さまざまなことども

さまざまなことども書いとります

泣いたっていいじゃない

2011-09-15 01:47:21 | さまざま
9月も半ばですね。
梨も柿もおいしい季節になりましたが、相変わらずの残暑、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは、バテバテです。
夏は好きだけど、残暑というのはアカンと思います。
別れたいのにしつこく言い寄られる。
そんな経験ないけど、今の残暑はそんなイメージです。
残暑が残りすぎて、日本の素敵な長所のひとつ、四季というものが
アンバランスになってきたような気がします。
急に寒くなる。
どうせアンバランスになるなら、
春:夏:秋:冬=2:5:2:1
くらいがいいなぁ~。

さて最近、年のせいか涙もろくなっています。
本を読んでは泣き、映画を観ては泣いてます。

図書館で借りた「きみの友だち」(重松清)。
きみの友だち (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

小学生や中学生のころ、今考えるとつまらないことで
本気になって怒ったり、悩んだりしてたなぁと思い出しました。
自分の思い出とオーバーラップはしないけど、
本の登場人物が考えることに共感したり、
それをきっかけに自分の友だちのことを思い出したり。
なんせ、泣けました。

映画「毎日かあさん」。
毎日かあさん 豪華愛蔵版(初回限定生産DVD2枚組)
クリエーター情報なし
キングレコード

西原恵理子さん原作のマンガを実写化。
小泉今日子さんと永瀬正敏さんの元夫婦が、
夫婦役を演じることで話題にもなった作品です。
途中から涙が止まらなくなりました。
夫は、アルコール依存症で、
妻は、夫を突き放し、
後に、その病気が家族の理解と協力が必要だと知る。
ナレーションに、後悔の念がにじむ。
そこが自分の琴線に触れました。
「え!?そこ?」と思われるようなポイントなのですが、
親しい人を失ったことをどうしても思い出してしまいました。
淡々としたナレーションが余計に切なくて。
西原さんの作品に触れる度、
「とにかく笑え」と言われているような気持ちになります。
泣きながらも、スッと気持ちが軽くなりました。
中学生の頃、永瀬正敏さんのファンだったことも思い出し、
我ながら、渋い趣味だったなと回顧しました。

年のせいか、涙もろい。
というのは、真実だと思います。
思い出をいっぱい持ってる分、
自分の中の琴線もいっぱいになるってことなんじゃないかな。
久しぶりに泣いて、なんだか本当にスッキリしました。

といいつつ、「毎日かあさん」は、
TSUTAYAで二泊三日しかできなくて、
必死で平日の夜に観たにも関わらず、返却を忘れ、
生まれて初めて追加料金を支払い、心の中で号泣しました。
わ~ん、わたしのバカ~!!

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