の時の、フリーダム再搭乗の時の、キラが一人で扉をくぐり、ラクスがどこか締め出されるみたいな演出、
そして、ストフリ搭乗時の、双方が反対側の扉から入ってきて再会というのは、演出的に重ねてきたのかなーと・・・
最後の、白服キラと、評議会正装ラクスというのも似た構図なのですが・・・これが正史なのか未だにどう判断していのかわからない・・・一応、キラシンザフト、アスランオーブで現状考えていますが・・・・(再三言っていますが、数年くらい(ラクス任期くらい)で入れ替わる気がしている・・・シンはルナと一緒にプラントに残るかなーとも思いますが・・・)

相手を見るということ

2011-06-21 02:38:54 | SEED DESTINY
色々言いつつ。
結局、先入観というか、所属カテゴリとか、肩書きとかを超えて、誰かを信じたり託したりするのは、
相手をよく見ることなんだろうなーと。

フレイ→キラとか、レイ→シンにしても、利用という前提があったものだとしても、
その優しさに「絆されて」言ったわけで、わかろうとする努力とか、変わらなければならない決意みたいなものが先行しなくても、
相手を知っていけば、そのつもりがなくても変わっていくし(あとはそれを受け入れる自分自身)

メイリン→アスランにしても、最初は見た目とか「トップエリート」というフィルターで見ていても、
その好意や興味が、モチベーションになって相手をずっと見ていることで、信じられるなにか、を芽生えさえたのではないかなーと・・・

相手への印象や思いが変わるというのは、それでそれで「自分が変わること」を受け入れることでもあるのかなーと

ちょっと追記すれば

2011-06-21 02:04:14 | SEED DESTINY
アスランとカガリにどう決着をつくかと気になるのは、
アスランの中の対ナチュラル意識に決着がついていないように見えるからかもしれないな、と。

初期SEEDの状況を作った一因が、アスランのナチュラルへの憎悪にあり、
ではそれがどう推移したかといえば、
どちらかといえば、パトリック・ザラの非、というもので「蓋をされている」状況なのではないかなーと。

無印で、ラクスにぴしゃりと言われて「キラ、お前はなにを・・・」と、
アスランなりにキラに寄り添おうとして、実際、キラと話したり、オーブに組したりした経緯は、
結局、戦犯パトリック・ザラというものに全部持って行かれちゃったんじゃないかなーと。それで負い目や表明できない被害者意識だけ残って、元の黙阿弥というかですかね・・・

時々突っ込まれる、ハイネの、群れなきゃ戦えない連合のアホ共とは違うという言葉に、笑顔でうなづくアスランという図は、
別に悪意がなくても、歩み寄りの努力を見せる相手への態度ではないかな、と。
シンにカガリやオーブが悪く言われることに、「庇おうとしたり」「ひっかかっている様子がない」というのは、
(アスランがアスランなりにカガリを庇おうとしたのはアスランがオーブから離れた後で、そのカガリの気持ちだけはまっすぐで為政者として力不足さに実害を被れば、シン以上にキレていた印象だし・・・シンの方がやりきれなさを感じていた気がする)
運命の最初感じたり、逆に、カガリが「やはりそういう考え方か?お前たちザフトは?」というのはちゃんと聞いている様子だったので、
それが悪いとかじゃなくて、アスランがどの程度自覚的か?という感じですかね、それはカガリも同様ですが・・・
この2人の意識は、サイのそれに近いのだろうなと思っていますが・・・(遺伝子いじくって綺麗な歌声作ったとか「キラの前で」悪気なくいっちゃうとか。自分の嫌悪、負の感情に向きあっているという意味では、フレイやカズイの方が、意識が高いのかもしれない・・・)


結局、運命において、アスランが「そもそもナチュラルと一緒にやっていく気があるのか。あるとしてどういう距離感で?」
というのが、私の中で見えてこないのがひっかかっているのかもしれないなーと。
赦せないなら赦せないでいいと思うし、できればコーディネイターと一緒にいたいというのもいいと思うし、
逆に、自分のその素直な感情に向き合っているのかな?とか、さらに、色々な負い目から、自分の素直な感情から目を背けていないかな?と。
無印からの、色々な遺恨は、対個人レベルでは、だいぶ解消されていると思うけど>キラやラクスやカガリ、シンやイザーク達に対しても、
ナチュラルとか、そういうもの一式に対してですかね、憎んでいるものを赦すふりはしなくていいと思うのですよ、
ただ、赦せなくても、どう共存するかとか、どこまでなら譲歩できるかの、線引きをするのは、
まずは、自分の感情(特に負の)ものに向き合うしかないのではないかなーとも・・・

