さまざまなことども

さまざまなことども書いとります

『母を欲す』を観ました。

2014-07-15 01:44:40 | 舞台
今日は家に帰りたくなくて、夜の渋谷をうろうろして、
本屋さんに立ち寄って、本を3冊買って帰宅しました。
観劇後、なんだかそわそわする。
そんなお芝居でした。

『母に欲す』atパルコ劇場

先日、観に行った映画『愛の渦』の脚本・監督をされていた三浦大輔さんの作・演出。
銀杏BOYZの峯田さんと池松壮亮くんが兄弟役。
その父を田口トモロヲさんが演じている作品。

ここからは、ストーリーに触れます。

母親が亡くなって49日のちょっと後に、父親が女性を連れてくる。
新しいお母さんだと。
最初は受け入れられずにいた二人だが、日常生活の中で少しずつ変化していく。
男たちの関係性も少しずつ。
それが自然で、おかしくて、愛おしくなる。
その中で、印象的な言葉がある。
兄は、才能は有るけどまだ売れていないミュージシャン。
誰の電話も取らず、堕落した生活を送っていたら、
母親のお葬式にも間に合わないことになってしまう。
そんな兄を励まそうとする兄友人の言葉。
後悔やらでずっと母親のことが残っていくだろうけど、
残ること自体が、母親にとって幸せなんじゃないかと。
そんな考え方もあるのか…と思いました。
最後の最後で、母親の本当の気持ちが判明するのですが…。
留守電に入っていた最後の肉声で。
ちょっとベタだし、ダメ押しな感じがしたけれど、それを差し引いても、
これは母親を亡くした経験を持つ人、特に男性は涙なくしては観れないと思う。
上演時間が3時間15分だと聞いて、ゾゾッとしていたのですが、
あっという間に過ぎ去りました。
観劇中は終始、心が震えて、ある意味ゾゾッとしていました。
いい舞台を観ました。
観初めは「映画っぽい」と思いましたが、やっぱりライブだと伝わり方が違う。
だって、途中の食事のシーンで、ポークソテーの匂いがし出したもん。
一瞬、隣の男性客の体臭かと疑ったけど、多分ステージから漂ってきた匂いだと思う。
明日のお弁当は、ポークソテーにしようと決めました。

男女の性(さが)についても考えさせられるものがありました。
登場人物の中でも、若干、若い女性に対しての見方が厳しくなる。
あんな風にペラペラ喋ったらあかんやん…とか、
そんなところで泣いたら、「泣きたいのはこっち」やと思われてるやん…とか。
厳しいというよりも、自分に置き換えてるのかもしれません。
過去の失敗を少しだけ思い出しつつ…。
いろんなことを考えつつ、感情が大きく揺さぶられました。
右脳と左脳が大忙し。
眠っていた部分が起き出した感覚。
久しぶりです。
やっぱり舞台はいいもんだ。

そんなわたしは、しあさっても小劇場のメッカ下北沢に舞台を観に行く。
東京に来てよかったなと思うことの一つは、いろんな舞台に身近に触れられる環境だということ。
昔は、新幹線で往復して観に行ってたもんなぁ。
そんな環境に感謝しつつ、今もまだ興奮冷めやらぬ状況の中、
もう少し夜更かしをすることになりそうです。
収まれ、わたしのアドレナリン!
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ミュージカルミュージカル

2014-01-23 03:01:55 | 舞台
最近、インフルエンザとノロウイルスが席巻しているようですが、
いかがお過ごしでしょうか?
大阪で充電してきたわたくしは、
風邪をひく気配も全くなく、能天気に暮らしております。

