主人の姉の墓参りに東吉野へ。
姑が亡くなって7年。小姑が亡くなり3年・・・・・・台風のような姉でした。
姑が連れて行ってくれたのでしょうか・・・・もう怖いものはないのです。
すみません。合掌・・・・
今回は日帰りせずに桜井に一泊です。ゆっくり奈良をまわります。
談山神社、中大兄皇子と中臣鎌足が本殿裏山の多武峰の山中で「大化の改新」の談合を行いました。
多武峰はその後、談峰・談い山・談所ガ森と呼ばれるようになり、現在の社号の「談山神社」と
なったそうです。
重門の神廟拝所。
鎌足公御神像。不気味です。
鎌足公御神像の両側に勝軍地蔵と不比等公像。
勝軍地蔵は戦乱の中世に突然現れた軍神様。鎌足の化身だといわれております。
現在は勝負の神様として信仰されているそうです。
秘仏、如意輪観音菩薩。秘仏なので写真だけ。
壁画を見ていると、えらい懐いた虎がおります。
塔の高さ17mの十三重塔。
緑がきれいです。
蘇我入鹿誅殺図。刀が中大兄皇子、弓が鎌足。スッコ~ンと首が入鹿の首塚まで飛んで
いったのでしょうか。右の掛け軸は聖徳太子様。イメージと違うわ!!
色々なおみくじがあります。御利益はどうなんでしょうかね。
次は聖林寺。
門前から卑弥呼の墓とも言われる箸墓古墳が望めます。小高い所にあるので若草山の山焼きの
時には赤い炎が北の空を染めて燃え上がるのをはっきりと見ることができるそうです。
安産子授けの子安延命地蔵菩薩。
掌全童子と掌悪童子
よく見るとおへそが✖・・・・撮影禁止でした。スミマセン・・・・・
この小さなお寺に国宝十一面観音菩薩。もちろん撮影禁止です。お札の観音様を撮っておきます。
次は阿部文殊院。安部一族発祥の地で安部仲麻呂・安部清明が出生された寺院でもあり陰陽道の
源流の寺院だそうです。
さすがです。日本三文殊第一霊場、ランドセルのお守りです。
浮御堂には安部清明公の掛け軸が公開されております。もちろ有料です。でも京都の清明神社にも
同じ軸があるような。何で?
撮影禁止の渡海文殊菩薩群像・・・・・800年前の鎌倉時代の快慶作で獅子に乗った文殊様は
7mの高さがあり日本最大の文殊菩薩だそうです。圧倒されます・・・素晴らしい!!
文殊院西古墳。この古墳は西暦645年頃、文殊院を創建した大化の改新時の左大臣
安部倉梯麻呂の墓と推定されております。
この日泊ったのは「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」
奈良県が運営する「奈良食と農の魅力創造国際大学校」の敷地内にあり指定管理者として
広尾のレストランひらまつがオーベルジュを運営しています。(国内・海外にも支店があるそう・・・
知らんな~)
大学校では、農業の担い手を養成する「アグリマネジメント学科」、農業に関する知識を持ち
世界に通用する優れた料理人を目指す「フードクリエイティブ学科」食と農のトップランナーを
育成しオーベルジュのレストランで実践研修がおこなわれるそうです。
ウエルカムドリンクはフランス産のオレンジジュース。
部屋はエグゼグティブスィート2室、ツインルーム7室の小さなオーベルジュです。
もちろん私たちはツインルーム。夕食をアップグレードコースにしました。
木の素材感を生かしたシンプルなデザイン。天井には吉野材を使い、ランプシェードは吉野ヒノキの
灯りです。
廻りは田んぼに畑。テレビは奈良県に工場があるシャープ。(渤海に買収されてしまいました)
レストランで夕食です。
フランスエシレ村で生産された発酵バター。主人はバターのおかわりをしておりました。
彼はバターにパンを塗る人間です。
お腹いっぱいです。
翌日も快晴です。
朝食はレストランのテラスでいただきました。
見た目も大事ですよねぇ・・・。家では絶対できない!!パンと紅茶で十分。朝からこんなん
作ってられへんし!!お皿洗うのもしんどい!!朝から疲れるわ!!
食後の散歩。敷地内をブラブラ。
樫原神宮。神武天皇が国内を統一され。畝傍山の東南、橿原の地に皇居を造られ即位の礼が行われ
ました。明治に入り民間有志が神武天皇の御聖徳を尊び敬いたいという思いから神宮創建の請願が
出され明治天皇が元京都御所の賢所と神嘉殿を下され明治23年4月に橿原神宮として鎮座されたそう。
樫原市の今井町。古い町並みが保存されております。
約500軒が昔からの建築で現在も一般の方々が生活されています。
JAならが運営する「まほろばキッチン」1236㎡の全国最大規模のファーマーズマーケット
鮮魚コーナーも充実しております。お寿司は県産のヒノヒカリをつかっているそう。
うらやましいです!!私の住んでいる周辺には無い!!以前は大原の里の駅と滋賀県の守山の
ファーマーズマーケットに週一で行っておりましたが、車で時間かけて重たい荷物を運び・・・・
主人は簡単にガガガーッと食べてしまうのです。あほらしなって止めました!
最後は三輪明神大神神社。
御祭神の大物主大神がお山に鎮まるために本殿は設けずに拝殿の奥にある三輪山を拝するという
原初の神祠の様式を伝える日本最古の神社だそうです。
孫に買ってしまいました。