結局私のアスラン観の話なんですよ

2011-06-20 00:43:02 | SEED DESTINY
最近の、本編CP観としては、キララク大好きアスカガ推奨アスラク嫌いアスメイ苦手(でも本命アスキラ←・・・)、な感じですが。
CPとしての好き嫌いとか、というよりは、私個人が本編見てしっくりくるかという感じですかね、
カガリとメイリンの、キャラ個々で比べて、メイリンよりカガリが好きかといえばそんなことはないですし(むしろメイリン寄り)
私はわりと、まぁ、本編なんだかんだでアスカガだろう、と思うのは、
この2人の組み合わせが好きとかではなくて(むしろあまり好きでない)
アスランというキャラに対して、私が感じていることですかね。


アスランとキラとラクスとカガリという無印メイン4人の、
男性陣→女性陣の感情というか・・・意識の根底にあるのは、親愛とか、好意とかではなくて、「感謝」であると思っていたりするのです。
それは、戦争の中で、彼らが「自分が壊れるかもしれないポイントにおいて」救ってくれたのは誰かというあたりを、自覚しているのではないかな、と。
キラは、わりと全編にわたっていて、その「感謝」の対象は、ラクス、フレイ、カガリ、三人のヒロイン全員に渡っていて、
それは、自分を救ってくれた、というよりは、「狂戦士」にしないでいてくれたことではないかな、とか・・・。


そして、アスランのポイントというのは、最後の「逃げるな、生きる方が~」もそうだとは思いますが、
一番大きいのは、慟哭の空、のシーンだったのかな、と。
あの場面は、カガリではなくてはならなかった。
キラの死を心の底から怒り、共に嘆き、そして、アスランを赦す姿勢を見せようとしたカガリ。
アスランがあの場面、感情が決壊して泣きだすまで、唇は笑みの形を象っていたというのは、端的に「切れかかっていた」状態で、生きているはずのない自分という自己認識まで至っていた、あの場面、そして、立場的にもキャラ的にも、アスランの感情を全て吐露させることができるのは(怒り、共感、赦し全てのパターン込みで)カガリしかいなかった。
おそらく、このカガリとのやり取りを経ずして(直接ザフトに保護されるとか)
ラクスの糾弾を受けたら(ラクスがアスランの様子がおかしければ、全く別の対応を取ったとは思いますので、仮定としてですが。それでも、フリーダム奪取及び国家反逆罪は確定で、アスランの横面張り飛ばすことにはなっていましたが)アスランはさらに変な方向にキれるか、もしくは壊れるかしたのではないかと。例えキラが生きていたとしても、殺意は本物だったし、裏切りにさらにラクスが加わることになりますし。キラサイド(=カガリ)の嘆きと断罪を経ずしては相手の事情や痛みを実感できなかったのではないかと。

もともと、キラ及びアスランの少女たちの意識が「感謝」であり、それゆえに「守りたい」であることは共通。
ただ、ここで道が分かれるのは、キラはそれが「恋情ではない」ことを知っていたけれど、
アスランは、守りたい気持ちを端的に「恋心」だと思いこんでしまったのではないかと。

なので、アスランは、対カガリについて、守りたいという気持ちは本物だけど、
カガリに何を求めているか、恋愛として、彼女が欲しいのかどうか、というのは自分自身でもよくわからないまま、
半ば、現実の困難や混乱にまぎれて、迷走状態になってしまったのではないかな、とか・・・


なので、アスランのカガリへの気持ちが、好きじゃないことはそうだと思いますが、
じゃあ、アスランがカガリを守る、というモチベーションを無くしたか、といえばそうではないのではないかと。

視聴者から見ていれば、オーブの二年で辛酸を舐めさせられて実質飼い殺しにされたり、別の男と結婚しかけたり、仲間を失う状況を作られたり、とっくに帳消しだろう、という見方もあるかもですが(お前もそこまで言うなよ)
アスランはそうは思わないだろうな、と。いうのが私のアスラン観なので、
好きだから守る→好きじゃないから守らない、ではなくて、
守りたいという気持ちは、好きということではなかった、というところに落ち着いたのではないかな、と。

対カガリがそんな感じなので、メイリン対しても、助けてくれたから責任がある=相手を好きになるとは直にはいかないのではないかと。カガリに対しても、メイリンに対しても、恩がある、だからできるだけ力になるし、困っていれば助けるし、気にかけるけど、じゃあ、アスランはどちらが好きなの?と聞かれたら、そういう問題じゃない、というのが、アスランじゃないかなーとか。(元々恋愛にのめり込むタイプじゃなさそうだし)