さてさて、ここのところ、ミュージカルを観ることが多くなってきました。
いろいろ語弊もあるかもしれませんが、
正直な感想を書こうと思います。

まず、「愛の歌を唄おう」。
主演が、ぐっさんこと山口智充さんとキスマイの北山くん。
KONISHIKIさんやケミストリーの川畑さんも出ていて、
脚本は鈴木おさむさん、演出は宮本亜門さん。
楽曲は、槇原敬之さんが担当。
果たしてこれはミュージカルとなるのか?
誘われて、ま、いってみよか?という感じでの観劇。
いやぁ~、いい意味で裏切られました。
見終わって、優しい気持ちになってる自分に気付いた。
マッキーのCDを買いに走ろうかと思った。
ミュージカルにカテゴライズされるのかは謎だけど、
これはこれでいいのだと思った。
若い子向けなのか、ストーリーは分かり易い。
キスマイのファンの子たちのような、
若い世代が舞台を観るというのは、素敵なことだと思うし、
間口が広がるのは、なんだか嬉しい。
いやぁ、それにしても、ケミストリー川畑さん。
ぶっちぎりの歌唱力で、惚れ惚れしました。

次に、「シャーロック ホームズ」。
橋本さとしさん、一路真輝さん、浦井健治さん、昆夏美さんほか、
ザ・ミュージカルなメンバー。
韓国の作品の日本初演。
これがね~、なんというか、いろんな意味で感動しました。
ひとこと、素晴らしい舞台でした。
歌のパワーを感じ、満ち溢れる愛を感じました。
思いがガツンとくる作品。
人を愛するって、大変なことなんだね…。
泣きそうになりました。
いろいろ書くとネタバレになりそうな作品なので、
これくらいにしておきます。

世の中にはたくさんの娯楽が溢れているけど、
舞台はライブなのがたまらない魅力。
一期一会。
この時を大事にするってことを、
いつも学んでるような気がします。
明日も、また別のミュージカルを観にいきます。
ここのところ、ミュージカル三昧。
これも一つのご縁なんだろうなぁ~。
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東京観劇日記

2013-07-19 01:25:54 | 舞台
転勤になってから、いろんな舞台を観てきました。
忘れる前に書いちゃいます。

3/28 MONO「うぶな雲は空で迷う」
・・・MONOのいつもの感じでとても落ち着く。大阪でお世話になっていた方がスタッフにいらっしゃって、ものすごくうれしかった。

4/3 「木の上の軍隊」
・・・井上ひさしさんの魂を受け継いだ作品。藤原竜也さんも山西惇さんも熱演で、その熱量がホール中に届く感じだった。

4/5 入江雅人ひとり芝居
・・・めっちゃ面白かった。玄人好みな気がするけど、入江さんのセンスを存分に味わった。・・・とその日の手帳に書いてある。

4/9 シティボーイズミックス PRESENTS「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」
・・・コントの連続。きたろうさんが大好きだなぁ。
客演の戌井さんという方、芥川賞に何度もノミネートされていると聞いて、なんだか東京っぽいと感じる。

4/21 「ゴドーは待たれながら」
・・・大倉孝二さんのひとり芝居。ワンシチュエーションで一人の男がうだうだ言っているだけなのに、
全然退屈しない舞台。やっぱりすごい。

4/24 「レ・ミゼラブル」
・・・キャメロン・マッキントッシュ監修の新演出。賛否両論はあるが、楽曲と歌唱は素晴らしい!

4/28 テニスの王子様ドリームライブ
・・・うん、一つの世界観。成立しているところが素晴らしい。

5/1 「アニー」
・・・これはひとつの文化です。

5/4 「メンズクラクラ日記」
・・・もう一つのスタジオライフ。わたしはいいなと思った。

5/22 「アンタッチャブー」
・・・おもしろ企画でした。体は大きいのに足の細い人がいて、なんだかドキドキした。

6/5 「姐さん女房の裏切り」
・・・土田英生さんと千葉雅子さんの二人芝居。会話劇。
男女の立場の逆転って、簡単に起こるんだなと思った。

6/7 「ヴィーナスインファー」
・・・稲垣吾郎さん、中越典子さんの二人芝居。中越さんはいい女優だ~と感じる作品でした。
でも、やっぱりよく分からなかった。
外国の原作って時々理解を超える。

