2月6日
今朝のNHK・TVを見ていたら、某病院でメンテナンス・リハビリを行った実施例の話があった。患者は現在64歳、4年前に脳梗塞になり、右半身不随になり、リハビリにより杖をついて歩けるようになった。退院後、病院が作ってくれたプログラムに従って自主リハビリを行っていたが、現在は退院時の機能を大きく劣化しているという。再度、入院(2週間)してリハビリを行い機能を退院時の状態に戻したという内容だった。これを、メンテナンスのリハビリというらしい。
今の医療制度では、発病後リハビリは180日で終わる。何か急性期を180日と規定している。それを過ぎれば回復度合いはほぼ横ばいになると言う。本当だろうか?それならば病院側は回復度合いに責任を持たなければならないはずだ。
誰もが一定以上の機能を回復させて。
私が思う一定の基準とは
① 杖なしで歩けること
② 手も動くこと
テレビに出た患者は、4年後でも杖を突いてのよちよち歩きだった。手は当然動いてはいない。
医療側の怠慢そのものだ。
何故か?
① 脳梗塞による機能障害の真の原因を把握していない。そのため身体的な(筋肉、骨、関節)原因によるリハビリを行っている。原因は、筋肉や骨ではない。脳内の神経回路が壊れたのだ。
② 患者も真の原因を知らない。又、教えてももらえない。
今、リハビリの学校が増加しているらしいが、脳血管障害による麻痺に有効な教育を行っているところがあるのだろうか?私たち(脳血管障害により麻痺になった)の筋肉や関節は正常です。指令がこないから動かないだけです。昔は、脳細胞は一度死んだら再生しないと言われていました。現在は再生します、再生しますが経験して得ていた情報は再生されません。パソコンのハードディスクが壊れると中身のデータが消えてしまいます。新しいディスクに付け替えることは出来ても、データまでは出来ないのと同じです。基本的には赤ちゃんと同じ動作を繰り返さねばなりません。
セラピストの方たちはそのことを知りません、多分教わってないのでしょう。
それでも、患者の方の中で杖なしで歩いて退院された方や数年後に自分で車を運転された方がいます。麻痺を克服された人々もいます。どうしてそのような例があるのにセラピストの方たちは、その人の言葉に耳を傾けないのでしょうか?
それは、その患者が一般的ではない特別だというのです。自分たちに明確な処方箋を持っていないのに。つまり解決方法を探すことさえ放棄しているのです。
2008年7月に教えてくれた本があります。
宮本 省三著 「脳のなかの身体」という本です。
医療側の人が書いた本でリハビリと脳を結びつけているのは、この本だけでしょう。高知のりはびりの学校の理事長さんだったと思います。一歩前進だと思います。唯この方は、脳と身体の関係を日本でなく外国で気づかれたのですね。日本では患者がしゃべったことは、ほとんど記録として残されていないのでしょう。回復された患者の経験談を集めれば、道は広がると思います。一つの特別な例を100個集めれば、特殊で無くなるでしょう。それぞれのセラピストは一つの例にしか遭遇していないかもしれませんが、各人が持ち寄って集まれば100個は集まるでしょう。
そして、絶対に判る必要のあることは、「半身麻痺は手や脚だけではない。顔も口も喉も声帯も肩も骨盤も背骨も、筋肉ならば半身すべてだ、ということを」そして内臓も弱っている。左右二つあるものは片方が、一つしかないものは、当然です。
血流、リンパ液も半身の流れは劣っています。私もいまだ左半身の体温が冷たい。冬は寒いのです、以前に比べればよくなっていますが。
今朝のNHK・TVを見ていたら、某病院でメンテナンス・リハビリを行った実施例の話があった。患者は現在64歳、4年前に脳梗塞になり、右半身不随になり、リハビリにより杖をついて歩けるようになった。退院後、病院が作ってくれたプログラムに従って自主リハビリを行っていたが、現在は退院時の機能を大きく劣化しているという。再度、入院(2週間)してリハビリを行い機能を退院時の状態に戻したという内容だった。これを、メンテナンスのリハビリというらしい。
今の医療制度では、発病後リハビリは180日で終わる。何か急性期を180日と規定している。それを過ぎれば回復度合いはほぼ横ばいになると言う。本当だろうか?それならば病院側は回復度合いに責任を持たなければならないはずだ。
誰もが一定以上の機能を回復させて。
私が思う一定の基準とは
① 杖なしで歩けること
② 手も動くこと
テレビに出た患者は、4年後でも杖を突いてのよちよち歩きだった。手は当然動いてはいない。
医療側の怠慢そのものだ。
何故か?
① 脳梗塞による機能障害の真の原因を把握していない。そのため身体的な(筋肉、骨、関節)原因によるリハビリを行っている。原因は、筋肉や骨ではない。脳内の神経回路が壊れたのだ。
② 患者も真の原因を知らない。又、教えてももらえない。
今、リハビリの学校が増加しているらしいが、脳血管障害による麻痺に有効な教育を行っているところがあるのだろうか?私たち(脳血管障害により麻痺になった)の筋肉や関節は正常です。指令がこないから動かないだけです。昔は、脳細胞は一度死んだら再生しないと言われていました。現在は再生します、再生しますが経験して得ていた情報は再生されません。パソコンのハードディスクが壊れると中身のデータが消えてしまいます。新しいディスクに付け替えることは出来ても、データまでは出来ないのと同じです。基本的には赤ちゃんと同じ動作を繰り返さねばなりません。
セラピストの方たちはそのことを知りません、多分教わってないのでしょう。
それでも、患者の方の中で杖なしで歩いて退院された方や数年後に自分で車を運転された方がいます。麻痺を克服された人々もいます。どうしてそのような例があるのにセラピストの方たちは、その人の言葉に耳を傾けないのでしょうか?
それは、その患者が一般的ではない特別だというのです。自分たちに明確な処方箋を持っていないのに。つまり解決方法を探すことさえ放棄しているのです。
2008年7月に教えてくれた本があります。
宮本 省三著 「脳のなかの身体」という本です。
医療側の人が書いた本でリハビリと脳を結びつけているのは、この本だけでしょう。高知のりはびりの学校の理事長さんだったと思います。一歩前進だと思います。唯この方は、脳と身体の関係を日本でなく外国で気づかれたのですね。日本では患者がしゃべったことは、ほとんど記録として残されていないのでしょう。回復された患者の経験談を集めれば、道は広がると思います。一つの特別な例を100個集めれば、特殊で無くなるでしょう。それぞれのセラピストは一つの例にしか遭遇していないかもしれませんが、各人が持ち寄って集まれば100個は集まるでしょう。
そして、絶対に判る必要のあることは、「半身麻痺は手や脚だけではない。顔も口も喉も声帯も肩も骨盤も背骨も、筋肉ならば半身すべてだ、ということを」そして内臓も弱っている。左右二つあるものは片方が、一つしかないものは、当然です。
血流、リンパ液も半身の流れは劣っています。私もいまだ左半身の体温が冷たい。冬は寒いのです、以前に比べればよくなっていますが。