無印において、アスランは「プラントを守るために」ザフトで戦って、
運命において、アスランは「カガリとキラを守りたくて」ザフトで戦った。

慟哭の空で、カガリは「キラだって守りたいもののために、戦っただけ」「なのになんで殺されなきゃならないんだ。それも友達のお前に」と言った。
これ、運命のキラの台詞に置き換え可能なのではないかと。「カガリは今泣いているんだ。こんなことになるのが嫌で今泣いているんだぞ、なぜ君はそれがわからない。なのに、この戦闘も、犠牲も、皆オーブとカガリが悪いって、そう言って君は撃つのか。今カガリが守ろうとしているものを」(※記憶のみで書いています、間違っている部分あるとは思いますがご容赦を)

このキラの台詞、無印時代、カガリの台詞に置き換えれるんじゃいかなって。
ちょっといじりつつ、

「キラは今泣いているんだ、こんなことになって、今苦しんでいるのに。なぜそれをわかってやらないんだ。
なのに、この戦闘も、この犠牲も、皆オーブ(中立とかいって連合の兵器作ってた)とキラ(コーディネイターなのに、連合にいる)が悪いって、そう言ってお前は撃ってきたのか、今キラが守ろうとしているものを」

みたいな感じに。(※言葉遊びなので、てきとうに流してください。私も暇だなって思います)


アスランの行動の是非っていうよりは、なぜ相手の痛みを思いやってやらないんだ、みたいな感じですかね。
この辺りは、双子の身内贔屓な感じで・・・・キラとカガリも、アスランを傷つけてきたわけですし。
ただ、その立脚点を、ザフトという名の正義において、自分を肯定し、相手を否定したあたりへ、という感じで・・・
相手が大切なんじゃないのか、と。
じゃあ、取りうる道は、俺の方が正しいのだから、お前はひけ、でいいのか?と。
(「相手の守ろうとしているものは?」)
(「誰かを何かを守ろうとする気持ちは、君だってわかるでしょう、だって君だって、守ろうとしてるんだから」)

「守りたかったんだろう?オーブを」




無印においては、アスランVSキラ←カガリ、 運命においては、アスランVSカガリ←キラ

ただ、入れ替わっているだけじゃなくて、アスランの「理由」という面では、まるで違っている。

「プラントを守る」「カガリとキラを守る」


ラクスは、無印において、「アスランが信じて戦うものはなんですか?」と言った。プラントと同胞を守りたい。今のプラントで、ザフトとして戦うことは、キラを殺すことは、本当に守りたいものを守れるのか?
そういう観点で、アスランの立ち位置を揺るがせた。


じゃあ、運命において、キラは。
ダーダネルスで、どうしてザフトに戻ったのか、と聞かれて、
その方がいいと思った、自分のためにも、オーブの為にも、と答えた。
カガリの、なにがオーブの、という反論は、アスランの怒りと「客観的正論」に遮られた。
しかし、アスランのザフト復帰がオーブのためになるかといえば、そんなことはない。正義や大義には即しているかもしれないけれど。
アスランはキラに綺麗事を言うなと言ったけれど、
キラは「カガリは今~」という言い方で「お為ごかしをいうな!」と、アスランの動機部分を否定したのではないかと。


アスランが、脱走後、AAに収容されて、なぜこんなことに、と泣くカガリに対して、
「守りたかった、カガリ、キラも」と言った。
ここで、「俺はあくまでコーディネイターとして、プラントを守りたかった」
といえば、プラントに戻ったことも、ザフトに戻ったことも矛盾はない。
議長はプラントを守らないと思えば、脱走したことも矛盾はない。
だけど、もう一度、「カガリとキラを守りたかった」とそういったのなら。
それが、カガリの守ろうとしたものを撃ってきたことの「逆を」認めるならば、

「守れた」と思うまでは、アスランは、一番カガリを気にかけるのではないか、と。
(恋人とかではなくて、友人ですらなくて、あくまで側近の一人という距離を置いた立場で)

アスランとキラは、対カガリ、対ラクスに対して、このあたりは似ていて、
キラは、天空のキラで、ラクスを守れて(それこそエル、フレイに続く三度目の正直で)
おそらく、ラクスの願いを受け入れて、そして共に生きていくことを望んだのではないかと。

アスランも、カガリを守れたと、恩は返せた、とそう思えるまでは、カガリを守ろうとするのではないかな、
と。守れた、と思った時に、キラとラクスとは別の選択(プラントとオーブで、それぞれの国を背負って生きる)をしそうな気がするけれど。
・・・多分、私は、アスランはそういう男なんだろうなと思っています、という話でした・・・・orz所詮キラ好きからみたアスラン観ですので・・・

