昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(396)トランプ大統領の国連演説

2017-09-21 03:23:46 | エッセイ
 アメリカのトランプ大統領が初めての国連演説を行った。
 冒頭、北朝鮮のならず者ぶりを横田めぐみさんの拉致問題も取り上げながら、その<核・ミサイル開発>戦略を非難、国家の壊滅にもつながりかねない、と強い言葉で警告した。
 と同時に、「アメリカ第一主義」を強調したのには違和感を覚えざるを得ない。
 
 国際協調を図るべき場で、<自国ファースト>で行こうではないかと発言したのだ。
 まさに北朝鮮と同じではないか。

 早速フランスのマクロン大統領が反論した。
 
 現在、世界で懸念されている「テロや気候変動」などの問題を解決するには、多国間主義を通じてしか乗り越えられないだろう、と。
 
 人類社会を破壊しかねない<核兵器>が、北朝鮮のみならずテロリストの手に渡ったら、もはや<政治・外交>ではコントロールできないだろう。
 最近多発する自然災害は、人類が引き起こした気候変動によるという説がある。
 (アメリカの巨大ハリケーン・ハービー)
 (メキシコで起きた地震)

 <強欲>に基いて文明を発展させてきた人類は、わが身で生み出してきた<核兵器>という最終兵器、さらに<グローバリズム>という投機的貨幣経済によって、そしてわが身を託すべき地球という自然環境にも悪影響を及ぼし、まさに人類社会は<シンギュラリティ>を迎えようとしている。

 その思いをボクは「レロレロ姫の警告」という本に著し、一昨年刊行しました。
 
 その後編、小説「レロレロ姫の帰還」を明日から連載したいと思っています。
 小説「社長、ちょっと待って下さい!」とともにご愛読いただければと願っています。
 さらに、これらが刊行できるよう、みなさんにサポートいただければ幸いです。
        




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