今回の「わたしたちの教科書」は、喜里丘中でいじめについてのアンケートを行ったり、珠子(菅野美穂)と直之(谷原章介)が別れることになったりする、という内容である。
今回のエピソードを見ていると、耕平(伊藤敦史)もすっかり雨木(風吹ジュン)の手に墜ちてしまったので、ますます先が見えなくなってきたように思う。
けれど私は、今回の話を見終わって、「ハルマゲドンは必ず起こる。」と、強く思った。
ドラマ終盤で、明日香(志田未来)を殺したのは三澤先生だとわかるが、これを知ったとき私は思わず「うそ…!?」と声が漏れてしまった。
同じ頃、喜里丘中の塀に「死ね。」などと落書きがされていることが発覚するけれども、これが生徒の側からの最終警告だということを考えると、「もう、ハルマゲドンは避けられない…!」、と思わずにはいられなくなった。
だけど、この落書きを耕平が「消しましょう。」といった時はマジで、「消すな!!!」と、怒鳴りたくなった。
喜里丘中で今、いじめが起きているという重要な証拠を消してしまうことになるし、何より私はこれから喜里丘中が光の世界へと変わっていくためのアイテムの1つが失われる、と思えてならなかったから…。
落書きの内容そのものは、とてつもなく恐ろしいものだけど…。
また、今回のエピソードではいじめについてのアンケートをしていたのだが、私はこれをやったところで生徒たちが本当のことを書くとは思えなかった。
しかもその後で、耕平が2年3組の生徒の前で謝罪するシーンがあるけれども、彼が謝罪したのを聞いて兼良(冨浦智嗣)らが拍手する様子は不気味に思えた。
生徒たちがいつでも、心の奥底にしまってある核爆弾を発射してきそうな感じがして。
けれど、全クラスのアンケート用紙を回収した後で、明日香が1年生だった頃に書いた三澤先生の日誌が出てくる。
そこに書かれた内容を聞くなり私は「いじめはやっぱりあったな…。」ということを自分の中で再確認したように思う。
ドラマでは、早紀(真木よう子)がそれを見て虚言癖だなんて言っていたけれど、それが書かれた時点で明日香がおかしくなっていたことを示す一種のバイブルだと、少なくとも私には思えた。
こうなると私は、近い将来必ず起こる裁判で三澤先生の日誌が使われることを願うばかりだ。
それ以上に、雨木のような悪いヤツらがのうのうと生きていられる世界が終わってほしい、と心から私は思う。
そして、耕平が元々いた、珠子たちの世界に戻ってくる、ということも…。
次回は、珠子が三澤先生のもとを訪れたりするそうだ。
●関連記事
■他のブロガーの感想
・わたしたちの教科書 第六話(「どらま・のーと」より)
・わたしたちの教科書 第6話 「恋をする気持ち」(「テレビお気楽日記」より)
・わたしたちの教科書 第6回(「せるふぉん☆こだわりの日記」より)
・大倉孝二さんの似顔絵。「わたしたちの教科書」第6話(「「ボブ吉」デビューへの道。」より)
・わたしたちの教科書(5月17日)(「今日感」より)
・「わたしたちの教科書」の話6(「のらさんのうだうだ日和」より)
・わたしたちの教科書 第六話(「特に個性の無いブログ」より)
・わたしたちの教科書 第六話 「恋をする気持ち」(「最後に笑うのは誰か」より)
・わたしたちの教科書 第6話(「くつろぎ日記」より)
・わたしたちの教科書 第6話:恋をする気持ち(「あるがまま・・・」より)
・一度も好きだったことはなかった・・・今日までは。(菅野美穂)(「キッドのブログinココログ」より)
・《わたしたちの教科書》◇#06(「まぁ、お茶でも」より)
・わたしたちの教科書 第6話(「渡る世間は愚痴ばかり」より)
・わたしたちの教科書 第6回 短め感想(「ぐ~たらにっき」より)
・『わたしたちの教科書』 第6回 「恋をする気持ち」 メモ(「つれづれなる・・・日記?」より)
・「わたしたちの教科書」第6話(「気ままにいきましょう!」より)
・わたしたちの教科書 第6話 珠子の決断と加地の学校(「レベル999のマニアな講義」より)
■過去の回の感想
・「わたしたちの教科書」(第1話:「いじめと裁判と」)
・「わたしたちの教科書」(第2話:「学校崩壊」)
・「わたしたちの教科書」(第3話:「女教師の秘密の顔」)
・「わたしたちの教科書」(第4話:「校庭の奇妙な事件」)
・「わたしたちの教科書」(第5話:「職員室のイジメ!!」)
(A)三澤先生が明日香を殺したと知った時、驚きを隠せなかった人
(B)喜里丘中の塀の落書きを耕平が「消しましょう。」と言うのを聞いたとき、「消すな!!」と言いたくなった人
上の項目(A)・(B)に1つでも当てはまる人は、ココをクリック!