恋愛の使い方について思うところをつらつらと

2011-06-18 16:33:20 | SEED DESTINY
かんぜ

無印で成立しかけた、ないしはしているように見えたナチュラルとコーディネイターのカップルは、結局全て破局したわけですが(キラフレ、アスカガ、ディアミリ)
なんとなくこうした意図はわかる気がしたり。
他種族への忌避感や、憎悪を、「恋愛」という特効薬で無効化するのが有効な手段であるとか、答えであるとか
「そう書いているように思われる」ことを嫌がったのではなかぁ、とか・・・
キラとフレイが、生きて再会して和解したとしても、それはあくまで、キラとフレイの和解であって、
ナチュラルとコーディネイターとの和解ではないですし、
ナチュラルとコーディネイターが、お互い口をまともに聞く前例ですらろくにないということならともかく、
曲がりなりにも、オーブという共存路線を取っている国もあったわけで。

私は、ミリィに対しては、トルミリ派なんですが、
ディアッカとの組み合わせも好きなんですが、(やりとりとか普通に面白いですしね)
外部から、ナチュラルとコーディネイターの象徴とか、憎しみの連鎖の昇華みたいな感じで、
変な期待を背負わされるのがやだというか、
そういう部分で、ミリィの恋愛を利用されたくないな、と。ミリィがディアッカが好きだからという理由なら文句はいいませんが、
外部がこの2人をカップルばいいのに、作品的に、というのは嫌だなぁ、と。

なので、本人たちの関係性を超えて、キラとフレイ、ミリィとディアッカ、あるいはアスランとカガリに対して、
象徴カップルになれたのに製作者はなにやっているんだ、というのは違和感があるという個人的な話しだったりするのですが・・・
それに、種の対立やら大切な人を殺された憎悪というのは、男女の性愛とは全く別の部分で向かい合う問題ですし。
そういうケースもあるという話を、逆説的一般的に敷衍すれば、
大切な人を殺されたなら、その相手方のカテゴリの人を愛すれば昇華できるという、
グロテスクなものになりかねない危険性もあるんじゃないかなーとか・・・・



なので、無印成立後、運命後も繋がっているカップルのキララクとムウマリュは、
同じ種族同士だからという以上に、お互いちょっとした、好意や感謝や信頼を積み上げていって結果と言うか、
本当に相手の怒りや失望を買うシーンとかはない、
基本的に恋愛(に近しい)関係は、大切で繊細な思いやりを積み上げていくべきというのが、
製作サイドの考えで、

敵として、仇としてからみたいな、ドラマ性という劇的な関係からの昇華に説得力を感じてほしくなかったのではないかな、とか・・・・





ちなみに、アスランとカガリの結婚という話は、
オーブという国は、あくまでナチュラル優先の国というか、まったく基礎能力の違う上に、各種偏見を背負っているコーディネイター側に「我慢してもらう」ことで、成り立っている国だと思っているので、首脳部にコーディネイターが血族として加わることは、政略的にはゼロもしくは、マイナスなんだろうなーと思ったり・・・だから、政略観点から、この2人が復縁することはないのだろうな、と。

以下アスランにめちゃめちゃ言っています・・・






ただ、私としては、アスカガ推奨ではあるんですが・・・というか、まぁ、アスカガなんだろうな、というか・・・。
これはアスカガが好きとか、そういうのじゃなくて、個人的にアスメイはピンとこないというか、
正確にはアスカガに復縁して欲しいというわけじゃないんですよね。

アスランがカガリを好きじゃない(いえ、人間としてはっていうのはともかく、惚れたという意味では)ってのは、
運命見ていればわかるし、客観的に見て、アスランはメイリンの方が合っていると思うし、幸せになれるだろうな、と。
だから、傍から見ていれば、メイリン一択なんでしょうが、あくまで傍から見ていればで(それも、特にアスランが好きだったりカガリが嫌いだったりしたらさらにバイアスがかかるのだろうと)
アスラン側として、「守りたかった」という気持ちそのものに嘘はないわけで、
それが「できなかった」のも事実だから、動機の部分が「好きだから」→「対して好きじゃなかった」の部分が変わったとしても、守りたいと思った気持ち自体は無効にならないのではないかな、と。

アスランが、ある意味「うっかりと」カガリに踏み込んでしまったのは、
吊り橋効果とか、ラクスへの失恋のショックとか(アスランの性格上、ハロ贈り続けたというのはそうとう入れ込んでいたのでしょうし。身を引いたのは、必ずしもキラに遠慮してってだけじゃなくて、負い目もそして、やはりラクスの行動への不信もあるのではないかと思うのですが(指導者なり同志なり改めて距離を再構築できていたら、ミーアを黙認することに対して、もっと慎重になったでしょうし))

