ni-tomoの日記

日々のモチベーションの源をダラダラとつづってます

『さくらん』

2007-02-27 21:41:30 | 映画の日

安野モヨコの原作を写真家蜷川実花が初監督して、土屋アンナが主演している話題の映画。

私は原作未読、予備知識無しで観賞。「花魁」「吉原」だけが事前に仕入れた情報でどういう展開が待っているのかしら?と思ったら王道一直線のストーリー。私は「お約束の展開」って大好きです。でもね、ストーリーに意外性がない時は演出や脚本でどうにかこうにかしてくれないと、魅力が半減してしまいます。

静止画として見たら美しいシーンはあったけど、映画として全体を観た場合に美しく撮るべきシーンが違うだろうと思ったのです。新造きよ葉としてアンナちゃんが画面に初めて登場したシーンに比べて、日暮と名を改めて花魁道中をするシーンや、主人公が生きる世界を演出する桜のシーンのインパクトが弱く、全体的にぼやけてしまった感があります。

濡れ場のシーンは「乳房はいいけど乳首はダメ」「腰骨まではいいけどお尻の割れ目はダメ」という撮影の制約がわかるようなカメラワーク。大胆な濡れ場を撮りたいなら脱ぎっぷりのいい女優を選べばいいし、自分のイメージする女優を使いたいなら肌の露出にこだわるのではなく、哀しい官能の世界を表現するための他の手法を選ぶべきです。

虚構の世界「吉原」でしか生きられない花魁、花魁が夢見る外の世界の対比や各登場人物の心情を独特の色彩、音楽で見せてほしかったです。物語後半は私でも先読みできてしまう台詞と展開が続きイタかった・・・。「てめぇの人生、てめぇで咲かす」と言い放つほどの人生を彼女が選んだとは思えないラストシーンも不満足。

非常に期待が高かった作品だったので、観賞後はなんだか残念な気持ちになってしまいました。作品の質がどうこうではなく、私好みの作品ではなかったということだと思います。


母の発見!

2007-02-25 00:57:08 | 独り言の日

花粉症で悩まされている方には嫌な季節がやってきますね。KING家母もヒドイ花粉症で、花粉症が「春の風物詩(?)」と世間で認知される前から苦しんできました。

私がまだ小学生の頃は、なんで毎年春先になると鼻水が止まらなくなり体調が悪くなるのか母自身も理由がわからかったようです。母は年度末・年度始めの保護者会にマスク・眼鏡の完全装備で現れていたので、「nitomoの母ちゃん、指名手配されてるのかぁ?」と、私は同じクラスの男子から、よくからかわれていたものです。・・・それにしても子供って罪なことを言うわよね。

さて、花粉症となが~いおつき合いをしている母が先日大発見をしました。何かと言うと花粉症に正露丸が効く!と言うのです。正露丸って・・・アノ正露丸です。ラッパのマークの正露丸。母が言うには今年に入ってから一番花粉がキツイ日に、たまたま腹痛になったそうなんです。「今夜は鼻詰まりで眠れそうにないわ・・・」と憂鬱になりながらも「腹痛だけでも何とかしよう」と正露丸を飲んで寝たら・・・あ~ら、不思議。鼻詰まりが解消し、夜もグッスリ快眠。その日以来、数日間は鼻の調子が良かったそうな。

母の発見を聞いた私は「ふ~ん、じゃぁ花粉症の人に正露丸を薦めてあげれば?」と自分が花粉症ではないので適当な返事をしたところ、「でもね、まだ科学的根拠がないのよね。あと数回自分で試してみて確証が持てたらこっそり広めてみる。」と、かなり真剣な様子。科学的根拠なんてあるわけないし、ただの思い込みだろうと思うのだけど、母の戯言に興味を持たれた方は、ぜひお試しください。


姫☆鏡☆

2007-02-23 22:06:07 | 美容の日

Photo_22 本日(2007/2/23)から限定発売のジル・スチュアートのコンパクト・ミラーを購入。

先日、美容院で読んだ雑誌にジルのコンパクト・ミラーが限定発売される記事が載っていて「これは、可愛い!」と帰りにジルのカウンターに寄って予約しておいたのです。

現在使用中のアナ・スイの手鏡は見た目が可愛いいのはもちろんのこと、使い勝手も良いので、別の鏡を使うなんて考えもしなかったのだけど、コレは特別。キラキラ輝いていて綺麗だし拡大鏡もついている優れもの。しかも限定ですから!

ミラーと一緒に新色グロスも買ってとってもご機嫌です。Photo_23


Invitation

2007-02-22 16:35:24 | 読書の日

Invitation (インビテーション) 2006年 10月号 [雑誌]

発売直後、カン・ドンウォンくんのファンの皆様のブログなどでも「この雑誌は買って損なし!」のコメントが出まくっておりました。もちろん私も買う気満々で自宅近くの本屋に行ったのだけど、田舎の本屋は仕入れ冊数が少ないのか疲れ果てた1冊がラックにあるのみ。その場で立ち読みしたところドンウォンくんの写真が素敵で、とってもとっても欲しかったけど、あまりにくたびれているその1冊を購入する勇気は湧かず、泣く泣くラックに戻した思い出があります。

先日、渋谷の本屋のバックナンバーコーナーで「Invitation 10月号」の美品(←ポイント)と再会した時はホントに嬉しかったです。ドンウォンくん目当てで購入したわけですが、家に帰ってゆっくり見たら、眼鏡姿の柳楽優弥くんの写真もあって、かなり幸せな1冊です。


ティアラ展

2007-02-19 00:08:59 | お出かけの日

Tiaramainv_2

http://www.ntv.co.jp/tiara/main.html

Photo03 渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「プリンセスの輝き テイアラ展 ~華麗なるジュエリーの世界~」に行ってきました。

展示されているティアラの数も多く、1つ1つの造詣が細かくてうっとり。展示されているティアラを実際に装着している写真や肖像画も掲示されていて、とても楽しめました。「こんなゴージャスなティアラをどうやって着けるのかしら?」なんて思いながら写真を見れば・・・なるほど!ティアラに見合うドレスを着て髪を整えているのだから、全く違和感がないわけです。それにティアラを着けるような方は人前では椅子に座っていたり、お辞儀をする必要がない方々ですからね。少々ティアラが大きかったり、重かったり、不安定でも、首を痛めたりティアラが落下する心配はなかったのかもしれません。

ティアラ1つ1つに、それぞれのストーリーがあって「娘が嫁に行くときに宝石を付け替えて加工した」とか「家畜を買うために代々伝わったティアラを売った」とか、結構興味深い話もありました。

私が1番好きだったティアラはミキモトが今回のティアラ展用に出展した現代版のティアラです。今の時代に「可愛い」と思えるモチーフがたくさん使われていて、とても素敵でした。

ほんの一時ですが、姫気分を満喫・・・・。