「結婚できない男」（第4話：休日ひとりで悪いか!?）

今回の「結婚できない男」は、信介が休日出勤する前に、机の上にきっちりと並べてある仕事で使うものをかばんに入れていく、というシーンから始まる。


今回も信介のひねくれっぷりは健在だったと思う。

ドラマでは、信介が柴又方面のバスツアーに行った時に（しかも、夏美も偶然このツアーに参加していた！）、バスガイドが柴又帝釈天の説明をしている最中にうんちくをかまして、担当のバスガイドを泣かしてしまった、というシーンがあった。
しかもその後、彼は夏美に対して「あなたは1人で寂しく休日を過ごすためにバスに乗ったんでしょ。」とこぼしたのだから…。

私が信介が夏美にこぼしたセリフをを誰かから浴びせられたら、夏美みたいに大激怒していると思う。
それが飲み会の席だったら、「てめぇ、この場の雰囲気をぶちこわしにする気か！！」とキレているかも…？

でも、信介と夏美がホンモノの夫婦に間違えられたり…、というのは大爆笑だったな…。


けれども今回は、これまでひねくれっぱなしだった信介にも、変われるかもしれないきっかけが出てきた。
それは、神宮花火大会の時に信介の働くビルの屋上（信介しか知らない、特等席！）に夏美たちがやってきた時だ。

夏美の「ご一緒してもいいですか？」という問いかけに、信介が「僕は別に…。」という言葉を返したときは思わず、「信介も素直になったかな…。」と言いたくなってしまった。
その直後にみちるや英治たちも“特等席”にやって来た時は笑いがこぼれてしまったのではあるが。


このシーンを見ていて私は、信介にはこの神宮花火大会での出来事をきっかけにして素直になっていってほしい、という気持ちでいっぱいになった。
中には「結婚する女なんているの？」と疑問に思う人もいるけれど……。


ここからは余談になってしまうが、夏美やみちるらが信介の“特等席”にやって来た後で、みんなで花火を見ながらワイワイ騒いだりするシーンを見たときは、飲み会の様子を連想してしまい、自分もこの場に参加してみたい…、という気持ちも起きてしまった。

でも最後の最後にあった、信介だけがビルのてっぺんでひとり花火、というのを見たときは大爆笑だったのだけれど。


次回はどうやら、信介が倒れて中川総合病院に入院、となってしまうようだが…。


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■過去の回の感想
・「結婚できない男」（第1話：一人好きで悪いか）
・「結婚できない男」（第2話：好きなもの食べて悪いか）
・「結婚できない男」（第3話：お金を使って悪いか）


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