なんだかんだで、カガリが裏表のなさそうなところが、色々と抱えたアスランにはいい息抜きになったとか、
やはり、キラの血縁という気安さやらあったからで、
そのあたりの慕わしさを、恋だと勘違いしなのかな、とか。

ただ、好きだから守りたいとう感じじゃなくて、
キラ→フレイ、シン→ステラ(フレイ→キラや、ステラ→シンについては、幼い依存から踏み出しかけた恋に近い感情があったかもしれないけれど)
もそうですが、過程は多少違えど「自分が守らなければならない相手」という意識があった。
その動機が(キラ→フレイとシン→ステラは、相手の容姿が好みというものすごい基本の一歩があったとはいえ)
感謝だったり、庇護欲だったり、贖罪だったり、理由はかならずしもストレートな恋愛感情ではないですが。

けっこう、キラフレ、シンステ、アスカガについては、
男側からの、ある意味では軽はずみな約束(シンとアスランは相手の立場をよくわかっていなかったから)
(キラの、大丈夫だから、シンの、君は俺が守るから。アスランの君は俺が守る)
と、そして戦わなければならない現状に対する、「意味」「理由」
(キラは、AAで、アスランと敵対しながら同胞と戦かわなければならない状態。
シンも、全てを失い、やりきれなさから、力を手にしつつ、敵とその理由を後付けで求めている状態。
アスランも、今まで築いてきたつもりだったものを全て失い(キラとラクスと父とザフト)父を止めなければならない状態ながら、もっと積極的な戦う意味が欲しかったのでは、と)

ただ、カガリだけが、力で守ることではなくて、カガリの、オーブの政策にコミットすることが必要で、
むしろ、勘違いの恋愛感情が晴れた今、カガリを守るということがどういうことか、キラ達が目指していたものは、なんなのか、
ということがようやくクリアに見えてきている状態なのではないかと・・・(それはオーブという国を信じて家族を失ったシンの気持ちへのコミットと共に)

なので、「しばらく」アスランは、改めてカガリを守るとはどういうことか、を見つめているのではないかと・・・

守れなかった少女という意味ではミーアもあたりますし、
メイリンに対しても、責任は感じているのでしょうから、彼女の今後もしばらく気にするでしょうが。

キラとカガリを守りたかった、というのが、アスランがあえて「選んだ」理由であるのは事実なので
(プラントを守りたかったといっても嘘ではないし、そういってもよかったし、その方がアスランとしては真実に近いと思うのですよ。ただ、あえてこの理由をあげたなら、それも本人達に。
それに対して落し前をつけようとするのではないかと・・・
キラに対しては、キラはもう自分が守る対象ではなくて、彼自身が大切な人を守る人だ、という意識で。
カガリに対しては、守るということはどういうことだったのか、ということに対して、
改めて見据えて、彼女にとって自分がとれるポジションとか、見つめなおす気がするかなーと。(恋愛抜きで)
アスランは数年後スパンくらいでプラントに戻るでしょうが、
その間は、カガリにせよ、メイリンにせよ、どちらも選ばない気がする・・・

メイリンもまだ、完全にアスランという人を分かっているわけではないですし、(脱走を手伝ったのは、こんなに好きだからというよりは、彼女なりの信念、本質を見抜く力みたいな部分もある気がする)
それなりのスパンおいて、アスラン自身が自分の傷心やらやり残しと向き合った後、
その時の情勢次第って感じかなーと。
ただ、まだしばらくは、アスランはカガリを守る(ある意味ではオーブという国ごと評価する)あたりでいくのではないかと・・・

とまぁ、私が勝手に思っていることですが。
アスランは(自分が)思っていたほど好きじゃなかった、という感じで、
カガリは(自分で)思っていたよりも好きだったという感じかな、と思いますが・・・・

アスラン自身、ラクス、カガリという経過を経て、(ある意味ではキラも)
誰かを大切におもうことの意味を問い直す時期なのではないかなーと・・・

これしばらくアスラン独り身だろうなーーーという個人的予想ってだけの記事ですね・・・・orz

スピンオフといえば

2011-06-17 01:01:05 | SEED DESTINY
といえば、って唐突だろうという感じですが、
今月のアニメディア、2年前の時は、内容に思い切り劇場なりその他媒体といえどもなにかしら展開の話があったんだったなーと・・・いう感じで。

