リーフにETC取り付け

　
　リーフを購入した時は、街乗りがメインなのでETCは必要ないと考えていました。リーフを購入して1年経ちましたが、その間結構有料道路を利用しました。それでも料金所で料金を支払う手間ぐらいの差だろうと思っていたので、ETCの必要性を感じませんでした。

　ところが、海ほたるを通って千葉に行こうと思って東京湾アクアラインの通行料金を調べてみたら、普通車料金が3,000円でETCなら800円になっていました。平成26年3月31日まで実施予定にはなっているものの、あまりの料金差に驚きました。往復で4,400円の差があります。他にもETCを使うと通行料金が割引になる場合があることもわかり、取り付ける気になりました。

　ディーラーに頼めば簡単に取り付けてもらえますが、今回は息子の協力を得て取り付けることにし、PanasonicのCY-ET909KDZを近くのオートバックスで購入(9,800円)。セットアップ手数料2,625円(車検証が必要)。取り具け部材も何種類か一緒に購入しましたが、結果的にはETCの電源をとるために0.50-0.85mm配線コネクター4個入り(252円)の2個を使って、取り付け機材総額は12,667円でした。



　Gグレードでは画像中央の位置にETCがセットされていますが、Xグレードでは後付けになるので、センターコンソールの下部スペースに取り付けることにしました。



　アンテナはルームミラーのそばのフロントウィンドウに貼り付け、ケーブルをルーフの隙間に収めて、ピラーの内側を通し、助手席側のヒューズボックスパネルを外して、中央コンソールまで引き込みました。途中の配線は全く見えません。



　ETCへの配線はナビ(クラリオン製)のコネクタの茶色の配線(常時電源)を分岐して取り出し、同コネクタの青/銀色配線(ACC電源)を分岐して取り出しました。事前にテスターで電源を確認したあと、12Vバッテリーのマイナス端子を外してから作業しました。アースはナビ取り付けねじ部から取っています。



　アルミ板で取り付け金具を作りました。あり合わせの材料なのでちょっと薄いけど。



　ETC本体にあらかじめ取り付けてある両面テープのシールをはがして、取り付け金具を接着。



　センターコンソール下部についていたブラケットを外して、ETCが入る□穴を開け、ETCユニットをセットしてからセンターコンソールにねじ止め。



　取り付け金具だけでは少々剛性に欠けるため、ETCユニットを取り付けたブラケットの裏側からエポキシ接着剤で固定して補強ました。



　センターコンソールパネルをリーフにセットして工事完了。なかなか良い感じに取り付きました。

　センターコンソールは運転席の左にあるので、左利きの自分としてはとても操作しやすいことに改めて気付きました。パワーボタンも左だし。ETCカードの挿抜もこの位置なら楽です。

　あとはETCカードを準備すればOK。早速ネットで申し込みましたが、届くまでに1週間から10日ほどかかるということです。今度の土曜日に東名高速を利用する予定なので、申し込み先に電話してみたところ、大船か、横浜まで出向けばETCカードの即日発行が可能ということです。

　大船のほうが近いのですが、サービスカウンターのあるららぽーと横浜の駐車場には200V普通充電器が設置されています。食事中に充電できるのと、東急ハンズものぞいてみたかったのと、帰りに第3京浜と横浜新道でETCのテストができるので横浜へ。

　ららぽーと横浜の駐車場は平日無料、土日祝日も電気自動車(HVも)なら2時間まで無料です。



　充電器はイトーヨーカドー入口前の駐車場にありましたが、広大な駐車場(4600台)で充電器までたどり着くが大変でした。充電器は豊田自動織機製で充電ケーブルが付いています。。



　充電器は200Vの普通充電器でタイマーが1時間にセットされていました。電費8km/kWhとして30km以上ある自宅まで1時間の充電(3kWhの充電)では走れませんが、このような充電設備が各地のショッピングセンターに設置されると、EVユーザーにとって便利になるのですが。





　ETCカードを発行してもらってから、レストラン街でジャンボかき揚げそばを食べました。



　電池残量5目盛で自宅を出発して、ららぽーと横浜で1時間充電しましたが、帰宅時はレッドゾーンに。初めてで不安だったETCゲートも無事通過でき、ETCユーザーの仲間入りが果たせました。