6/12 南河内万歳一座「宝島」
・・・東京で南河内を見るということ自体に感動した。

6/13 「合唱ブラボー」
・・・若い子たちの青春物語。弱弱しい男の子がかわいいと思うのは、私が大人になったからか。

6/23 オリンピックコンサート
・・・井上芳雄さんと和音さんのデュエットが本当にステキだった。

6/27 ナイロン100℃「わが闇」
・・・初演の時も面白いと思ったけど、再演でも3時間40分がそんなに長く感じなかった。

7/18 ミュージカル「二都物語」
・・・胸に来るものがあった。二人の王子が素敵だったし、みなさんの歌が素晴らしかった。


すごい振り幅。
今週末は、「盲導犬」を観に行きます。
来週頭は、「テニスの王子様」。
これまた振り幅がすごい。
時々、これぞという時に感想を書いていこうっと。
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やっぱり舞台。

2012-09-12 08:47:18 | 舞台
もう終わっちゃうけど、先日観た舞台の話です。
大人計画「ふくすけ」を観てきました。
大竹しのぶさん、古田新太さん、多部未華子さん、大人計画の面々。
豪華な感じですが、中身はグロテスクだと聞いてました。
こわごわ観たのですが…面白かった。
いたるところに愛があり、救いがあった。
いたたまれないストーリーだけど、
その向こう側を覗くと、あたたかいものがある。
私の耳に残ったセリフは、
「生きるのも死ぬのも理由なんてない」。
ひとつの哲学だと思う。
わたし自身、理由を探しながら生きてるし、
不幸な事件について、因果を知りたくなる。
理由がないなんて、考えたことなかった。
それって、とても自由だと思う。
スッキリした気持ちで劇場をあとにした。

久しぶりに舞台を観たけど、やっぱり面白い。
今年は、いっぱい見逃している。
20代は、舞台を観るためだけに、東京に行ってたくらいなのに。
そう言えば、2001年、シアターコクーンに「真情あふるる軽薄さ」を観に行って、
高校時代の部活のテニスでペアを組んでいた子とバッタリ会ったこともある。
同じ年に、「贋作・桜の森の満開の下」も観に行った。
深津絵里さんの芝居に知らず知らず泣いてて、自分でもビックリした。
1999年の「パンドラの鐘」競作の2本を観て、呑みにいって、夜行バスに乗り損ねそうになったこともある。
いい思い出です。

そろそろまた、いろんな舞台を観に行こうと改めて思った。
刺激いっぱいだから、若返る気がする。
気のせいかなぁ?
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印獣を観ました

2009-11-25 00:48:25 | 舞台
「印獣」大阪公演を観てきました。

ねずみの三銃士「印獣」
作:宮藤官九郎
演出:河原雅彦
出演:生瀬勝久・池田成志・古田新太
   岡田義徳・上地春奈
   三田佳子

いやぁ~、面白かったです。
よく分からない恐怖と笑いが交互に押し寄せる。
この脚本は、誰がやっても面白いものになるというものではなく、
達者な人達がやってこそ成立する、
元々面白い脚本をさらに面白くさせることのできる、
素晴らしいエンターテイメントだと思いました。
ねずみの三銃士の3人が、無言になるシーン。
かなり長い時間でしたが、間が埋まるというすごさ。
そんな簡単にできることじゃ、ありません。
演出も緩急があって、2時間半があっという間に感じられました。
ちょっと誉めすぎ?
私は、上地さんの話す沖縄言葉が、
意味は分からないけど、耳に心地よかったです。
三田佳子さんもあのお歳で、かなりの体力を要した様子。
とにもかくにも、お美しくていらっしゃいました。
やっぱり誉めすぎ?