個人的に、見てみたいのは、キラとカガリの生まれてからあとの展開が気になるというか・・・
なんとなく気になっているんですよね、
ブルコスの最標的というのは、ウズミ(の娘)は目立ちすぎるし、カリダは、ヴィア(というかユーレン)からかかわりが近すぎるのではないかとも思うのですが・・・(ユーレンの義妹ですし)
・・・ただ、キラは育て方に、安全以上に親身な愛情をかけれる人ってのも必須条件だっただろうしなーとも思うし、
やっぱ妥当なのかな・・・

ユーレンという人は、どうなんでしょう・・・
私は、キラの容姿がビィアに似てるってのは、彼のキャラを考えるに参考にしていいのかな~って思う。
最高のコーディネイターを目指して、容姿は妻と同じ色彩を持たしたわけですし・・
けっこう妻に対する愛情とかコンプレックスをこじらせたのも動機のひとつだったのではないかなーとか・・・
なので、勝手にパトリックと似たところがあるのでは、とか思っていたり・・・彼の場合は愛情と罪悪感(守れなかった)の果てといった感じかな・・・と、本当に印象ですが、


ところで、スペエディで、キラの両親の名前が判明したわけですが、
わりとこだわりなく、ユーレンとビィアのことを「父親は」「母親は」と言っているのが、印象に残っていたり・・・
地味なところだけど、キラの強いところかなーとも思ったり・・・

さて

2011-06-15 22:24:34 | SEED DESTINY
最近は、やたらオーブを持ちあげる発言をしていますが・・・・・オーブが理想の国だっていう気はないです、さすがに。


キラが、いわばヘリオポリスにおいて、周囲の友人たちを立てる方向で過ごしていたこと
(アスランとの幼少時との対比的にみても)
エリカが「隠れ」コーディネイターだったことをことなんか見れば、
コーディネイターが「のびのびと」暮らせる国だったわけではないのかと・・・
コーディネイターだってバレることが致命的なのではなくて、
あくまで相手に「恐怖心」を抱かせないように、
私は貴方方に従属しますというか・・・
隠れコーディというのは、かならずしも知られることが問題ではなくて、
コーディネイターであることを公言しない=ナチュラルが主体の場であることを認める、という意思表示として有効なんじゃないかなーと。自分の生まれながらの種族とか属性を隠したり偽ったりするというのは、多かれ少なかれ屈辱や苦痛を感じるでしょうし、それを受け入れて、なお、一緒にいることを選ぶというかですかね。
いわば、腹を見せて恭順を示す、というのは、ナチュラル内でコーディネイターが暮らすには、強いられる待遇なのでは、と・・・

シンとマユ、アスランとキラの仲の良さというのも、コーディネイターが、ナチュラルの中で過ごす時、
ペアないしグループごとで、島宇宙をつくることが自然になされていたのでは、とか。
(コーディネイターで一括して纏まっちゃうと恐れられそうだし・・・コペルニクスで引っ越しが続いたのも、そういうペアやグループが欠けることに引きずられて、という面もあったのでは、とか)

ただ、逆にいえば、その程度の譲歩をすれば、友達をつくることも、家族をつくることもできる。
これは、おそらくあの世界においてはかなり上等な部類なんだろうな、と。

オーブの、ナチュラルとコーディネイターの共存というのは、
ナチュラルが優勢であり、主体である、ということを前提としたものであるのだろうと。

現モデルが、おそらくこれしかないんだろうな、と。

キラやシンはこれにおそらく適応していたし、ラクスもあえてこのケースを選んだ。
(ナチュラル和解という目的の為に。逆に、出生の問題がなければ、
クライン派は、むしろナチュラル相手に完勝して、十数年単位の安全をもぎ取り、
その間に、食物生産をつくる、完全独立及び国力強化路線に行ったのではないかなーとも思ったり)


だけど、このやり方は、プライド高くて正義感の強いアスランにはキツい・・・・というか、無理だろうなーと。
キラに無印戦後もうちょっと余裕があれば、「オーブで暮らすの君が思うよりも大変だと思うよ」くらいのアドバイスができたのではないかなーとか。しかもいたの首脳部だし。
キラはそういうの、ローストレスで、できるだろうとは思うけれど、
それなりに、引っかかったり、傷ついたりしてきた面もあって、サイへの「やめてよね~」の一連は、
平時も含めた積み重なりもあったのではないかと・・・


キラの選んだ道というのは、
コーディネイターがナチュラルを立て、ナチュラルに使われること、を前提とした共存であり、
そして、それは、あの陰惨な、無印初期のAAにおける人間関係の配置の追認であるのではないかと・・・


