わたしが怖いものは人と孤独。『だった』。
独りの時間が怖くて
どうすることもできなくて、
壁に額を押し付け時間を追い払った。
人と居ると疲れるのに
人の側に無理にでも居ようとした。
その疲れがどんなに溜まっても、
独りで居ることは
人といるより強いストレスになるのだから
休みようがなかった。
とうとう
ストレス性胃腸炎を起こして
頭を撃ち抜かれたような頭痛の中で吐いては
朦朧と眠っていたのか意識を失っていたのか…
とにかく嘔吐と失神を繰り返した
今、初めて
本当に独りを楽しめるようになっていることに気付いた。
仕事を休み
痩せ細ってたまにお粥を食べて
死んだように眠るか
好きな絵を描いて暮らしている。
もしや。
回復。って
こういうこと
.