好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、
観ていて損はない、そんな作品です。

今年は、これで32本。
年間平均50本の舞台を観ている自分としては、スローペースです。
初めて、演劇鑑賞会以外で舞台を観たのが、
NODA MAP「キル」でした。
堤真一さんと深津絵里さん主演。
その年には、伝説の「髑髏城の七人」もあった。
今でも鮮明に覚えています。
12年も前のことですが。
幕が上がる前のドキドキ・ワクワク。
何にも代えられない感覚です。
時々、そんな新鮮な気持ちを忘れがちですが、
面白い舞台は、原点回帰を促してくれる。
今回の「印獣」もそういう舞台でした。
ありがたや~。
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五右衛門ロック 観てきました

2008-08-09 17:44:57 | 舞台
昨日、劇団☆新感線「五右衛門ロック」大阪初日、観てきました。

新感線では毎度のことですが、
幕が上がる前の音楽と、
それが急に止まって新幹線の発車のベルが鳴る瞬間、
ボルテージが一気に上がる。
ほんま、かっちょいい。

さて、中身ですが、
派手な殺陣があり、踊りがあり、歌があり、
まさに祭りでした。
日本の夏祭りです。
乗ったもん勝ちです。

出演者は、
石川五右衛門に古田新太さん。
峰不二子ちゃん的な役に松雪泰子さん。
銭形警部的な役に江口洋介さん。
タタラ国の王子役に森山未來さん。
そして、そして、
敵の大ボスに北大路欣也さん。
なんちゅう貫禄!
さすがです。
舞台に現れるだけで、いいんです。
セリフもいらないくらい。
いや、お声もステキ。
たまに、ソフトバンクのお父さんを思い出したけど、
ステキ、この上なし。
松雪さんの妖艶さにふわぁ~っとなり、
森山さんの体の動きに目を奪われました。
すごいな、未來さん。
年下だけど、さん付けしたいくらい。
江口さんは、江口さんのいいところを
よりたくさん引き出されていて、好感が持てました。
そして、今回の座長、古田さん。
見得をきるところ、
いやぁ~、しびれました。
かっこよかった~。
「いよっ、座長!」って叫びたくなりました。

新感線の作品では、今までのベストは
「朧の森に棲む鬼」ですが、
これはこれで、ジャンルは違うけど、
エンターテイメントの真髄を味わえる作品だと思いました。
贅沢でした!
最後には、厚生年金大ホールの3階まで、
オールスタンディングオベイション!!!
さもありなん。
私は、終わってからも
テーマ曲の「五右衛門ロック」が頭をグルグル回っていました。
あー、面白かった。

余韻を楽しんでた私ですが、
「五右衛門、五右衛門ローック♪」という曲が、
いつの間にか
「サツガイ、サツガイせよ」という
DMCの曲にすり替わってしまっていました。
ひゃーー。
クラウザーさんが私を乗っ取ってるわ。
音のIT革命や~。

さて、「五右衛門ロック」に出ていた松雪さんは、
映画「デトロイトメタルシティ」にも、
非情でファンキーなレコード会社社長役でご出演。
これもまた、はまってそうです。
ふっふっふ~。
へっへっへ~。
あぁ、笑いが止まらない。
といいますのも、私、
「デトロイトメタルシティ」の試写会に当たったのだ~!!
公開初日より、1週間前に観られる!
ありがとう、神様。
というか、TVぴあ様。
TVぴあに試写会の申し込みが載っていることを教えてくれた
先輩にも感謝しています。
世界の中心で愛を叫びたい!
その代わりに紀伊半島の中心で感謝を述べるわ~!

テンション上がりっぱなしで、不適切発言をしそうなので、
今回はこの辺で・・・。
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藪原検校を観た

2007-06-07 02:06:39 | 舞台
今年は、舞台の当たり年。

「朧の森に棲む鬼」
過去10年、観た中で3本の指に入る傑作でした。
おなかいっぱいではなく、腹八分の面白さ。
しかも気持ちが豊かになりました。
2回も見ました。大枚はたいて。
染五郎さんの稀有な才能をビシバシ感じる素晴らしい舞台でした。

「コンフィダント・絆」
三谷さんの作品。
出演者が5人。+ピアノ奏者+三谷さんのアコーディオン。
シンプルで、上質でした。
完璧ではないけれど、あまり隙のない安心感のある舞台。
プロの仕事だと感じた。
いいものを観ました。