あるいは、コーディネイターの自尊心と能力が、最大限保障され、
そしてクォーター制度みたいな感じで、ナチュラルとの共存を図るという逆パターンのシステムが作れるか、
アスランが求めるとしたらそっちかなーとか、
・・・今後プラントはこっち行くかな・・人口は今後減るだろうし、戦争で人口構成歪になっているだろうし・・・

この小説はフィクションです

2011-06-15 21:35:57 | SEED DESTINY
書いてあればなにを書いてもいいと思っていると、とある小説家さんは、後書き代わりの作内キャラ座談会で、自分のキャラにつっこませていますが、
・・・・このブログは、このブログは考察ブログではありません(←プロフィール)と書いておけば思いつきをぽんぽん書いてもいいと思ってるブログかと思われます・・・・なのでテキトーに読み流してください>_<


なんとなく思ってることを~・・・

えと、シーゲルとパトリックのことなのですが、この2人の関係というのは、ただの穏健派と主戦派(というか、親ナチュラル思想と反ナチュラル思想)だったのかなーと。なんとなく印象なのですが。

案外対外的な擬態だったのではないかなーと。
私は、基本的な気質な、アスランとパトリックは似ていると思ってるので、
パトリックも元々は「お人好し」だったのだと思っているのです・・・

それで、この2人というのは、パートナーとして、
シーゲルの政策の、補完や印象操作をやってきたのではないかなーというか、
あえて、穏健派対主戦派みたいなイメージをつくってきたのではないかと・・・

シーゲルの施策を、甘い、みたいな言い方でパトリックが反対したりとか、そういう感じで、
印象を操作したのではないかと・・・
シーゲルがそれなりに大胆なこと行っているのに、パトリックが、実現不可能なことを提案したり、その内容を批判することで、
それがマイルドなものに見えたり、妥当なものに見えたり・・・
そしてシーゲルという人を、コーディネイターにもナチュラルに対しても「舐めさせる」というかですかね。


2人の悲願、コーディネイターが、安全に幸せに暮らせる場所をつくる。
それは一世代でできるとも思っていなくて、アスランとラクスの婚約も、
自分たちの地盤とか人脈とか、背負ってきたものもろもろを継がせる面もあったのではないかなーとか。
(なので意図的に対の遺伝子になるようにコーディネイトしたとか)
もちろんわが子可愛さ、ふたりの幸せも考えていたけれど、ファーストインプレッション以降、良好だったから安心していたのではないかな、とか。
男性のアスランの方が、将来矢面になる度合いも高いから、
あえて、ラクスとのことを知らせず、幼少時から変な気負いで委縮しないように、して、
より内面的な覚悟を求められるラクスは、ある程度そのあたりも聞かされていたのではないかなーとか・・・・


だけど、ユニウスセブンで前提が全部崩れたのではないかと・・・。
結局、ユニウスセブンの後、独立を宣言したことで、事態は一気に進み、
そして、妻を殺されたことで、パトリックが「本物の」主戦派。ナチュラル全面否定派になってしまう。
ここから2人の歯車は狂って行って、そして致命的な齟齬は、
コーディネイターの出生率の低下。

ラクスが、プラント全土に「婚姻統制をひいてなお生まれてこない子供達」「すでに未来をつくれない私達」
とまで言い切っている以上、婚姻統制は気休め程度にしかならなのだろうと。
むしろ、コーディネイターのみでの自己解決にこだわると、取り返しのつかないことになる、という危惧があったのでは
我々には時間がないという通り。
おそらく、第二世代の出産の問題が具体化する直前の年齢分布になっているだろう、「今が」
コーディネイターという種の、人類史におけるピーク。
シーゲル親子の危機感というのは、ただ、血を残せないことではなくて、
たとえこの戦争に勝利して、目先の勝利を得ても、自分たちの死後、自分の子供達が老い衰えた時に、一気に復讐されることを恐れてという面もあるのでは、と。

結局、コーディネイター(の技術)で解決できる道に固執したパトリックと、
それはもう無理だと諦めたシーゲルというのが、最大の対立軸だったのではないかなーとか、

コーディネイターに未来はない。

この危機感を共有できるかどうか。受け入れることができるか。
それは、ナチュラルとの和解を目指すかどうか、穏健派、などという「理想」ではなく。



というようなことを、おとといくらい仕事中に(マテ)つらつらと考えていました。
いえ、あの状況下でのコーディネイターをまとめてきたシーゲルが、本当にただの温和な人なのかとか、
そういうあたりからの妄想なんですが・・・・
クライン親子が、ザラ親子より甘いとは思えないなー・・・とか・・・

ぽぽぽぽーん

2011-06-11 14:47:58 | SEED DESTINY
↑挨拶


今月のアニメディア 思い入れのある歴代アニメ作品ベスト30
SEEDシリーズ3位ヽ(*´∀`)ノ 
思い入れのある男性キャラ4位キラヽ(*´∀`)ノ 
思い入れのある女性キャラ11位ラクスヽ(*´∀`)ノ 
おめでとうございます!ヽ(*´∀`)ノ 
投票してくださった方々ありがとう(>人<)←・・・・お前は?

