T邸のスタディー模型です。
(新入社員:塩沢による模型製作)
昨日、第2回目のダブルヘッダーとなる。
T邸の打合せをPM2:00から行う。
その後、
C邸の打合せをPM8:00からCさん宅で行う。
今回は、Cさんの奥さんに対してしっかりと積算の経過報告をする。
旦那さんとは、事務所にて頻繁に打合せをしていましたが、
奥さんには、説明が不十分だったため。
よって、見積り調整が大詰めとなって来た事を説明する。
十数個の工事項目の中で、目標金額に達していないのが、残り2種類の工事項目だけとなる。
この残り2工事が、なかなかの難事業であります。
何度も、検討調整していますが、思うようにいきません。
もう一息のところですが、・・・。(おっと、いけない!弱気になってしまいました。)
頂に登るまでは、絶対に諦めません!
さあ!ゴールまで頑張るぞ!
先日26日、T邸第10回目の打合せを行う。
今回は、前回見学した伊那市のY邸を参考にしながら、外観の打合せを行いました。
また、前回の展開図を基にしながら、食堂や台所、洗面脱衣室等と
造り付け収納家具の形状を確認しました。
その後、今後のスケジュールの確認をし、2月中旬までに設計UP!
それ以降積算となる。
3月見積もり調整期間となる。
4月着工に向け、全力投球!
先週より、我が事務所へ強力(協力)助っ人サポーターが来ています。
大変助かっております。
(一級建築施工管理技士のH君)
大変二枚目な彼ですが、正面撮影は勘弁してくださいと言うので横顔でご了承を!
普段は、現場で代人業務をしておりますが、時間が空いたとの事で図面の作製を手伝って頂いております。
現場のプロフェショナルでありますが、図面もしっかりと解るので、
今回、図面製作の即戦力として、お願いしているところでもあります。
大変重宝してます。
施工図や納め方もよく解っているので、安心して頼めます。
何よりも嬉しいのが、自分が打ち合せにしても雑用にしても時間が取られても、図面は進んでいると言う事です!
以前なら、全てが自分でやらなければならないので、
図面の進捗状況にしても苛立ちをおぼえていましたが・・・、
現在は、助っ人を大変有効的に活用しています。
その分、今までより経費は掛かりますが・・・。
そして、
経営者としての心構えも、しっかりと身に付けていかなければと思う日々であります。
本日、夕方6時ごろCさんと事務所にて打合せをする。
予算調整をする!
各工事ごとに変更をかけるが、思うようにいかず・・・。
それこそ、予算調整で悪戦苦闘中であります!
どうすれば、納まるか・・・?
日々悩んでおります!
本日は、Cさんこだわりの基礎について再度検討しました。
積算した予算が、目標額の2~2.5倍の予算となってしまったため。
こだわりの基礎とこだわりの予算の妥協点を見つける打合せとなりました。
時には、ギブアップ!と手を上げそうになりますが、
お施主さんのCさんの思いを感じれば、顔を横に振りながら、自分に渇を入れる日々であります。
諦めずに活路を見出すまで努力するところに、設計事務所の使命がある!と・・・。
本日は、野球ではありませんが打合せがダブルヘッダーとなり、大変ハードな一日となりました。
良かったら、押してください。↓
南東から見た外観
長野県伊那市 (Y邸)
北西から見た外観
玄関へのアプローチ
北東から見た外観
内部紹介(一部分です!)
台所
大工さんの加工製作によるオリジナルキッチンです。(Yさんこだわりキッチン。)
薪ストーブ
薪ストーブの温もりが、Tさん家族を始め私達を、柔らかく包んでくれました。
薪ストーブは本当に暖かいですね!(外の厳しい寒さのせいか、いちだんとそう感じます!)
薪ストーブ上部1
吹抜けを通し、薪ストーブの柔らかい温もりが、2階へと伝わっていきます。
薪ストーブ上部2
居間です。
今回はここまでです!
本当は、もっと見せたい部屋がいくつもあるのですが、・・・。
また、Yさんの撮影了解が取れれば紹介致します!
PS!
