全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

ドキドキ ハラハラ

2009-11-15 16:46:42 | 全英連参加者 2009

 英語の勉強は、スポーツニューでもできるんだ。

例文
Tuskers Defeat Locos 27-24 In A Nailbiter!
(TuskersがLocosをnailbiterで破る。)

 「ツメをかむような」といういい方のようだ。nailbiting(adj.)もある。

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Star Trek, Captain Pike and Others

2009-11-15 06:10:50 | 全英連参加者 2009

 脇を固める。。。主役を光らせるということだが、今回のStar Trek、脇役が場面場面でずいぶん光っていた。

 ヒカル・スールーは韓国系の俳優、ジョン・チョー(CHO, John)が演じている。今回のキャスティング、実は彼の存在が一番不安を感じていた。自分ではスールーはアジア人の枠(代表)としてのブリッジクルーなのは理解していても、最初のTVシリーズ(TOS)の放送で彼が「MR.カトー」と呼ばれていたのも覚えている世代である。しっくり来るかどうか不安を感じていた。自分に人種差別感情があるような気がして、イヤだった。
 実際映画館で見た時(エンタープライズが初出航のとき、パイク船長に名乗った瞬間)、ああ大丈夫だと思った。やや、ジョージ・タケイよりも長身。フェンシングができるのはTOSと同じだ。冷静沈着な役回りだが、秘めた闘志・責任感を感じさせる。チョーは初めて見る俳優さんである。まあ、クルーを演じている人ほぼ全部(正確にはレナード・ニモイ、次のアクトン・イェリチン以外)知らないのだが。。。
 パヴェル・チェコフはロシア系の俳優、アントン・イェリチン(YELCHIN, Anton)が演じている。彼はロシア出身、現在20歳である。彼はターミネーター4で未来のカイル・リース役を演じていた。クルーの中で最年少の天才少尉役。抜群の才能で、いいところでキラッと光っているいい役だ。
 お約束のロシア語なまりの英語を話しているのだが、TOSのウオルター・ケーニッグはあそこまでなまっていなかったと思う。まあご愛敬である。
 モンゴメリー・スコット(スコッティー)を演じているのは、イギリス人のサイモン・ペッグ(PEGG, Simon)という俳優。ボーナスディスクに彼のキャスティングについてインタビュー(本人とスタッフ)が収録されていたが、彼自身はイングランド出身。ペッグのスコットランドなまりをスコットランド出身の助監督がほめていた。僕にはどう違うかわからない。
 作品の最後の最後で、後にmiracle workerと称される彼の一端が見れるシーンがある。転送装置の改造も彼の得意とするところ。きちんと見せ場があって、ナイスである。
 ウフーラはゾーイ・サルダナ(SALDANA, Zoe)という、非常にスレンダーで目のぱっちりした女優。TOSのイメージより、いっそう聡明で目立つ役回り。士官学校学生ながら、Dr.マッコイらと同じく、ウフーラも緊急派遣でヴァルカンに向かうことになった。彼女はU.S.S.ファラガットに配置されそうになったが、上官(スポック)にかけあい、U.S.S.エンタープライズに配属を変えさせた。以下ネタバレあり。
 ヴァルカンを失い、衝撃を受けているスポックを、ウフーラが励ますシーンもある。2人はかなり親密な関係である。
 そして、エンタープライズ初代船長のクリストファー・パイク役はブルース・グリーンウッド(GREENWOOD, Bruce)だ。この俳優の存在が、すっごくよかった。パイク船長はTOSのパイロット作品で登場する。僕はこの作品自体は、ダイジェスト的なものを見たことがあるが、全編は見ていない。TOSの前史的な部分に出てくるキャラクターで、カークたちとの関係はなかなかよくわからない部分が多かった。
 当たり前だ、描かれていなかったんだから。
 今回グリーンウッドが演じたことで、一気に関係が明瞭になった上、パイクというキャラクター自体も、重みのある大きな存在感を得た。後輩を育てる厳しい先輩士官。また、できの悪い問題児のカークの意見であっても、冷静に良いか悪いか判断することができる。そして、判断よく有用な者(ウフーラ)は、どんどん使う。優れたキャプテンシーを見せていた。

 今回の敵役ネロ。名前は、まああの人からとったものだと思う。演じたのはエリック・バナ(BANA, Eric)というオーストラリアの俳優・コメディアン。スーパー・ノヴァの影響で故郷ロミュラスが消滅。それを救うと約束したが果たせなかったスポックを憎んでいる。単なる悪党ではなく、狂った原因に同情できなくない部分がある。人間(ロミュラン人)誰しも、おかしくなる思える設定。妙ないい方かもしれないが、感情移入ができる悪党である。彼はそれをとことん憎たらしく演じきった。
 バナは、かなり有名な映画に出ている。2001年のブラックホーク・ダウンや2003年のハルク(主演:ブルース・バナー博士・ハルク役)等である。後者は僕も見ている。あの人なんだ。。。今回ブログのエントリを書いていて初めて知った。

***** *****

 今回のメインキャストは今後2本の映画出演の契約をすでにすませている。アメリカではヒットするかしないかの条件付ながら、キャストが変わってしまわないように、オプションで契約をすることが普通なのだと、どこかに書いてあった。
 前回と今回取り上げた俳優さんたちの写真は使おうと思えば使える(Fair Use)のだが、やめておく。次回作は2011年公開予定。それまで元気に生きていたい。

 前回のエントリ
 2009.11.07、「Star Trek, Live long and Prosper!
 キャストの写真などは、こちらで検索されたい。
 Internet Movie Database
 http://www.imdb.com/

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