伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

IKOI初の大室山山頂一周ウオーク

2017年12月06日 | ウオーク

12月4日    (月)    

個人的には人を案内して大室山頂までリフトで上がることはしばしばあるが、IKOIグループで山頂一周ウオーキングをするのは今回が初めて。

当初、今日のIKOIウオークは小室山一周を考えていたが、IKOI農園前に6名(Mr. & Mrs.IW・IT・ON)が集合したとき、空を見上げたら雲一つないような紺碧の青空なので急遽予定を変更、リフトで大室山山頂に登り火口壁周囲1㎞を歩くことになった。

思いを巡らせば、IKOIウオークを初めてから長い年月が流れ随分沢山の散歩道を歩いてきたが、いつも間近に見上げている大室山山頂を歩いたことはなかった。頂上の火口壁一周が1㎞しかないのでIKOIウオークに少々物足りなかったからでもある。

「大室山」は伊豆東部火山群とを代表する約4000年前に噴火した「単成火山のスコリア丘」。

粘度の低いマグマが噴出し冷え固まって暗色の軽石(スコリア)になり火口周辺に降り積もって巨大なプリンのような山体を形成したもので、その見事な山体は、伊豆というより日本を、ひょっとしたら世界をすら代表する「スコリア丘」かも。2010年には国の天然記念物に指定されている。

(他から転用) 

 

 リフト入口の鳥居は大室火口に「磐長姫命」を祭神とする神社のもの。磐長姫命は妹の美女の誉れ高い「木花開耶姫命」と違って醜女だったが、長寿と安産に恵まれた。

 

山頂はすっかり整備されて見違えるばかり。ただ、周回路がすべて舗装道になっていたのは自然路に愛着を持つ我々にはちょっと抵抗が……。

 

北面には見事な富士山、そしてはるかかなたには雪を頂く南アルプスも。

東面に見る伊東市街、そして目の前にひろがる我々が住む大室別荘地、唯一残念だったのは海がかすんでいて島々が見えなかったこと。

 

南に仰ぐは天城の山々(左から「箒木山」「万次郎岳」「万三郎岳」「馬の背」「遠笠山」「矢筈山」)と眼下には池地区の田園(我々お気に入りの散歩道がある。)

 


 

リフトを下りて「さくらの里」公園に。この時期に咲く「さくら」は「三波川冬桜」のみ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする