何代目かのジェームス・ボンドを演じるのはダニエル・クレイグ。
今回はMとボンドがやたらフィーチャーされた作品だった。
アクション映画としての007シリーズは安定感がある。
まず、カーアクションに始まり、マーシャルアーツあり、
バイクアクション、スカイアクションなど、
毎回楽しませてくれる。
今回も、例に漏れず、見事なアクションの数々。クレイグの鍛え上げた身体の見せ所だ。
だが、今回は、ボンドも老いを感じ始める。夜の方はお盛んだが…
Mも引退を突きつけられたり、世代若いQなど、あえて新旧を意識させる。
古き時代に活躍した旧地下路や軍艦島や廃墟に近い実家など古きものをあえて用いるところがいいよね。
ボンドカーも旧車だし…
あと、このシリーズの凄いところは音楽。
デデンのイントロだけで007だと分かるインパクト。
MIシリーズもイントロで分かるし、良い音楽といいシリーズものに必要なんだよな。
主題歌のアデルちゃんのスカイフォールもいいね。
タイトルバックがカッコイイ。見入ってしまう聞入ってしまうタイトルバックは良い映画の目安。
ただ、クレイグ版のボンドとしては、慰めの報酬の方が好きだった…
クレイグ版ボンド好きだから、まだ続いて欲しいな。