Yさん家族には慣れたせいか、感じないみたいですが、今でもしっかりと木の香りがするY邸でした。
本当に、見学させて頂きありがとうございました。
また、Tさんにとっては、納得のいく家づくりをするための参考になるひと時でした。
興味のある建物や住宅を見学する事は、大事な事であり、大いに役立つ物です!
一歩前進!
良かったら、押してください。↓
本日予定通り、第9回目の打合せを行う。
前回、平面変更があり、検討をしA・B案の2案を提出する。
それぞれの案を説明した後、本日は、各部屋ごとの展開図を説明する。
また、展開図を見ることによって、壁面ごとに建具や収納の位置関係や、仕上げ材の確認が明確になってきます。
今回の展開図を叩き台にしながら、今後の検討とする。
この後、建物見学があり、本日の打合せはここまでとなる(約1時間)。
ここ近年に建てられ、前の事務所で大変お世話になった、お施主さん(Yさん)のお宅を訪問する。
伊那市(Yさん宅)へ向かう。
Y邸では、大壁・真壁の違い、柱材(杉材)、床材(杉t=35、桜t=15いずれも無垢材)、
そして、仕上げ材の珪藻土と腰壁の杉材等の確認をさせて頂きました。
また、台所の収納、食品庫の収納、吹抜けの様子等も確認させて頂く。
外壁の杉板張りの様子から、上部の漆喰塗り等も見させて頂きました。
Yさん!
本日は大変忙しい中を見学させて頂きまして、誠にありがとうございました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。
この後、Y邸の一部を紹介します。
楽しみにご覧下さい!
良かったら、押してください。↓
昨年、40才になってしまいました。
30代と40代では、ずいぶんと響きも違い、なんかオヤジになった感じがします。
自分では精神年齢も見た目でも、若い気でいますが最近どうも無理が利かなくなっています。
例えば、設計事務所といえばそう!夜型人間であります。
深夜まで仕事するのは、当然のような感じでありますが、その持続力が無くなってきました。
また、今日なんか先日の大雪で駐車場に積もった雪をかきましたが、
息切れがし呼吸が整うのに数分も掛かりました。
体力の衰えでしょうか?
前の事務所では、昼休み時間に大好きなテニスをしておりました。
テニスコートも事務所の近くにあり環境にも恵まれておりました。
そのせいもあって、運動はしていたので体力維持が出来ていたのかもしれません。
独立後は、これといった運動をしていません。
ここに、原因があるのかも・・・。
仕事をしながらも、適度にいい運動をする方法はないものでしょうか?
皆さん!
何かいい方法があれば教えて下さい。
ウォーキングでもしようか!?・・・。
40代最年少としては、体に気を使う年齢となり、またオヤジになったと思う今日この頃です。
有名な孔子の言葉に、『四十にして迷わず』、『五十にして天命を知る』、『六十にして耳順う』とあります。
四十になっても迷ってばかりの自分であります。
昔の人は、本当にすごいな~と思います。
以前読んだ本の中で、現在は平均寿命も長くなり、精神年齢も昔と比べると20歳若いと言っている学者?著者がいました。
それが、本当ならまだ昔で言う20歳となります。
精神的にもまだまだ未熟な自分を、理解できるところでもあります。
雪かきをしながら、体力の衰えと、年齢を感じさせられた1日でした。
良かったら、押してください。↓
昨年末は、今シーズンの冬は暖冬と言われ、
本当に暖かく異常とも思えるほどの気候でした。
暖冬と言われるほど、年を越した後に大雪が降ると巷では言われていましたが、
大寒波が日本列島を覆い、先週の土日でいっきに真冬の銀世界に突入となりました。
中央アルプスや南アルプスをご覧下さい。
(事務所ベランダから見た中央アルプス)
(自宅から見た中央アルプス)
急に振るもんだから、中央高速道も通行止めとなり、国道R153へ車が流れ大渋滞となりました。
普段なら、自宅から事務所まで15分の距離なのですが、この日は1時間以上も掛かりました。
1時間以上の余裕を見て出たつもりが、渋滞で打合せ時間に間に合いませんでした。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
と言うような感じで、信州もようやく冬らしい冬となってきました。
根っからの信州人ではありますが、寒さは大の苦手であります。
早く春が来ないかと待ちわびている今日この頃であります。
厳しい冬があるからこそ、暖かな春の良さも再認識も出来、
この信州の四季の良さを満喫しながら生活できる事に、感謝したいものです。
とは言うものの、やっぱ信州の冬は厳しいな~。
大変寒いです!
