てまりーにゃ

にゃーにゃー

手術は成功したけど脱臼して再手術になりました

2016-10-08 16:59:39 | 顎変形症
骨切り術は、私の場合移動距離が小さいのと、身体への負担をなるべく抑えたかったので、ドクターと相談して噛み合わせを得られる最低限の内容で、「切りっぱなし」という、ボルトやプレートなどで骨を固定しない方法を選びました。

手術は昨日(10/7)、ちょっと出血が多かった以外はスムーズで、シビれなどもなく、上手くいってたと思います。

さすがに手術直後は身の置き所の無いような辛さというか、悶絶してました。痰を飲み込めなくて息が詰まって苦しかった★(追補あり)。でも看護師さん達が皆テキパキやってくれて、夫も、私が痛がるので一生懸命手や足を揉んでくれて、2時間ほどして酸素マスクが取れる頃には徐々に落ち着いて、その日の消灯前には、吸引の仕方を覚えて楽になるなど、どんどん回復しつつあった。

けれど残念なことに、今朝(10/8)レントゲンを撮ってみたら、左の奥側の切りっぱなしの顎骨が脱臼してて、局所麻酔で戻そうと開いてみたら、骨が後ろ側に落ち込んでて、局所麻酔では無理と判断して閉じた。ちょっと珍しいケースらしい。

脱臼の原因として考えられる事は、幾つか伺ったけど、顎の力が強くて引っ張った可能性があるとの事。麻酔から覚めた時かなり暴れたらしいし、術後の顎間固定が少し緩かったとのことので今朝締め直したんだけど、夜のうちに動いちゃったのかも。★★(追記あり)

それで、明日(10/9)緊急オペをする事になって、ちょっとしたショックだったけど、もう観念しました。今自分の感性レベルは低下してて(痛みとかショックを受けるのを少しでも減らそうという適応かと)、ウトウトしている様な感じ。

予定では、明日には包帯とかチューブ全部取れるはずだったんだけども、今日も少し歩くとこまで回復してたんだけれども、やり直しって事で、まあ2回目は、少し慣れたし、手術も軽いと期待して。

急に再手術することになって、不安がないと言えば嘘になるけど、一応術前の説明の範囲内だし、今日も夫やドクターや皆さんに親切にしてもらって、おおむね穏やかな気持ちでいます。

追補★(これはパニック!)
全身麻酔の後、口と鼻に管が入り、酸素マスクを被り、しかも上下顎間がワイヤーとマウスピースでがっちり固定されている。疝痛もある。その状況下で「吸引」を教えられても意味が分からず、口もきけないから質問もできず、溜まってくる痰や唾液で息が苦しいから、痛いのをこらえて飲み込むしかなかった。←看護師さん達にフィードバックしました。今後に活かしますと言ってくれたので嬉しい。


〈手術直後はじめのうち使い方が分からなかった吸引器〉


〈酸素マスクは全身麻酔からの復旧期に呼吸を助けるもので、麻酔部から「術後2時間は要装着」との事だったが、酸素マスクが鼻チューブに当たるとオエっとなってかえって息をするどころじゃなくなり、吸引の妨げにもなり、辛かったです。ベテラン看護師さんが、「当てなくていいからシャワーみたいに顔の横にでも置いといて」と言ってくれたのが救いでした〉

追記★★夜中に息苦しくてひとりで吸引しまくってた時、奥の方に詰まった痰を取ろうと、一瞬ちょっと真空状態が過ぎて、左の頬が「ビシッ!」てなった。痛かったのと、怖くて看護婦さん呼ぼうと思ったぐらい。後に「吸引器ぐらいで…」と言われたけど、この時脱臼した可能性アリ!と自分では思ってる。余りにおバカで結局それ以上言えなかったけどね!(^-^;

【教訓】⚠️吸引器は、ノズルを口に入れて唇を完全に閉じると、かなりの陰圧バキュームになりますw