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アッシュの同調実験~人は集団の力に屈してしまう!?~

2016-05-23 19:00:56 | ビジネス
こんにちは!
夢を信じるコンサルタントの池田です。

今回は、「アッシュの同調実験」について考えてみたいと思います。
「アッシュの同調実験」とは・・・
人は集団の圧力には簡単に屈してしまうことを証明した実験のことです。

その実験とは、7人の大学生に呈示された2枚のカードを見比べて同じものを選んでもらう
というものです。カードには線が描かれており、基準となる線の長さと同じ線が描かれた
カードを選ばせます。
ただし、7人のうち6人は実験のサクラで、7人が順番に回答して6番目に被験者を回答させます。
その実験の結果、1人で回答させると100%正解だったものが、7人での実験で、前の5人が
間違った回答をすると、被験者の正解率が68%まで低下しました。

この実験では、集団の中では、明らかに間違いだとわかっていても、他の人の意見や行動に
影響され、自分の考えを変えてしまうことが明らかとなりました。

会社という組織の中でもこのアッシュの同調実験のように集団の力で「クロ」を「シロ」に
変えることがあります。
昨今の大手企業のデータ改ざん事件もこの法則によるものなのかもしれません。

会社は社長をトップとした集団です。社内では当然社長がもっも大きな影響力を持っています。
社長が「クロ」を「シロ」と言えば、社員はそれに従わざるを得ません。
社長が判断を間違えば、皆が同じように間違える可能性を持っています。
逆に社長が正しい影響を社員に与えることができれば、皆を正しい方向に導くことも可能です。

社長が正しい判断を下し、その判断を社員が共有し、お互いに良い影響を与え合うことができれば、
いつか必ず成功にたどり着けるはずです。

私はそう信じています!

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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