全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

入試問題をふりかえる。

2005-03-21 15:46:53 | 教師の仕事 2005

 埼玉県の公立高校入学試験問題。リスニング問題が、平成16年度一般入試と比較すると、非常に難しくなっている印象を受けたので少し比較してみました。

設問数・配点
 H16 10 ①×8  ②×2  12点
 H17 12 ①×12 12点

配点は同じ。設問数増加。

時間 解答の仕方の説明、各設問の説明(両方とも日本語)、会話等の放送
 H16 12分
 H17 13分30秒

内容 受験生が聞き取らなければならない英文(s)の数
 H16 77s
 H17 101s

受験生が聞き取らなければならない単語(w)の数
 H16 513w
 H17 634w
 平成16年度一般入試でも、平成17年度後期入試でもすべてのリスニング問題が2回ずつ放送されました。(各設問は「問題文・質問」を単位として繰り返す。そのあとで次の設問に進む。)

WPM
 H16 513w×2=1026語を12分で  85w/分
 H17 634w×2=1268語を13分30秒で  95w/分
 1分で聞く単語数が10語増。

 実際は、リスニングテストには、日本語による説明や設問間ポーズ(ほんの数秒)があるので、12分、13分30秒全部が英語リスニングではありません。実際はもっとWPMの数値は上がります。

【全県の平均点、出題者(県教委)予測より絶対下がるぞ。。。。】


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