21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

名手の競演を制するのは

2024-05-04 17:20:17 | ヨレヨレ競馬ライフ
 今日はモレイラと川田が絶好調、明日はルメールがケガから復帰し、NHKマイルはさながらジョッキー対決の様相だ。いずれも、人気馬に騎乗するわけだが、当然、走るのは馬であり、ジョッキーの役目はいかに気分よく走らせるかにかかっている。フルゲートのGⅠ、しかもスピードがものをいうマイル戦、スピードがある馬はいきたがるだけに、当然、ピッチは上がる。しかし、折り合いを欠けばGⅠの舞台で勝つチャンスはない。
 そうなるとがぜん、騎手の腕が試されるわけだが、一番、あぶなっかしいのはジャンタルマンタルではないか。ここ2戦、あっさり好位に取り付き、注文通り直線で抜け出したところを最後に差されている。目の上のたんこぶジャスティンミラノがいないとはいえ、抜け出しにパワーを使えば、後続を振り切る力は半減する。アスコリピチェーノあたりに差される可能性は高くなる。
 それでも実績から、類まれな先行力を信頼すべきだろう。相手は当然、アスコリピチェーノ。府中の長い直線は願ってもない舞台、桜花賞の雪辱をルメが果たす。
 モレイラのゴンバデカーブースはサウジRCでボンドガールを破って以来の競馬。府中のマイルは2戦2勝と大得意だが、7ヵ月ぶりの競馬がどうなのか。名手モレイラとはいえ、馬に走る気がなければ手の施しようがない。それでも、抑えておかなければなるまい。
 そしてもう一頭の注目馬、ボンドガールはどうなのか。鞍上は武豊、強い馬に乗れば期待を裏切らない最も信頼できるジョッキーだけに、ボンドガールにデビュー戦で見せたポテンシャルが戻いれば、勝つ力はある。
 人気ジョッキーの競演必至だが、穴馬が付け込む隙もないわけではない。4頭のうち2頭は来そうだが、順調さを欠くゴンバデとボンドガールは危険と隣り合わせだけに、穴馬の出番もありそうだ。
 

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