とことこ話

思ったこと/気づいたこと テーマは決めず! ・・・・・・・ だけどほぼスポーツネタにいってしまいそう.....

「牧やんを、全員が気持ちで援護」 & 「チームの大きな課題が解消できた事を確信」

2011年05月27日 | スポーツ
  
埼玉西武ライオンズ、マツダスタジアムで広島カープに2連勝です。

先発の牧田くん、今日もゲームメイクしっかりで、「先発投手として」「ローテーションの核として」完全に役割を果たし続けてくれますね。
本当にまるで「エースの座を10年守り続けるベテラン投手並み」....敬服です。


そして、これも毎回お約束の「牧田くんへは打線の援護なし」の試合展開。
牧田くんが4回に2点を奪われながらも、それ以外はランナーを出してもしっかり辛抱して抑えている姿にも、打線は相変わらず応える気配もなし...勝ち越せないまま2-2の同点で試合は9回へ。

・・
・・・う~ん、辛いなぁ...今日もブログで、

「援護なき牧やん」
「普通だったら勝ち星がついていいピッチングだった牧やん」
「報われない牧やん」

と書かねばならないのか・・・? 更にそれに加え、今回は初めて「サヨナラ負け」という言葉まで使うことになっちゃうのか・・・?


そんな不安を、乗り越えられたのは...

勿論、牧やん自身の最後の最後まで(9回2失点)の踏ん張りがあった事と、チームメイト全員がおそらく持っていた「牧やんに勝ち星を!」の強い意志があったからこそでしょう。

全員で、よく乗り越えてくれました。よく勝ち星に結びつけてくれました。
ありがとう!

この勝利は、ライオンズの選手全員で掴んだものなのですが、私個人的には、特に「2人の若獅子」の凄さに感服した終盤でもありました。。



■若獅子の凄さ~1人目

勿論栗山くん。
9回裏の広島の攻撃、一死1・2塁で、ライオンズはサヨナラ負けのピンチ。
そして、牧田くんがカープの倉くんにバックスクリーンへ向けて痛烈な打球を打たれた瞬間、私....

「あーぁっ、サヨナラ負けだぁ....(絶句)」

となった訳ですが....
・・
・・・これを栗山くん「野球漫画に載るような背走・背走・また背走」で、最後は完全な後ろ向きにジャンプ一番、奇跡のキャッチ!

良くぞ・良くぞ捕ったなぁ....。
これは間違いなく「絶対サヨナラは嫌だっ!」「牧田を負けさせる訳にはいかないっ!」という栗山くんの思い、そして選手全員の思いが乗り移ったスーパーファインプレーだったんだと思います。(・・・誰が何と言おうと、私にはそう見えました)


そしてその栗山くんが、延長10回表二死2塁から、左中間への決勝タイムリーツーベース。
これも、ヒーローインタビューで栗山くんが言っていた「とにかく牧田に勝ちをつけたくて」という強い強い思いが、打球を広島野手の正面ではなく、誰も居ない左中間に向かわせた理由のような気がしました。

「浅く守っていた広島のレフトとセンターが、追っても追ってもその遥か向こうへ栗山くんの打球が飛んで行く」

というシーンに、私、「牧田、牧田、牧田のために抜けていけーっ!」という思いでしたので、この部分では、獅子選手達と全く同じく「牧田に勝ちをつけるために!」という強い思いを抱いていたと「自負」いたします。

凄かったな、栗山くん....(いまだに感激状態の私です...)。



■若獅子の凄さ~2人目

私が「凄さ」を感じたもう1人として挙げたいのは、
・・
・・
銀仁朗くん!

リードが本当に素晴らしかった。
もともと制球がいい牧田くんではありますが、その制球力をベースとした緩急・コースのリードは絶品です。

特に3-2と勝ち越した延長10回の最後の守り。
岡本篤志さんが三者三振というパーフェクトリリーフで締めくくった訳ですが、これは勿論岡本篤志さんが素晴らしかった事に加え、銀仁朗くんのリードがあってこそ、と思いました。
とにかく、速球とチェンジアップの選択が圧巻。試合の状況(場面)と打席のバッターの様子が良く見えてこその技なのでしょうが、それに加え....

「その日の投手の調子を実際に体感した上でリード方針を決める」
「その方針を、イニングの途中でも、打者によっても柔軟に変更する」

という事を、易々と行っているよう見えた銀仁朗くん。

・・
・・・いつの間に、こんなリードを出来るようになったんだろう。
細川さんの後を受けての正捕手って、きっと今シーズンの銀ちゃんは苦しむんだろうな、と思っていたこれまででしたが、ここ数試合のリードぶりを見て徐々に感じていた「とてつもない成長ぶり」を、まさに確信した昨日のゲームでした。


正捕手・銀ちゃん・・・ファンとしてもう安心です。頼れます。
おそらくシーズン序盤にあった、「負けている展開だったら代打を出される」とか「接戦だったら、塁に出ても代走を起用される」というシーンも、今後ほぼ無くなるかもしれません。
(・・・昨日も、延長10回表に出塁した銀ちゃん(・・・その後決勝のホームを踏む事になるのですが)に、代走起用はありませんでした・・・これもベンチからの信頼の証(あかし)だと思えました)



とにかく、獅子軍団全員が牧やんに勝ち星を!で意志統一された昨日。
本当にチームとしての魅力を感じられたゲームでした。

そして、更に、「正捕手問題」というこれまでの課題が、本当の意味で解消した事を実感もできたゲームでもありました。


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