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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

星への道

2015-09-13 00:41:25 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (14)】




興奮冷めやらぬ…
昔見た「あの場所」めぐりは続きます。
次なるは、
ソユーズの「組み立て工場」へ。



25年前の「日本人初!宇宙へ」で
「ミーク」と呼ばれていた場所です。
街の名称が、レーニンスクからバイコヌールに変更されたりしてるので
名前変わってしまってるかもですが、、、



宇宙開発の歴史的写真が飾られた通路を抜けると
ロケット作りの正に現場。

ソビエト宇宙開発の中心人物=コロリョフさんのイラストと
「星への道は開かれた」と書かれた
どでかいイラストが工場内を見下ろしています。


残念ながら中は撮影不可(T T)
なので通路に飾られてあった写真を。
(組み立て工場の通路にあった、組み立て工場内の写真w)



天井高~!


さっき見たロケット設置の印象からか
町工場みたいなのを予想してたんですが、
昭和感は皆無。
清潔で広々~。



写真で目にする作業員は
白衣、帽子、マスクだったので、
ビビってましたが、
わざわざ着替えて、
除菌室入って、
みたいな事は必要ありませんでした。




目の前に組み立て途中の宇宙船が置かれてる!
垂直に立てられ、
青地の布=耐熱材に覆われたモノホンのソユーズ。
奥にはフェアリングも。
ボンボン作って、ジャンジャン打ち上げる。
すげーわ、バイコヌール。


ちなみにですが、
たぶんこのソユーズは無事
9月2日に打ち上がったハズ…




工場見学の後は別室へ移動。
ソユーズを組み立てるだけじゃなく
打ち上げ当日、
ここは、飛行士の準備をする場所にもなります。

宇宙服への着替え、
気密のチェック、
家族とのガラス越しの対面、
外では、宣誓式も。


まさに宇宙への拠点。
星への道が開かれる場所なんでしょうね。




見るもの全てすごすぎて、ボーッとしちゃう。
「ぬお!ここ、、、あのガラス部屋か!?」
などと、
危うく重要施設を
何の感想もなく、通り過ぎてしまうところでした。


外の一服スペースで
記念に一本吸えばよかったと後悔しながら
昼食会場へ向かいましたとさ。


次回へつづく。

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