(事務所ベランダから見た南アルプス)
(同上南アルプス)
→
事務所前の公園(秋) 事務所前の公園(冬)
春を待ちわびる日々であります。
良かったら、押してください。↓
昨年末に、Iさん(奥さん)より建築相談が再度ありました。
Iさんは、昨年完成したO邸での見学会に来られた方でもありました。
昨年より住宅新築を検討されており、建設会社を始め、工務店といろいろと相談されており、かなりこだわりのある方でした。
何度かこちらにも、相談をして頂いていたので様子は伺っておりました。
ある建設会社と縁があって、どうやらそちらが有力といった感でありました。
契約はしてないものの、かなり詰めた打合せをしていた様であります。
しかし、なかなか思うように進まず、
奥さんがどうしても納得できなかったのは、予算に対しての内装であったり、内観イメージであったり、仕上げ材料であったようであります。
何度も、その部分で打合せをされたようですが、最終的には理解できなかったそうです。
そして、挙句の果てには
『内でやるにはここまでするのが、精一杯です!図面に関しても必要最低限です!』
と言われたそうであります。
いわゆる、さじを投げられた様な感じでありました。
そして、Iさんにとっては、振り出しに戻った状況でした。
土地探しから再出発となり、そこで、また我が事務所へ相談して下さった事となる訳であります。
その建設会社さんは、おそらくかなり精一杯の対応をして下さったと思いますが、
Iさんのこだわりが、それ以上、上手だったのでしょう!
そのこだわりを、図面に反映していくには、しっかりとした打合せが必要であり、
いろんな角度から検証しながら、図面を作成していく事となります。
また、実施設計図面をしっかりと書いていく事が、そのこだわりを表現していく事になります。
住宅設計を大事にしている設計事務所等(建設会社でもしっかりとした図面の書ける建築士をそろえている所もあります。)で無ければ対応出来ないのであります。
そして、
お施主さんの視点で設計監理する事が重要なポイントであります。(設計事務所の監理と、建設会社の設計監理の大きな違い。)
以上のような状況になり、
Iさんより連絡があり、再度相談する事となった訳であります。
土地に関しても、2,3候補がありどの土地がいいか意見も求められました。
1.廻りの環境(周辺状況)ロケーション
2.隣接地の状況(隣近所の様子)
3.日当たりは良さそうか?風通しは良さそうか?
4.学校等へのアプローチ
5.通勤へのアプローチ
6.敷地の地盤の状況
7.そして何よりも自分がそこえ住んでみたいと思うかどうか?
いろんな選択条件はあると思いますが、その土地へ何度も行って見て自分自身が本当に住んでみたいと思う場所がいいと思います。
これは確か、高橋修一先生が『住まい塾』の中でも云われていた事でもあります。
そして、
土地の相談から建築設計の相談で先日、再度来て頂きました。
そして、設計監理業務の流れを始め、一般請負方式とCM方式の違い、住宅資金の融資について等々と聞かれていきました。
約2時間ほど相談されていきました。
大事な大事な理想な家づくりへ、一歩一歩前進するひと時でした。
そして、
家づくりは、お施主さんにとっても設計事務所にとっても、大変な作業であります。
粘り強く納得のいくように、勧めていくことが大事であります。
まだまだ設計事務所を気軽に利用する方が少ないですが、
どんどん相談してもらいたいと思います。
仕事になるならないは別にして、少しでもお施主さんの家づくりに貢献できれば幸いであります。
何時でも、相談を受付しておりますので、お気軽にお越しください。
良かったら、押してください。↓
C邸の設計打合せのブログは、久しぶりであります。
実際には、C(旦那)さんがちょくちょ事務所に来てくれ、打合せが出来ていたので、図面の方はかなり進んでおります。
奥さん子供を交えてのガッチリとした打合せとしては、第4回目となります。
今回も、Cさんアパートにて打合せを行いました。
前回のブログでも前述した通り、大変ハードな1日で夜8時からの打合せでした。
今回の打合せの最大のポイントは、予算でした。
図面も約6割くらい出来ておりました。
究極ローコストとは、ちょっと大袈裟ではありますが、そのくらいのローコスト住宅を目指しておりました。
