107人の命を奪った脱線事故から2年。JR西日本は変わっていない。
志望の大学に進学して希望の生活をスタートさせた者、連休を前に心を弾ませていた者…。何の罪もない乗客が犠牲となった。2005年4月25日午前9時18分のことだ。
2年たっても、遺族の悲しみは癒えない。負傷者もPTSDに苦しんでいる。にもかかわらず、JR西日本は、107人が死亡し、500人余りが負傷したという事実を真摯に受け止めていない。それは、その後もトラブルが絶えないという事実。「今もコストダウン優先で、安全も外注している」という関係者の弁からも分かる。
現社長は「取り返しのつかないことをしでかした」というが、贖罪の意識は、社員に共有されているとはいいがたい。
補償交渉が難航しているというが、JR西日本の誠意のなさが遺族・負傷者の神経を逆撫でしているからであろう。当時の責任者は、引責を装っただけで、関連企業に天下って、ぬくぬくと生き長らえてる。被害者に接触していないというから驚きだ。
「生き残ったことに罪悪を感じる」という負傷者の言葉、「食品会社の場合、不買運動で叱責することが可能であるが、鉄道の場合、消費者は他の商品を選ぶことができない」という一般乗客の不安の言葉を、JR西日本は、どう受け止めるのか。
志望の大学に進学して希望の生活をスタートさせた者、連休を前に心を弾ませていた者…。何の罪もない乗客が犠牲となった。2005年4月25日午前9時18分のことだ。
2年たっても、遺族の悲しみは癒えない。負傷者もPTSDに苦しんでいる。にもかかわらず、JR西日本は、107人が死亡し、500人余りが負傷したという事実を真摯に受け止めていない。それは、その後もトラブルが絶えないという事実。「今もコストダウン優先で、安全も外注している」という関係者の弁からも分かる。
現社長は「取り返しのつかないことをしでかした」というが、贖罪の意識は、社員に共有されているとはいいがたい。
補償交渉が難航しているというが、JR西日本の誠意のなさが遺族・負傷者の神経を逆撫でしているからであろう。当時の責任者は、引責を装っただけで、関連企業に天下って、ぬくぬくと生き長らえてる。被害者に接触していないというから驚きだ。
「生き残ったことに罪悪を感じる」という負傷者の言葉、「食品会社の場合、不買運動で叱責することが可能であるが、鉄道の場合、消費者は他の商品を選ぶことができない」という一般乗客の不安の言葉を、JR西日本は、どう受け止めるのか。
エントリー記事0076号