一週間前にも通った道ですが、紅葉が深まり見違える景色です。
屈斜路湖畔 砂湯付近の紅葉は特に見事です。
砂湯から、屈斜路湖畔を時計回りに3分の1回って、『津別峠入り口』に到着です。
天気が思わしくないので、少し様子を見ます。
時折、峠へ登り降りする車を見かけるので、駄目元で登って見ることにしました。
人家もなく、普通車でのすれ違いがやっとの荒れた舗装の険しい山道を登ること小一時間。路肩に残雪が目立つようになって程なく、『津別峠展望施設』到着しました。
晴れていれば360温度のパノラマが見渡せると言う、標高947メートルの『津別峠展望施設』からは何も見えません。
車に戻り、気まぐれな天気の一瞬の回復を待ちます。其を狙って登って来たのです。
駄目なら出直しです。
しばらくすると空の一角に青空が現れ、やがて太陽が顔を覗かせました。
屈斜路湖も見えてきました。
なんと! 虹も架かっています。
でも、ゆっくり楽しむ間も有らばこそ、ほんの数分のショータイムでした。
幕が降りると、合わせるように雪が舞って来ました。
小さな霰のような雪に変わり、
駐車場は真っ白。やむ気配はありません。
夏用タイヤで来ているので(ナメていました。)、落ち葉の上に雪の積もった下り道は危険です。用心しなから少し降りれば、雪は無くなる可能性もありますが、其の少しの距離に危険が潜んでいるのです。
今夜は此処で夜明かしか⁉
幸い車には水も食料も充分積んであり、一晩中ヒーターを回す燃料も心配いりません。
まっ いいか!
無理して降りるよりリスクは低いと判断しました。
標高947メートル。円の中の矢印の中心が現在地です。
雪は止み、夜が更けるにつれ星空がまたたき、幻想的な風景が広がりました。
翌朝(日)
説明は要らないでしょう。
独りぼっちで、氷点下8度の夜を過ごした辛い試練へのご褒美でした。(ほんとは、テレビと少しのアルコールと羽毛布団で、ぬくぬくでした。)
今日 一日中 てんきに なーれ ‼️
Thanks for your photos!