そして、昨日観たばかりの「藪原検校」
井上ひさしさん脚本。蜷川さん演出。
事前に戯曲を読んでいった。
すごい戯曲。
ものすごく陰惨な話だけど、ものすごく面白い。
力のある言葉の数々。
これが舞台になったら、と想像してみた。
きっと面白くなるはず。
期待満々でシアターBRAVAへ。

想像を超えていた。
娯楽であった。
主人公演じる古田新太さんは、かわいらしく、
盲目の極悪非道な杉の市(のちの藪原検校)という人をリアルに演じていた。
自分の出世のために人を殺す。
普通に考えると、悪い悪いヤツなんだけど、なぜか説得力があるのだ。
うんうん、そうせざるをえなかったんだよね?
私は許すわ。
なんだか、母のような気持ちで観ていた。

(ちょっとネタバレ)
母を馬鹿にした情夫を殺そうとする杉の市。
誤って母を刺してしまう。
死に行く母に杉の市は言う。
「あいつを殺そうとしたのは、自分の盲目を馬鹿にされたからではなく、
 母さんをおへちゃだと言ったから」
「そうさ、杉の市、子供の母親は、みんな塩釜小町なんだよ」
(※塩釜は東北の地)
私はここで、滂沱の涙。そして、顔がボーダーに。(ダジャレです)
泣くわ。
切な過ぎるわ!
そして、ここが杉の市のターニングポイントになるのですな。
かわいらしいところが、ちょっとずつ失われていき、
顔に迫力が出てくる。
それがちょっと悲しかった。
母のような気持ちで観ていたので、
「生き急いじゃダメよ、杉の市~」とハラハラしてしまった。
いっぱい悪いことをしてるけど、
お役人にばれませんように・・・と祈った。
主殺しのときも、「よくやった、杉の市!」と思った。
ヒールの魅力にとりつかれた3時間。
えもいわれぬ満足感。快感です。

舞台は、娯楽なんだと改めて思った。
蜷川さんの作品は、どこか芸術芸術していて、
よく分からないところが多かった。
でも、今回は違う。
井上さんの戯曲を、忠実に演出し、
俳優の魅力をいっぱい引き出している巨匠の力を感じた。
賛否両論あるみたいだけど、私は、すごーく満足。
3時間があっという間だった。
1時間でも何回も時計を見てしまう舞台もあるのだ。(毒舌っ)

すごいセリフ量を頭に入れて具現化している役者陣に拍手。
井上さんの戯曲の力に拍手。
蜷川さんの采配にも拍手。
あー、ええもん観た。

滂沱(ぼうだ)とボーターのダジャレを言いたいがゆえに、
舞台のレビューを久々書きました。
言いたいことの半分も言えないわぁ。
あー、むずかし。
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恋をしよう。

2006-11-27 01:23:00 | 舞台

おととい、「LOVE30(ラブサーティー)」という舞台を観た。

1本目は、山寺宏一(バイキンマンの声の人)&水野美紀
2本目は、ラーメンズの片桐さん&真中瞳
3本目は、生瀬勝久&YOU
という、男女二人芝居の3本セットです。

1本30分という、コンパクトな舞台。
それだけでも、すごく入りやすかった。
気楽に観る事ができました。

お芝居の完成度は、3本目が1番良かったんだけど、
2本目に私はちょっと泣いてしまった。
お話としては、
高校時代から憧れていた先輩とたまたま会うけれども、
なかなか恋愛に発展しないもどかしい気持ちが描かれていました。
すごくシンプルな心の動きに、共感してしまいました。
あー、切ない。
これって、どこかに忘れていた気持ち。
ちょっと思い出しました。
人を好きになるって、ほんのちょっとした仕草だったり、
ちょっとした偶然だったりして、
それをちゃんと感じることができるかどうかが、
とっても大切なことなのよね・・・。
私にも、純粋に人を好きになった頃があったなあ、はるか昔に・・・。
なんで好きになったのか、今となっては分からないけど。
思い出せ、私!
そして、また恋をしようではないか。

そんな思いを抱かせる舞台でした。
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噂の男を観た!

