水徒然

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放射線に係る記載を調べました。(その10:08-27更新 高所の放射線量)

2011-08-27 | 日記

'11-07-27投稿追加・更新、強調
 既報の「今までの「放射線に係る投稿」('11-04-20~05-17)」にて、個人的に放射線に係る基礎的かつ初歩的な記載を調べました。
 現状、環境中の放射線量は地上1mの高さにて、文部科学省にて全国各地で測定され公開されています。
 全国の放射能濃度一覧

 また、別報に断片的ながら、プライベイトに測定された地上付近のデータ(引例)を記載しています。
 話がそれますが、上記の測定値は世界のイラン、インド、ブラジル、中国など高自然放射線国と比較して格段に小さいようです。
<世界の年間自然放射線量>

     (google画像検索から引用)

 例えば、ブラジルの場合はウランやトリウムを多く含む岩石から崩壊放射線(アルファ線、ガンマ線)、宇宙線などからの値(Gy:グレイ)です。  わが国の場合は漏洩したセシウム、ヨウ素などを微量含んでいる放射能、岩石、宇宙線などからの値(Gy:グレイ)です。
(ブラジルでは年間平均5.5mGy、日本約0.4mGy)
<<詳しく見る>>

<日本の年間自然放射線量>

 (google画像検索から引用)


 しかしながら、高所、山岳部における放射線の測定例は少ない。

 今回、静岡県の富士山の放射線量の測定、および高所における
放射線量に係る記載を調べました。

  高所の放射線量について追加・更新は逐次実施予定です。

1.富士山
atーS(アットエス)(7/13 09:26)
富士山「安全レベル」 富士宮市、放射線量を発表
http://www.at-s.com/news/detail/100044825.html
「富士宮市は12日、富士山の放射線量の測定結果を発表した。富士宮口登山道は「いずれの地点も健康に影響のないレベルで安全」と判断した。
 市立病院中央放射線科の深沢英史科長が11日、5合目から山頂までの各合目と、市街地の富士山本宮浅間大社の9カ所で地表、高さ0・5メートル、1メートル、1・5メートルの空間線量を実測した。

 
登山道の平均線量は毎時0・04〜0・15マイクロシーベルト。浅間大社の同0・05〜0・15マイクロシーベルトと変わりはなく、1日当たりの放射線被ばく量に換算しても限度量を下回った。 富士山8カ所の測定値は同0・02〜0・27マイクロシーベルトの範囲内だった。 東日本大震災と福島第1原発事故の影響で今夏は外国人を中心に登山者や観光客の減少が懸念されるため、市は安全性を広くアピールするために放射線量を測定した。」

⇒富士山(3776m)の放射線量は特に高くないようです。地上(1m)とおおむね同レベルと想われます。

 
2.高所の放射線量に係る記載
1)真実の扉 
「放射線で週刊誌対立」によれば、
(関連部分の一部抽出しました。)
「・・・放射線は宇宙線の影響で1500メートルごとに2倍になる。だったら標高1600メートルの長野県の野辺山なんかは大変に放射線が強い。
しかし実際は世界的に標高が高いところに住む人の方が長生きしている。
長野県は長寿でガンも少ないのです。・・・
 宇宙ステーション内部は1日で1mSv浴び、半年滞在した日本人宇宙飛行士はその間180日で180mSvも放射線を浴びたのです。
自然界ではイラン、インド、ブラジル、アメリカの一部では日本の10倍の自然放射線を浴びる地域があります。・・・」
本文を読む

PS:'11-08-26
2)サラリーマン活力再生
255885 ガイガーカウンター放射線量測定結果と個人的見解(8/15~8/21)

255885 ガイガーカウンター放射線量測定結果と個人的見解(8/15~8/21)

飛行機中の実測定データを抽出しました。)
「・・・8/15
都筑IC~羽田空港IC 0.08~0.10
羽田空港ビル内   0.07~0.09
飛行機内
・羽田離陸前 0.06
・飛行中    1.30~1.80(聞きしに勝る高線量!概ねこの範囲で
             大きく上下。アラーム鳴りっぱなし)
・千歳着陸後 0.07~0.08 ・・・」
本文を読む


PS:'11-08-27
  院長の独り言 2011年08月12日
http://onodekita.sblo.jp/article/47336293.html
(一部、抜粋いたしました。)
「 大気放射能の推移と米国行き飛行機の被曝量」によれば、
「・・・フライト
高度約10km
以前もだしました被曝量から

3.補足
<宇宙~地球環境における放射線>

    (google画像検索から引用)

 人体に及ぼす放射能の影響の有無は地上、高所とに係らず、内部被曝に係る検証データがほとんどないだけに、見解が分かれて当然ですが、既報の補足で考察しましたが、個人的には油断大敵と思っています。

 


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