オゾン(O3)層*1は地上での光合成によって生成された酸素(O2)が紫外線と反応して形成されています。同時に、紫外線を吸収して、地上の生命を守っています。宗教的な表現で言えば、生物多様性の権現ともいえる存在であると思います。
参考投稿:
「オゾン層破壊に係る記事について紹介します。」
「オゾン層破壊の影響について調べました。」
「大気圏のオゾン濃度の季節変動について調べました。」
「水中の有害微生物の殺菌方法について調べました。」
(google画像検索から引用)
オゾン層の観測状況を調べました。
気象庁、「オゾン層の観測」によれば、
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「気象庁では、分光光度計やオゾンゾンデを用いてオゾン層の状況を観測しています。その観測成果は、オゾン層保護のための国際的な取り決めをつくる際の科学的根拠として使われるなどして広く利用されています。」
ドブソンオゾン分光光度計を用いたオゾン全量の観測
地上に到達する紫外線の強度比を測定することによって、上空のオゾン全量を観測します。また大気をいくつかの層にわけ、それぞれの層のオゾン量も観測(反転観測)します。
オゾンゾンデ観測では気球に吊した観測機器により上空のオゾンを直接観測し、詳細なオゾンの高度分布を知ることができます。
気象庁、環境応用気象研究部「オゾン層の変動に関する研究」によれば、
「大気中のオゾンは地上よりはるか上空の成層圏(高度約10~50km)に主に存在して、生物にとって有害な紫外線を吸収し地球上の生命を守っています。最上層から地上までのすべての大気を、1気圧、0度にして圧縮すると約8,000mの高さになるのに対し、全ての大気中のオゾンを同じように圧縮したら約3mm分の高さになります。このオゾンの量を表すのに「DU(ドブソン・ユニット)」という単位が使われ、3mmの全オゾン量は300DUに換算されます。
「オゾンホール」とは、南極域のオゾン全量が220DU以下となる領域のことをあらわしています。・・・・・」 <<詳しく読む>>