寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

前住の教え

2022-04-28 14:58:04 | Weblog

月忌参りで歩いていたら
野菜づくり名人のご門徒さんが畑に出ていた
素通りするのも何だから
挨拶して
話の流れで畑の野菜の出来を褒めたら
ちょっと持って帰ってと
朝採りしていた野菜を持たせてくれた

前住職が
「人の持ちモンやたらと褒めるな
 欲しがってると思われる」
と言っていたのを思い出す

また次の日
お母さんが進行性の病気で具合が悪いおうちのお参りに伺った
娘さんが対応してくれたけど
「具合はどうですか?」
とは言わない
「お寺は葬儀の予定を気にしてると思われる」から・・・・
これも前住の教え

「一人暮らしの女性のご門徒さん宅で話し込んで長居するな
あらぬ噂を立てられる」とも

義父が
家族に改まって仏法のことを説くことはなかったが
生活の知恵みたいなことは
折々に口にしていた
ケース バイ ケースだし
古くさいなと感じることもあったが
今になってなるほどと実感することもある

ほんと色々口うるさかったな😅


これで良かったのか?

2018-08-20 22:32:26 | Weblog

一か月の検査&コントロールのための入院だったのに
摂取カロリーとインシュリン単位に終始して
気がつけば10カ月もの入院期間になっていた

杖で歩いて
なんとか自分でトイレでの排泄行為もできていた母が
車いす
完全おむつ内排泄の人になった

「正常値」を得るために
生活を捨て、
好きなもの食べるのを諦めた

84歳だよ?
これで良かったんだろか・・・

退院したとたん
「完全なる正常値」を維持することは難しくなった
でも、
ほどほどにおやつを食べて
ほどほどに数値もコントロールされ
楽しそうに「生活」している




坊守交流会

2018-03-01 01:14:56 | Weblog

教区の坊守交流会に参加した

そのつもりはなかったんだけど
「行こうよ!」って誘ってくれる友達のおかげで
思いがけず楽しい時間を過ごすことが出来た

先日の健診で
生活習慣病まっしぐらな事実が判明し
ドクターから美味しいものを食べすぎるなと厳重忠告されたばかりだというのに
身も心もどっぷり酒池肉林に浸ってしまった二日間でした(^^;)

初めての土地
初めましての坊守さん
見たことのないお寺の伽藍
知らないもの、人、事に出会うのは面白い

「お浄土」を学ぶのは
穢土で生きる自分を見つめなおすことだと言われるが
この交流会で出会った初めてのことは
翻って自分を知るいい機会であった
改めて自分のを見つめなおして、
では、これからどうしたいのかというのはそれぞれの課題なんだと思う

ただ、
今いる場所で生きていくという覚悟(そんな恰好良いもんでもないけど)
…みたいなものはちょっと感じることが出来たと思う

とりあえず
明日からは精進して
体重を落とすことから始めよう(笑)

※酒池肉林という言葉が適切かどうか気になってWikipediaで調べてみたら
 酒池肉林(しゅちにくりん)は、酒や肉が豊富で豪奢な酒宴という意味の四字熟語である。「肉林」の「肉」に「肉欲」の意はなく、女性に囲まれて大騒ぎをする宴というのは誤用である[1]。中国語では、発祥から現在まで「酒池肉林」は、はてしなく過度な奢侈的生活を過ごす、贅沢三昧な生活をすることを意味している。

とのこと…大丈夫であった(笑)


友達では・・・ないな(^^;)

2018-03-01 00:56:52 | Weblog

先日
某同業者から
それは失礼でないか?(多分)と思われるお言葉を頂戴した

まぁ否定できない事実ではあるが

例えば
「あなた不細工よね」と言われたとしよう

気心知れた、友達からの暖かな何か‥‥ではないな‥‥

なんの意味も感情も持たない
脊髄反射的な単なる事実の指摘なのか

話の流れと勢いで
つい口が滑ってしまって
あ!やっちまった!的なそれなのか
 
それとも
悪意ある攻撃的発言なのか‥‥

その真意はわからないが
折角の楽しい時間にケチがついた感じで気持ちの良いものではなかったな

まぁ
友達では無い…(多分)から
大人の対応でスルーしたよ


誰?

