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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

街の人々

2015-09-24 00:15:46 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (22)】



午後のお土産探索の合間、
バイコヌール中心地にある
鉄道の駅に立ち寄りました。


ゴロドスカヤ駅というそうで、
看板には行き先が書いてあります。
北の駅行き、南の駅行き、、とか。
とてもシンプルな行き先表示w
しかも本数もシンプル。

1日1本。



朝に出発した列車が、
夜に帰ってくる。
当たり前っちゃあ当たり前のように思いますが、
乗り遅れたらどうすんだべ?
二度寝したら、その日は欠勤って事になりそうw


一度は、ロシアの鉄道にお乗りなさい、、、
と、
ロシア通さんが力説。
乗り心地が、
日本のそれとは全然違うらしい。
「レールの幅が広い」=大陸仕様なのが理由とか。



駅のそばには実際に使われていた蒸気機関車。
表示を見てビックリ。
つい最近まで、50年間も使われてたんですね。



使えるものを大事にする
ロシア文化に頭がさがります。
子供たち、勝手にのぼって遊んでますw




近くでは若い、、、というか
まだ幼い感じのカップルに遭遇。
みんな大好き「ぬこ」様もいらっしゃいますw
カザフ美男美女と猫。



御一行がバシャバシャやるもんですから、
とても恥ずかしそう。
ぬこ様も警戒心半端ない。
邪魔してスンマセンでした。
お幸せに!

カップルに聞いたところ、
写真におさまってる線路上の列車は
廃棄された車体。
捨てる場所ないから放置。
豪快すぎわ、バイコヌールw









人々が急ぐ様子もなく、
のどかな街 = バイコヌール。
子供たちは元気で人なつっこく、犯罪も少ない。
ほんとに特別な場所だったんだなと
旅を終えた今、改めて思います。


最終日にモスクワに戻った際、
「荷物を放置してても盗まれない
 =バイコヌールのような事はないので、ご注意を。
 異国なので…」
と念押しされ、我に返った事も印象的でした。


この先、ロシアは
バイコヌールの使用を減らしていき
自国の新基地にロケット産業を移行していく予定。

大きく変わっていくんだろうな。
できれば、変わらないで欲しいなと
少し感傷的な気分になりましたとさ。


次回へつづく。
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