2006-09-08 01:23:59 | 舞台
きっとタイトルを読んだら、「誰のこと!?」って思うよね。

「噂の男」という舞台を、観にいってきました。
夏休み明けで、1日のお仕事を終えたら睡魔が襲ってきた私。
劇場までの道のりを、重い足を引きずって歩きました。

上演時間が2時間半だと聞いて、げんなりしていました。
起きてる自信がナッシング!
前評判がよかったので、期待はしてたんだけどね。

「噂の男」
作:福島三郎
演出:ケラリーノサンドロヴィッチ
出演:堺雅人、橋本じゅん、八嶋智人、山内圭哉、橋本さとし


とある劇場の舞台裏。
漫才の稽古が始まるところから、スタート。
W橋本の漫才は、ネタさえ面白ければ、
十分お笑いの世界でも通用するテクニック。
ちなみにこのネタは、中川家が作っているそうです。
そこから、人間の愛憎やら損得勘定やらが絡み合い、
収拾の付かない状況へ進んでいく・・・。

これが、面白いのなんのって!
眠気もぶっ飛ぶ面白さ。
ぱっと時計を見たときには、もう2時間がたっていました。
旬の演劇人たちを集めて、旬のクリエイターが導く舞台は、
やっぱり面白い。
面白いとしか言いようがない面白さ。
最悪な感想ですね。

今年の3本の指に入りました。
この吝嗇家の私に、2000円を出させて、
パンフレットを買わせるほどよ!

これは、かなりのお奨めです。
星4.5個です。
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メタルマクベスを観た!

2006-07-02 01:59:16 | 舞台
昨日、劇団★新感線の「メタルマクベス」を観てきました。

[メタルマクベス]
 脚本:宮藤官九郎
 演出:いのうえひでのり
 出演:内野聖陽、松たか子、森山未来、上條恒彦ほか

休憩含め、4時間!!
お弁当を食べながら観るお芝居のごとき、
長時間にわたる、大芝居でした。

マクベスは、一度観た事があるような・・・。
いわずと知れた、シェイクスピア悲劇なのですが、
蜷川幸雄巨匠演出、唐沢寿明&大竹しのぶ主演の舞台を
観にいったことがあります。
チケット代が、確か9,000円。
すごく良さそうでしょ。
すごく良かったはずなの。
・・・私は、始まってから休憩が入るまでの間、
ずーっと、眠っておりました。
もったいない!
4,500円分寝てしまった自分を恥じました。
2幕目からは、お目目ぱっちりでしたが、
もうすでに、何のこっちゃ分からない展開になっていました。
それ以来、私の頭の中では、
マクベス=激しく自己嫌悪という図式が成立しておりました。

さて本題。
辛気臭いシェイクスピア悲劇の始まりは、
激しいヘビメタのナンバーと、ぎりぎりのギャグでした。
さすが新感線!
あっという間の4時間でした。
ギャグ満載だけど、しっかり悲劇が成立してました。
どこまでも堕ちていくマクベスと、
気がふれてしまうその嫁。
哀れでたまらず、涙がつーっと流れました。

登場人物みんなが魅力的でした。
中でも松さん!!
ほんとにほんとに素晴らしかった。
お笑いと、悲劇を瞬間で入れ替えることのできる、
反射神経のばりばり優れた女優さんだなあと心酔しました。
上條恒彦さんも、ぐっと渋くて引き込まれます。
もちろん、主役の内野さんの変顔もよかったし、
森山未来くんの体の動きとスター性には、あっぱれでした。
語りつくせないくらいの言葉が出てきそうです。
内容まで、ペラペラ喋っちゃいそうなので、
ここらへんで止めときます。
時代の寵児、クドカンさんの才能も思いっきり堪能できる作品でした。

やっぱり、新感線はいいなあ。
幕が上がるまでの、ドキドキワクワクする感覚、
他の舞台ではなかなか味わえません。
ザッツエンタテイメント。
帰りの電車の中でも、なんだかウキウキしておりました。
あぁ、幸せ。

蜷川さんの1幕目をますます観たくなりました。
あぁ!
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