ブラシレスモータ対応赤外線受信機

　ポータブルMDプレーヤを分解して取り出したブラシレスモータをインドア・プレーンの動力に使えることがわかり、ジャンクMDから取り出したモータの改造が盛んに行われるようになった。

　MDブラシレスモータは小型軽量で、減速装置を組み込む必要もなく、軽量なインドア・プレーンの動力に向いている。

　ただし、ブラシレスモータをドライブするために、受信機とは別にブラシレスコントローラが必要になる。

　そこでブラシレスコントローラをつなぐことのできる赤外線受信機を作った。今回の受信機は小型機への搭載を考え、マグネットアクチュエータドライバを内蔵する。

　必要に応じて使い分けることができるように、2チャンネルと3チャンネルの赤外線受信機を用意した。2チャンネル受信機にはPIC10F200を2個使い、100Ω以上のマグネットアクチュエータをドライブすることが出来る。また3チャンネル受信機はPIC10F200とPIC16F630を使い、50Ω以上のマグネットアクチュエータをドライブすることができる。

　2チャンネル受信機も、3チャンネル受信機も今までの赤外線受信機のプログラムをそのまま利用し、新たにブラシレスコントローラ用出力PICを付加して資産の有効利用をしている。言い方を変えると、これは単なる手抜き(笑)。

　ブラシレスコントローラ(YGE4-BL)で、リチウム電池1セル設定にしてテストしたとき、3Vを大きく下回ってオートカットが働いた経験から、できればバッテリモニタを別につけたほうが、電池を過放電から守るために安全といえる。

○2チャンネル赤外線受信機　IRXAS261W




IRXAS261Wパーツレイアウト




U1に書き込むHEXファイルはこちらからダウンロード。

U2に書き込むファイル(IRXAS351Wと共通)
irxs161f (for Futaba)
irxs161j.HEX (for JR)
irxs161s.HEX (for Sanwa)


○3チャンネル赤外線受信機　IRXAS351W




IRXAS351Wパーツレイアウト




U1に書き込むHEXファイルはこちらからダウンロード。

U2に書き込むファイル(IRXAS261Wと共通)
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irxs161j.HEX (for JR)
irxs161s.HEX (for Sanwa)


Push-EにIRXAS351W受信機をセットした様子
YGE4-BLブラシレスコントローラとMDブラシレスモータを使用