ラクスは、ちょっと落したかなという感じですが、
キラも順位は落していますが、票数だけならむしろかなりあがってますね~
去年は買っていないのですが(いやだって記事なかったし・・・)
一昨年とくらべても、キラ→4468票→5841票 作品4385票→5354票 とあげてますね~
作品ランクUPと共に、・・これはむしろ昨年記事がなかったことへの反動では??と思いつつ。

書き下ろしは、森下さんで、
キララクシンルナアスメイ、皆スーツにドレスです~
記事内容は、キラ中心って感じですかね、感動がキーワードみたいです。
あおりとして、ひたむきに生きるキラの強さ、台詞は、「それでも守りたい世界があるんだ」
ポイントとして、みなの平和に対する想い(慰霊碑シーン)
キラとラクスの大きな愛(これは書き下ろしイラストにかかっています)
あと心が震えたってポイントで、一話の、キラとアスランがお互いに気付くシーン、
(あの目を見開いた、ナイフを構えたままとまったアスランと、それを見上げるキラですね。
・・・だけど、これキラよく気付いたな、と思う。このヘリオポリスでの行動、キラ基本的に冷静っていうか、肝が据わっていますよね、敵兵あしらいつつOS書き換えるのは言うまでもなく、マリューへの対応とか、カガリを女の子だからとシェルターに捻じ込む対応にしても・・・、なんとなく、運命キラに繋がるキラの基本的気質ってのは、製作サイドにはこのあたりにあるのかもとかちょっと思ったり、ストライク搭乗以降、よく泣く健気で優しい少年って印象が上書きされてったのかな、と。)

ところで、本文末尾の「今でもキラとラクスが本誌に搭乗するたび大きな反響が寄せられる」とあるので・・・
ちょっと前に、森下さんのキララクイラストで特集あったけれど、
実感として、編集サイドにも二人の人気ってあるのかな・・・

ちなみに、個々のキャラについてる文、
・・・一番突っ込むの余地がないのが、キラかな。普通の工業学校の学生から、多くの戦いを経て、当代一代のMS乗りになった最高のコーディネイター。シリーズを通して、ストライク、フリーダム、ストライクフリーダムと3機のガンダムを乗り継いだ。

とある。
あとちょっと気になったところ。
ラクス→平和主義者だったプラント最高評議会議長の娘 シーゲルは、必ずしも平和主義ってだけでもない気がする。本編だけみてるとともかく、年表見てると、凄い人だなーというか、本当にコーディネイターの指導者だったんだなーと思う・・・いえ、実はあまりしっかり見てないのですが←設定音痴
ところで、キララク項目、争いを嫌う少年と平和を訴える歌姫の運命の出会いという書き方ですが、
ラクスとしては、むしろ、平和のためという大きな大義と距離を置ける人を望んでいた気がしますー

あと、ちょっとひっかかったのは、この言い方は珍しいなーと思ったのが
ザフト→武装組織、シンとアスラン→ガンダム乗りという表記。キラのとこみたくMS乗りとしてほうがしっくり来るのですが・・・
でもこれだけは言いたい。アスラン項目・地球連合や中立国オーブ、ザフトを行き来したガンダム乗り。・・・連合には行っていないです!! 文章が大雑把なだけだとは思いますが、これはさすがに・・・orz

スタッフインタビューでは、福田監督さん登場。
「ガンダム」を2本連続で作れてよい経験に。
作っているときの苦労もだんだん忘れてきた、ということですが・・・
5年以上たっていて、だんだん、というのも、そうとうな苦労だったんだなぁ、とm(_ _)m
あと、監督さん自らの台詞引用で、クルーゼの「これが定めさ!知りながら突き進んだ道だろう!正義と信じ、わからぬと逃げ、知らず、聞かず、その果ての終局だ。もはやとめる術などない!!」と。これが今にも通じているのが怖いとコメントされていました。
ところで「これからもできるかぎり、ファンの皆さんに面白い作品をお届けしたいです」で閉め。



今月は、別冊に、歴代を振り返った冊子がつきます。
見開きで一年ずつ。・・・そういや、アニメディアと私ってほぼ同い年だなー
2003年と2005年で、キラが「今年の顔」って事で書かれていましたー