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けれど私は、今回の話を見終わって、「ハルマゲドンは必ず起こる。」と、強く思った。
ドラマ終盤で、明日香(志田未来)を殺したのは三澤先生だとわかるが、これを知ったとき私は思わず「うそ…!?」と声が漏れてしまった。
同じ頃、喜里丘中の塀に「死ね。」などと落書きがされていることが発覚するけれども、これが生徒の側からの最終警告だということを考えると、「もう、ハルマゲドンは避けられない…!」、と思わずにはいられなくなった。
だけど、この落書きを耕平が「消しましょう。」といった時はマジで、「消すな!!!」と、怒鳴りたくなった。
喜里丘中で今、いじめが起きているという重要な証拠を消してしまうことになるし、何より私はこれから喜里丘中が光の世界へと変わっていくためのアイテムの1つが失われる、と思えてならなかったから…。
落書きの内容そのものは、とてつもなく恐ろしいものだけど…。
また、今回のエピソードではいじめについてのアンケートをしていたのだが、私はこれをやったところで生徒たちが本当のことを書くとは思えなかった。
しかもその後で、耕平が2年3組の生徒の前で謝罪するシーンがあるけれども、彼が謝罪したのを聞いて兼良(冨浦智嗣)らが拍手する様子は不気味に思えた。
生徒たちがいつでも、心の奥底にしまってある核爆弾を発射してきそうな感じがして。
けれど、全クラスのアンケート用紙を回収した後で、明日香が1年生だった頃に書いた三澤先生の日誌が出てくる。
そこに書かれた内容を聞くなり私は「いじめはやっぱりあったな…。」ということを自分の中で再確認したように思う。
ドラマでは、早紀(真木よう子)がそれを見て虚言癖だなんて言っていたけれど、それが書かれた時点で明日香がおかしくなっていたことを示す一種のバイブルだと、少なくとも私には思えた。
こうなると私は、近い将来必ず起こる裁判で三澤先生の日誌が使われることを願うばかりだ。
それ以上に、雨木のような悪いヤツらがのうのうと生きていられる世界が終わってほしい、と心から私は思う。
そして、耕平が元々いた、珠子たちの世界に戻ってくる、ということも…。
次回は、珠子が三澤先生のもとを訪れたりするそうだ。
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人って、他者に『闇のもの』にされるわけではなく、自分から進んで『闇のもの』になっちゃうんですよね?
其処が怖いのだけけどね。
「仲間はずれ」というのは、心弱い人間には、一番堪えることではあるけどねーー
それに耐えられずーー自分自身を、そちら側においてしまう。
ナチでも、ナチを恐れ、ナチに味方したユダヤの一部の人(ナチ側についた)が、一番酷いことをしてしまってたーー
明日香の教科書と同じ言葉、筆跡の壁の落書き。
明日香の教科書を見てるのは、加地先生だけです。あの場の先生の中ではね。
その加地先生が、率先して『消しましょう』と言うのです。
怖いドラマですよね?
加地先生が自分から「闇の世界」に足を踏み入れた、と聞いて、すごくびっくりしています。
私は今まで、加地先生は雨木副校長に「闇の世界」に落とされた、と考えていましたので…。
人から仲間はずれにされる、というのは私もすごく怖いし、もし自分がそんな目にあったらとても耐えられません。
それよりもむしろ、無意識のうちに自分と比べて能力が劣っていたり、弱い立場にある人を攻撃する、という事のほうが恐ろしく思います。
「『仲間はずれにされること』から自らを守る。」という、たったそれだけのために。
こうして考えると、「死ね」と落書きされた明日香の教科書を目にした、たった1人の教師である加地先生が自らの意思であの塀の落書きを「消しましょう。」と言った、というのは人間のイヤな一面を見ているようで、考えれば考えるほど怖くなってきます。
それでは、またよろしくお願いします。