遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

五年目の変化

2009-12-15 22:09:05 | Weblog
12月15日
 リハビリを始めて五年が経過した。
 12月になって身体に大きな変化が現れてきた。
バドミントンでは、フットワークが進歩した。動きが
良くなり、ラリーが以前より続くようになった。これは
勝てるチャンスが増えたということ。
 細かな動きが必要な時、連続して動いている時、フットワークは
ドタバタになっていたのが、スムーズに動けるようになったことだ。
これは、絶えず限界のところで動いていた結果です。週4回バドミントン
をした結果でもある。左足がやっと必要な動きを出来るように
なったこと。身体には、どんな感覚があるのか?
 膝、今も膝になんだか重苦しい感じがある。ずっと消えることは無かった。
膝の故障か?と疑ったことは何度もある。そんな感じが強くあっても
動かせば痛みもなく動いた。痛みがないことを良いことにバドミントンを
しつづけてきた。今でもつま先を上げることが辛い。右足と比べれば
すぐに判ることだ。土踏まずの筋力のなさに気づいたこともある。
前脛骨筋の真ん中に空白があることに気づかされたこともある。
ひたすらバドミントンをしてきた。そしてやっと昔の動きに近づいた。
ここで止めたら元に戻る、いやそれ以上に悪くなる。だから、動き続ける
しかない。バドミントンは、歩けるようになって半年後から再開した。
最初はその場に立つだけでラケットの届く範囲しか打ち返せなかった。
右足一歩分動けるようになる。芋虫のようにじわじわと動く範囲がひろがった。
リスクもある。転ぶことだ。左足に体重が掛かると支えきれない。
当然左手は動かない。左側に倒れれば無防備で倒れることになる。
今迄四回転んだ。三回は後ろに、残りの一回は左側に。なんとか大過なく
きた。今後も続けていくしかない。
 こんな私に付き合ってバドミントンをしてくれた仲間に感謝している。
変化は足だけではない。手にも現れている。今は重点的に指先の作業を
している。腕にも痛みがある。前腕(肘の下あたり)に神経的な痛みが
あるのだが、腕の付け根にも痛みが現れたのだ。指先がある程度動くように
なると、手全体の動きに変化がでた。なんかギクシャクするのだ。手首や
指が動くようになり、それに会わせて手全体の動きの見直しが発生したようだ。
担当のセラピストと相談し、リハビリのプログラムを追加をお願いした。
 手の動きは手や肩の筋肉にだけ影響するのではない。背骨の筋肉や
越の筋肉にも影響を及ぼしている。動かし続けていくと、必要な筋肉が
動き始めて行き、スムーズに動くようになる。
 私の今の動きには、私の身体の中の誰かが動きを妨げようとしている。
これらの妨げている勢力が無くなって、リハビリが終わるのです。