3Dプリンタ組立キットBS01+のPLA造形テスト

　PLAフィラメントが届いたので、早速造形テストしてみましたが、こんなにも難しいものだとは思ってもいませんでした。失敗の連続です。最初にプリントした2センチ角のキューブは、ひどい出来ではあるけれど何とかプリントできました。



　次からは溶けたフィラメントがテーブルの上で滑ってしまい、まったく形になりません。ヘッドとテーブルのクリアランスを調整しなおしてもダメ。無水エタノールでテーブルを脱脂してもダメでした。



　マニュアルにはキットについてきたポリイミドテープを貼ったテーブル上で造形できるとあるのに・・・。

　FBグループ BS01ユーザコミュニティで質問したところ、どうやらポリイミドテープだけではうまく造形できないらしいことがわりました。



　マスキングテープを貼るか、スティックのりを薄く塗るといいというアドバイスをもらい、手元にあったスティックのりを塗って試したらうまくプリントできました。

　ところが今度はワークがテーブルにくっついたまま外れません。再度FBグループ BS01ユーザコミュニティで質問したところ、ニトムズのシールはがしカッターを使うといいということです。なければ古いカッターナイフの刃でもはがせるということで試してみましたが、強固に貼り付いてなかなかはがれません。

　ようやくはがした時には、テーブルのポリイミドテープが一部はがれてしまいました。次はテーブルのはがれた部分を避けてワークをプリントしましたが、やはりワークが外せません。



　苦労してはずした結果はご覧の通り。



　ポリイミドテープは簡単にはがせましたがキズがついてしまいました。スペアーのポリイミドテープがついています。

　メーカーではBuild Takなるものを推奨していますが、こちらは消耗品で値段も高く、テーブルに直接貼れないようで、ワークが外しやすいのかどうかも不明ですが、とりあえず3枚セットを注文してみました。

　仲間にきいてみたら、和紙でできた3Mの343といマスキングテープがいいということだったので、早速こちらも注文しました。ニトムズのT087シールはがしカッターも一緒に。



　PLAフィラメントは仲間が使っていいよと言う3Dcreationsのものを調達しました。臭いも殆ど気にならないので、磨きの問題がクリアできれば良さそうです。ヘッド温度は195～210℃、テーブル温度は55～70℃とヒーター切りでテストしました。

　土曜日の夜から日曜日の夜まで高熱で何もできず、今日病院に行ってきてようやく平熱に戻りました。インフルエンザでなくてよかったです。昨日の飛行会に参加してもらった皆さんにはご迷惑をおかけしました。

　まだ開封していませんが、マスキングテープもテープはがしカッターも届いているので、初めての造形テストは失敗に終わりましたが、再度良い方法を模索してみます。ボンサイラボに注文したBuild Takは、システムが悪いのかいつ届くのかわからないので、機会があれば使ってみるつもりです。