『三樂録』

「善樂」「健樂」「長樂」の探究軌跡。時は満てり、これでいいのだ。

三十七星霜

2017年11月24日 | 茶飯事

 


11月24日は、私たち夫婦の結婚記念日です。今年で37回目となります。長いのか、短いのか、時間的な感想はありませんが、気持ちとしては「感謝」で一杯です。この先のことは分かりませんが、「平均寿命」で考えるならば、もう少し面倒を看(み)てもらわないといけないので、共に元気に「健康」には気遣っていきたいと思います。

 秋の夜
 二人で星見
 三十七年

昨日は、祝日ということで、孫や子どもたちがお祝いをしてくれました。家内も私も既に両親は看取っておりますので、親の結婚記念日をお祝いすることはなくなりましたが、子どもたちが祝ってくれる年齢になっていることを認識しました。


自然を見渡せば、一瞬の生命しか付与されていない生物もいれば、悪条件の中で生き続けなければならない宿命の生物もいます。何の因果かは分かりませんが、共通していることは、それぞれがそのことで「嘆くこと」はないということです。今日を全力で生き、咲き誇るものもあれば、散りゆく生命も、今日を「精一杯」に生きています。

不平、不満、不遇と思い通りにいかないことは数多かれども、比較して嘆くことなく、「今」という時間を精一杯に、「楽しい」と思えるように考え、行動したいものです。

一歳九か月の孫を見ていますと、人間らしい行動が見え始めました。短い時間ですが、一人で遊ぶこともできるようになってきています。「遊」ということが、自分が楽しいと思うことが、すべての瞬間のような気がします。暇だからとか、何もすることがないからとか、おもしろくはないが仕方なくしているとか、そのような雑念は微塵もありません。老後の遊びも、孫のような気持ちでできればと教えられました。


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