伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

箱根ウオーク

2012年11月23日 | 「大室高原歩こう会」

11月22日 (木) /

今回の「大室高原歩こう会」は、「箱根園」から駒ケ岳ケーブルで「駒ケ岳頂上」に上り、「防ケ沢分岐」「早雲山分岐」「神山分岐」を経て「大涌谷」まで歩く予定であった。

しかし、下界は晴れているものの駒ケ岳頂上付近は雨雲と霧に覆われ、強い風が吹いているとのこと、ケーブルも運行が可能かどうか危ぶまれるという。

ケーブルが運行しても頂上からの視界が開けないだけでなく、このコースは岩場のかなり危険な下り道もあるとかで、急遽予定を変更、バスで「大涌谷」まで直行し、大涌谷を見た後、姥子を経て湖尻までの「自然探勝路」を下って、そこで昼食となった。

その後は湖尻から箱根園まで芦ノ湖湖畔に設けられた遊歩道を1時間ほど歩くことになった。

コースの変更にもかかわらず、距離は結構長く、この日の総歩数は16289歩に達したのには少々驚いた。

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大涌谷ではこの日の気温や湿度の関係なのだろうか、いつもより湯煙を盛んに吹き上げていた。

自然探勝路の途中には、硫黄の匂いのする荒地や「弘法の硯石」などの見所があるほかは、もみじの落葉で埋まった道をひたすら下る。

 

紅葉には少し時期が遅すぎた。しかし、それでも残る紅葉は美しい。

山中と違って湖畔の紅葉はまだ残る。その下での弁当。

芦ノ湖湖畔を歩む。その出発点には奇妙な形をした大木が……。

帰路の「十国峠」でようやく富士の全貌を捉える。

全コースを歩き通したとはいえ、これ以上は歩けそうにない。人様には迷惑はかけられない。どうやらここらあたりが「退け時」である。

「大室高原歩こう会」にはずいぶんお世話になった。十二分に楽しませてもらった。

今年をもって退会することに決した。

これからの「歩き」は自分勝手の気ままなものにしよう。

コメント (1)
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