2016-10-20 08:44:18 | Weblog

昨夜遅く、一年ぶりに長男が帰省してきた。

爺ちゃん婆ちゃんのお二人さん
「兄ちゃん・・・?誰?」
・・・・ってまさかの反応Σ( ̄ロ ̄lll)
 ま、そのうちひょこっと思い出すかも。

忘れてしまったことを指摘されたり、
忘れたことを悔やむぐらいの認知度だと
落ち込むけど、
忘れっぱなしって案外本人にはダメージ少ないみたい。

忘れられた人間にはかなりのショックだけどね



新人坊守研修会(2)

2016-10-15 21:18:28 | Weblog

自分にも新人坊守時代があった

頑張っちゃう優等生気質と
割と人の評価を気にする性分が災いして
今まで自分が築いてきた「自分」ってのはどこに行ったのか?
自分らしく生きてるのか?
わからなくなって
苦しかった

そんな時スガシカオの「プログレス」って歌に出会う
ずっと探していた 理想の自分って
もうちょっとカッコよかったけれど
ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは"ジブン"っていうらしい


歌って宛名の無いDMみたいなもんで
そのままゴミ箱に捨てられることもあるけど
誰かにとってはとっても大事なメールになることもある
法話や先人が残した言葉たちも、ある意味そうだと言える


自分は自分探しに違う世界に逃げ出すことなく
とどまり悩み苦しむこともひっくるめて私らしいんだと肯定することができたような気がする

そのうち
自分の考えてることってどうなんだろう?って誰かと談合したくなった
で、ブログを始める
いろんな人がコメント欄に遊びに来てくれたな
実生活では
教区の仕事にかかわるようになっていろんな出会いがあった
忘れられないのは
新人坊守一泊研修で初めて会ったE子と意気投合
朝、新聞配達のバイクの音が聞こえるまで話し込んだ
ま、お互いおしゃべりだったってことなんだけど
その出会いから早や10年
彼女が去年の新人坊守研修会で話した
「同じ問いを共有する朋が集まって、サンガができる」という言葉をかみしめたものです

問いを共有し
同じ感性を持つ人との集いはとても居心地が良いものです
ただ、気をつけないといけないのは
同じ考え方だけの集まりは健康的でないということを知っていること
そんな集団は、排他的になり、よどみ、脆弱になります

これも数年前の新人坊守研修会で
講師の先生が話されたことで印象に残っていることですが

宗門やお寺ということころ
ともすれば閉鎖的で
独りよがりになりがち
そこに「?」という感覚をもてるのが若坊守である
若坊守の言葉はわかってるつもりで淀み腐る宗門へのカンフル剤になるんだと
だから思ったことは声出して言ってみよう
新人で無くなった人は
新人の声に耳を傾け、声を出す場を奪わないようにしよう!

・・・・・と
新人で無くなりつつある私は
新人坊守研修を受けながら感じたことです


新人坊守研修会

2016-10-15 21:13:03 | Weblog

先日
教区の新人坊守研修会に行ってきた
まぁ当然もう新人といわれるような年齢ではない
ちょいスタッフ的立場での参加

帰ってきて
久しぶりに自分のブログをのぞいてみた
ホントに放置状態のブログなのに

結構なアクセス数でびっくり

検索ワードは・・・・いつもそうなんだけど
「若坊守」

これから結婚して若坊守になる人
結婚どうしようか考え中の人
若坊守になったものの若坊守ってなんだ!?ってお悩み中の人


こんな時代だから
ネットでポチして「若坊守」検索
で、ヒットするってことなんだろうなぁ

 


高糖質生活

2016-08-12 23:55:46 | Weblog

昼ごはんも食べずに盆参り
夕飯作ったものの、食べる気になれず…

で、ついつい合間に
パンとか
いただいたお菓子とか
摘まんでしまう(;´・ω・)

せっかく低糖質ダイエットやってんのに
高糖質な食生活
しかし
炭水化物ってこんなに美味しかったっけ
体に染み渡る

おかげで
ハードワークにも拘らず、体重減らないの(泣)


夫婦団らんより、風呂上がりのビールを選ぶ訳

2016-07-22 00:53:59 | Weblog

だからね
「俺が上がったら次早く入っておいでよ、一緒に飲もう」て言って欲しかった訳よ

一緒に午後から庭木の剪定からの片づけしてさ
汗まみれ、ほこりまみれ、木の葉だらけで六時に仕事上がって
あたしはそのままの格好で夕飯作ってんのに

「俺風呂入ってくるから、
(上がったら,ご飯出来るころだから)
  丁度いいね」って

そりゃないわぁぁあ~

なので
夫にはさっさと一人で飲んでもらって
私はお風呂に入って、ゆっくり後から楽しむっていう、いつものパターン