マシンblog

ネコを散歩させるのは無理なのか?

GANTZ PAを観た。

2011-05-30 19:01:41 | 2012年
前回のGANTZの続編で、二宮和也主演、佐藤信介監督作品。原作は奥浩哉の同名マンガだが、
現在も連載中のマンガのため、PAはオリジナルのエンディングになっている。

今回は前回と違い、Xガンより刀を使った殺陣のオンパレード。
このアクションカッコイイ!特に黒服の女の子。

あと、電車バトルで玄野が一回飛び出してからのもう一度…みたいなトコとか、カッコイイ。

いろんな映画の要素が観てとれて、そういう点で面白かった。(KILL BILLとかターミネーターとか)

残念なのは山田くん演じる重田が謎過ぎる事。刑事なの?マスコミなの?何なの?
オレの理解力がないのか??

映画オリジナルのエンディングについては、色々言いたいが、ネタばれなので、ココではry...

それと、オープニングのタイトルのトコかっこ良かったな。アレは映画への気持ちが入るので好き。

あと、最初にパート1の復習があるんだけど、スゴく簡潔にまとまってて、全部を表現できてて良いあらすじだった。
あれ観とけばパート1は観なくても平気かな。

ブラック・スワンを観た。

2011-05-23 20:40:03 | 2012年
ミッキー・ローク主演の「レスラー」が記憶に新しいダレン・アロノフスキー監督作品。

主演は、ナタリー・ポートマン。この作品で本年度のアカデミー主演女優賞を受賞しているだけに、
これは観とかんといかん!と想い、早速、映画館へ。

この映画は、バレリーナのお話。ナタリー演じる内気なバレリーナ・ニナが主人公。

バレエダンサーといえば、草刈さんか熊川さんぐらいしかしらない、
そんな低知識でも無問題。(でも、白鳥の湖は事前に知っとくと、もっと楽しめるのかも…)

ナタリー、さすがオスカー女優、肉体が完全に草刈さん、いや、バレエダンサーになってます。
このビジュアルからも、ナタリーのこの作品への意気込みが見て取れます。
(憧れのバレエダンサーの後、プリマを演じる事になるニナの不安や葛藤を表現する演技力もはんぱないですが…)

後半へつれて、壊れて行くナタリーは、ハンパない。かなり鬱です。狂気です。

R15指定でエロいシーンもあるのだがナタリーはちっともエロくない(色気が無い役柄)ので、
この映画のエロさを一手に引き受けてるのがミラ・クニス、今後注目の女優さん。
あと、ウィノナちゃんは、すごい女優になったもんだ。

レスラーのミッキーローク同様、ナタリー自身が役に重なるのは、アロノフスキー監督の狙いなんだろうな。

音楽も見所(聴き所?)。不安を煽る音を意図的に入れてるはず。冷たい熱帯魚ばりにヒリヒリします。

冷たい熱帯魚を観た。

2011-05-12 05:44:43 | 2012年
「愛のむきだし」でおなじみ、園子温監督の作品。

さすが園作品、狂気満載。
でんでんさん鬼畜です。てか村田ね。あと、吹越さんもいい感じ。

ゆがんだ家庭、そこに入り込む非日常。
もう観てるそばから心がヒリヒリしっぱなし。

実在の事件が元になっているってのが怖い。

てか、その事件、なんとなく覚えてるから…。

園監督のヒミズにも期待したい!!

Somewhereを観た。

2011-05-07 13:42:51 | 2012年
ソフィア・コッポラ監督作品。言わずとしれたフランシス・F・コッポラの娘。

細切れの日常を見せられている感じ。

フェラーリが、ギプスが、ポールダンサーが…
全てが断片的で、なんだか全部伏線に見えて仕方が無い。

俳優のジョニーとその娘クレオの関係がイイね。
別居しているからだろうか、2人の距離感が絶妙。三人で朝食を食べている時のクレオの視線。
妙に女性的でドキッとした。
父の肩に首を傾けもたれかかるクレオ。この映画の個人的ベストショット。

クレオとジョニー、なんとなくソフィアとフランシスの親子関係がオーバーラップして想像が膨らんだ。
それと、やっぱりソフィアは音楽の使い方が上手い。

それにしても、エル・ファニングちゃんはダコタちゃんに似てきたなぁ。