世間では「人様が働いている昼間に寝るとは良い身分だ!」と嫌味を言われるでござるが、拙者達夜間就労者は「人様が寝ている時間に働いている存在である!」と誇りを持って言えるのであるが!
「本来、人は太陽が昇っているうちに働き、日が沈めば寝るものが普通で、人が寝ている間に働くのは犯罪者とコンビニ店員だけだ!」と言われる・・・ ほっといてくれ!
だいたい、人に嫌味を言うのであれば、犯罪者とコンビニ店員を一緒にする方が失礼ではないでござるかな? ・・・「夜にしか働けない人間は後ろめたさが有るから昼間に働けない!」と言い張る老人は未だに地元では健在なのでござるよ。
ちゅー事で前回に続き、トレインボット部隊のEF65型ブルートレインに変形する、サイバトロン夜間戦闘員、ゲツエイ(C-126、ゲツエイ、850円)の紹介でござる!
本品は1983年のダイアクロン商品トレインロボット(NO2、ブルートレイン、980円)の、金型を改修し、シークレットエンブレム貼り付け位置に窪みを設け、ダイアクロン隊員とディスプレーレールを削除して、1987年の「トランスフォーマー・ザ・ヘッドマスターズ」商品として、単品販売と6体合体セット(C-131、トレインボット、4980円)の2種が販売されたでござる。
なお、単品版とセット版では付属品のカードや連結用ジョイントの数、付属シールのカット形状が異なっているでござる。 (↑の写真は6体セット版)
さてさて、本品は所謂Nゲージ(1/150)サイズで、金属製車輪を装備している為に、同サイズのレールを使用すれば走行は可能でござる。
なお、ブルートレインのヘッドプレート等はデコレーションシールで付属はでござる。
本品は元々、ダイアクロン商品であった為にダイアクロン隊員用のコクピットが設けられているのでござるが、トランスフォーマーと成れば、無用のギミックであり、説明書での記載はなく、小物入れにしか使えないでござる。 (笑)
しかも、付属の専用武器(ナイトレーザー)はヴィークルモードでの取り付けは出来ず、合体パーツのトレインバズーガーも装備できないでござる。
しかし、付属の連結用ジョイントパーツを使用する事により、前後に連結可能でござる。
まあ、ブルートレインなので客車を牽引する姿が一番カッコイイのでござるが、以外や機関車同士のカエン(C-130、カエン、850円)との2重連結も似合うのでござるな。
実際にブルートレインが2重連結で走行した区間もあるようなので、力強さは御墨付でござるな。 まあ、拙者の地元ではJRの紀州線しかなく、最寄の駅まで行くのに車で20分でござるから、鉄道を利用するよりも車で移動するのが便利なので、自然と鉄道離れしてしまったのでござるな。 実際、利便性の御蔭で鉄道関係の玩具やゲーム等も人気がなく、鉄道ファンと呼ばれる存在は少ないでござる。
拙者も、学生時代に深夜鈍行列車とかしか利用した事がないでござる。
さて! ロドットモードのデザインは、造形イマイチでござるが、列車系らしくスマートでござる。
まあ、コレが当時のスタンダードな列車系変形ロボのプロポーションでござる。
しかし、元のデザインは良いのでTVアニメでの作画はカッコよくなるのでござるよ。 (笑)
さてさて、彼の性格はブルートレインの特長を活かし、暗闇の中でも敵を発見でき、夜間の戦いに威力を発揮する戦士でござるが、昼間は夜戦に備えて寝ていたり、ぼんやりとしている為に、リーダーのショウキ(C-125、ショウキ、850円)に怒られるそうでござる。
しかし、反発はするでもなく、合体時にはライデンの右足となり、支える「縁の下の力持ち」なのでござるな。
この設定は後の1991年の「トランスフォーマー・Z」のマイクロトランスフォーマーである、ブルートレインに変形するナイト(C-370、シックスライナー、2500円)に受け継がれるでござる。
そう・・・ 部隊活動に置いての団体行動は理想でござるが・・・ やはり、人の寝静まった後の、影でささえる裏方は必要だと思うでござるよ。
まあ、他人に見えない仕事は理解されないものでござるが・・・
夜の仕事は体のリズムが狂いやすく、体を壊しやすいので気をつけてください。
夜勤じゃないけど、交代で休日出勤ありで、平日休みがあるので、平日にふらふらしてたら、近所の人にニート呼ばわりされたことがあります。
トレインボットの中でも、ゲツエイ、ユキカゼの両足の2名はロボット形態もカッコ良くて好きです。
TFでトレインボットのリメイクは・・・JRXでガマンですかねえ・・・
初期トランスフォーマーのコンセプトは、「主人公は君が選ぶ!」だったでござる。