このタイトルは、テディ・ベアの視点からのみちるです。
今回、リクエストをいただいたのは、「台風」「停電」「濡れた肌」でした。
このうち「台風」と「停電」を消化しました。
小説の内容的には、別に台風の日じゃなくてもいいし、停電していなくてもいいんですよ。
ただ、ほたるに渡したテディ・ベアがあれば物語として成り立つといえば、そうなので。
ですが、今回は名探偵ポアロのように物語は2つも3つも同時 . . . 本文を読む
レイが見えない何かのために振り回されていても、結局、みちるはそれを推し量るだけで、何もしない。
みちるは、まったくレイの身に起こったことを知らないまま、そして夏が過ぎていく話です。
この話は、実は「come what may」 と 「海の中、光る炎」の間に起こったことです。
海の中、光る炎は、死にゆく少女を目の前に、レイは「生きている海王みちるの心」のために愛野美奈子を引きずり出して、騒動 . . . 本文を読む