基礎また木構造を重視しながらのグリットプランにし、押されるところ(設備電気等)は押さえ、重視(基礎構造、木造伝統工法、構造材、内装:珪藻土仕上げ)するところは重視して計画しました。
また、C邸では住宅資金の融資を急ぐ状況があり、確認申請も平行して進めておりました。
主要図面は、ほぼ出来ていたので、積算・見積りも平行して進めておりました。
ここ来て、積算見積りも纏まってきたので打合せとなりました。
原案通りの設計で行けば、目標金額に対して15~20%オーバーとなり、
平面(間取り)を変更せずに、設備機器のグレードを落とし、また仕上げ材の珪藻土変更をして落として5%増までもっていきました。
後更に、各工事ごとで微調整を行い目標金額へ到達させる予定でした。
あくまで、面積規模を重視しながらの考えで進めてきましたが、
Cさんの顔はみるみる強張ってきました。
そして、Cさん曰く
『それでは、私は納得できない!内装も設備機器もある程度は質も保ちたい! 』
と、
私はこう応えました。
『今、提示してある見積り及び積算は、原価でありネット価格であります。
余分な経費は入っておりません。原案通りでいけば、どの工事を見ても、もう落とせるところはありません!』と
基礎工事を始め、足場、大工工事、材木プレカット工事、サッシ内装工事、左官工事、木製建具工事、塗装工事、電気工事、設備工事、雑工事等と全てにわたり積算見積りの根拠を出し、現設計では落としようもない事を説明させて頂きました。
Cさんも究極のぎりぎりの単価で、ここまで来たことを悟ると、
『面積を縮小しましょう!』
と思い切った決断を下しました。またCさん曰く、
『ただし1階はこのままで、2階を縮小して下さい。』と
設備、仕上げ材を落とさずに15~20%落とすには、面積を縮小するしかないとの選択をして下さいました。
言い換えれば、面積規模の維持よりも、構造材仕上げ重視の選択となった訳であります。
そこうして、2時間の打合せが終わり夜も10時となりました。
Cさんも大変疲れた様子でした。(無理もありません、究極の選択をした訳ですから。)
ふと、前の事務所での打合せを思い出しました、
同じく設計の打合せで、お施主さんの都合で夜の10時から夜中の2時まで4時間の打合せをした事を・・・。
若かったとは言え、身も心もかなりきました(その時も大変ハードな1日でした)。
おっと、いけない!
話がそれてしまいました。
戻します。
2階のプラン変更は、正月の宿題となりました。
そう簡単には設計は纏まりません!
お施主さんが納得のいくまで、こちらも根気強く提案説明を心がけて参ります。
多少オーバーするのは、始めから想像はついておりました。
では、なぜ始めから面積を絞らなかったかと言いますと、Cさんの希望のプランがそこにあり、その集約がその面積だったからであります。
まだこの時点では間取りを重視するか、仕上げを重視するかの問題点では無かったからであります。
仕上げを落とせば、プラン重視は可能だからであります。
以上の状況から、ここまで引っ張って来た訳であります。
そして、限られた予算の中でどちらを優先するかと、究極の選択問題となった訳です。
設計業務とすれば、かなり手間は掛かりますが、
お施主さんの納得を得るためには、大事な観点であります。
経営的に考えれば、??マークではありますが、
ブログの名の如く、手間を掛けても納得を目指すのが、設計事務所の使命と考えます。
ちょっと、生意気な事を言ってしまいましたが、そう志していきたいと考えております。
どんどん手間を掛けておりますが、頑張ります。
最後に、お施主さんの喜ぶ笑顔のために!・・・・・
良かったら、押してください。↓
皆様!
新年あけまして、おめでとうございます。
昨年は、大変お世話になりました。
我が事務所もようやく2年目を迎え、今日まで来る事ができました。
ひとえに、お施主さん方のおかげと、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
また、本年は更なる自身の成長を図りながら、お施主さん第一の設計を心がけて参ります。
本年も皆様に大変お世話になりますが、宜しくお願い申し上げます。
哲・Braveデザイン工房
堀内哲幸