全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

チューリップ 開花

2014-03-31 17:51:58 | 全英連参加者 2014

 〔速報〕

チューリップ('14/3/31/17:56)  31日12:56撮影

 30日は寒かったけど、花は色づいていた。31日午前中にいっきに咲きました。


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ゆいレール延長 先行開業検討を継続

2014-03-31 05:29:44 | 気になる 沖縄

 沖縄タイムスをウェブサイトで、3月19日の記事を読むことができた。

 「先行開業検討を継続」とはいえ、首里駅-石嶺駅(仮称、以下このエントリでは省略)の先行開業は、実際は「なし」ということだろう。先行開業の場合、それは2019年に延伸部分の全線開業ができないことになる。

 2019年春に、まとめて開業してくれればいいのだが。。。

+++++ +++++

 後追い記事を待っていたら、3月24日にこんなニュースも。

 複線、単線より負担増 ゆいレール先行開業
 同じく沖縄タイムス(平島夏実記者)記事。『首里駅-石嶺駅間(0.9km)を先行開業した場合の費用対効果』、『開業時期』等の調査結果を取り上げたものである。

 【費用対効果】
 首里駅から石嶺駅まで「先行開業」のために建設するとどうなるか。
  ↓
 「複線案」で建設・先行開業の場合、マイナス約10億6100万円である。
 「単線案」で建設・先行開業の場合、マイナス約2400万円である。
 前回取り上げた時にも書いたことだが、複線案は列車の折り返し設備(分岐器)などで建設費が膨らむ。記事によれば、分岐器を石嶺駅に新設するためだけで約8億円かかるとのこと。

 【開業時期】
 首里駅-石嶺駅間が先行開業できたとして、延伸部分の首里駅-西原駅間全線開通予定の2019年春より、どの程度前倒し可能なのか。
  ↓
 複線案が全線開通より1年、単線案が全線開通より1年半前倒しできる。仮に単線案で進めると、2019年春の開業よりも1年半前の2017年の秋開業可能ということになる。複線案の場合は、2018年春ということになる。ひねくれた言い方をすれば、あまりはやくはできないのだ。

 記事によれば、『部分開業の建設費は、全線開通の際に首里駅-石嶺駅間で必要な額と比べると、複線案が約11億3700万円、単線案が約1億3800万円余計にかかる。特に複線案は、分岐器約8億円のほか、支柱高アップのための基礎工事費、信号保安設備費などが大きくかさむ。』とある。支柱高アップのための基礎工事費がかさむ。インフラ部の基本設計から見直しになる。『運賃収入から人件費などの運営経費を引いた収支は、複線案が約7600万円、単線案が約1億1400万円と試算している。』ということだ。

 延伸部分の全体を開業するための工事費プラス、先行開業すれば、石嶺駅までを先行開業するために、複線案で11億3700万円、単線案でも1億3800万円追加支出。開通できれば、前者で7600万円、後者で1億1400万円の収入が見込まれる。でも、これは、、、

 7600万円のもうけを、11億3700万円かけて得る(複線案)
  or
 1億1400万円のもうけを、1億3800万円かけて得る(単線案)

 である。どちらも追加で支出した分のもうけはない。赤字なのである。だからダメだとは即決できないのも、公共交通機関のつらいところ。鉄道計画は、「プラス」と「マイナス」の費用対効果と、サムシングが絡むからね。

 どうなるんだろう。


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