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インターネットが人に与える影響について

2011年07月29日 | 日記
コンサルティング事業部の関根です。

「検索エンジンとともに生きる現代の私たちは、"情報自体"を記憶するよりも、
"情報の在処"を記憶するようになって来ている。」
コロンビア大学の心理学教授 Betsy Sparrow は、上記のような検証結果を報告しています。

この記事について詳しく知りたい方は、下記の論文を検索してみてください。
"Google Effects on Memory: Cognitive Consequences of Having Information at Our Fingertips
(Googleが記憶に与える影響)"


現代社会において、問題解決の為に大切なのは、膨大な知識をインプットすることではなく、
解決の為に必要な情報を効率よく引き出す為の、紐づけであると言えると思います。

そして人類はインターネットという巨大なストレージを手に入れることで、
この情報アクセスの簡便化を強力に推進し続けています。

現在googleの時価総額は15兆円。
EvernoteやDropboxの流行を思うと、市場のこの傾向はまだまだ進んでいくことでしょう。

そして今、人がインターネットに求めるのと同様の動きが、
我々専門家の業界にも訪れているように思われます。

世界中の多くの大企業は、主にアジアのセンターに
自社の情報管理をアウトソーシングしています。
多くの知識中心型の専門家が廃業を迫られている一方で、
問題解決型の専門家の組織化が進んでいます。

ただ、知識があるだけの専門家は、
すでに社会で有用な存在ではなくなったように思います。
我々が市場で生き残ってゆく為に、専門家たちを組織化し、
彼らをクライアントのニーズを中心にマネジメントする必要がある。

私は現在、会計のプロフェッショナルを目指して、
専門知識のインプット・アウトプットを繰り返していますが、
自分の能力を何のために、誰のために役立てるのか、
という視点を常に失わぬよう在りたいと思います。

そして私たちという集団が常に社会的に有用である為に、
顧客志向の理念の下、マネジメントを実践する人間でありたいと思います。


関根 大樹

【くのじむ日記】7月28日

2011年07月29日 | 日記
7月28日(木)
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。
久しぶりの雨となりました。気温が変わりやすく体調管理が難しくなりますが、各個人で気をつけていきましょう。



【でき若ディスカッション】P242 わたくし論 亀は萬年「代表取締役会長戦略」


(英語の先生)
皆さんは、会長はこの会社を成功させ、その後彼が亡くなった後も皆の記憶として残ります。どのようなことで会長を手助けできますか。


(岡田(啓)さん)
社長の仕事は従業員の教育と皆を成功に導くことです。日常業務の他に社長の見解と、社員の見解を一致させることが必要です。


(川隅さん)
私の意見ですが、社長やCEOは会社を成功させ社会に貢献しなければならないと考えております。私の仕事はネット戦略事業部の仕事です。困難ですが、社会貢献と目的のつながりを理解する必要があります。多くのサイトを訪れた人々が海外事業に少しでも関心を持っていただけれたらと思います。従業員だでなく、株主の方にも関心を持っていただきたいと思います。


(コールさん)
川隅さんに質問です。会社の理念という観点でどのようなことを重要視してこれから行動されますか。


(川隅さん)
難しいですね。私はまだこの仕事に完璧に慣れていませんが、セミナーの開催を掲載したり、イベントの開催時には告知をしたりします。海外事業の情報をウェブサイトに載せることで海外事業を見る方々にサポートをし貢献したいと思います。


(英語の先生)
社会の貢献のために皆さんはどのようなことをしていますか。


(小林さん)
私はCFOであり、総合的なマネージメントをしています。個人的な貢献としては、この会社の活動を管理したり、会社の理念の浸透化を図ったりしています。副社長のポジションに田附さんを割り当てあてましたが、未だに様々な問題があります。今、多くの社員をクライアント先に送ることで貢献しています。


(関口(直)さん)
私の貢献はクライアント先に向かい意識の共有をしたり、クライアント先がビジネスを円滑に行えるようサポートをしたり、海外進出の手助けなどで貢献しています。


(川嶋さん)
直接的に顧客様と接しているわけではありませんが、私はTCGの社員を顧客だと考えています。私はTCGの社員をクライアント先に送る事で貢献しています。


(重野さん)
ビジネスはサービスの向上が社会貢献だと思います。サービスの質を平準しているとそのうち職を失うのではないかと考えます。私は直接クライアント先にサービスを提供していませんが、従業員の手助けやより良いサービスによって改善を行っていきたいです。


(受講生)
社員の方々は新しい社員に理念やスキルを教育しています。私個人的には社会貢献はまだ分かりません。今、私にできることは積極的にコミュニケーションをとることが社会貢献だと思います。将来はTCGの社員として社会に貢献したいです。


(田附さん)
私はクライアント先でTCGの理念や業務形態をお話しましたが反応は様々です。興味を持たれる方もいればまだ理解をしてもらえないこともあります。私がTCGの理念を伝えることにより社会貢献をするには私自身がもっとコミュニケーションスキルを上げる必要があります。


(大橋さん)
来週から初めてクライアント先に出向します。先週面接に行きましたが、信頼していただくことができました。私はこのクライアント先で業績を上げなければならないと思いました。そして社会に貢献していきたいと思います。


(岡田(啓)さん)
私は紹介事業部での仕事を行っています。私はこの会社で日本経済のより良い改善をしていくことが社会貢献につながっていくのではと考えます。


(蜂須賀さん)
私の仕事は営業電話です。外国と日本の文化は違い海外事業をもつ会社では人事面で多くの問題があります。私はそれを企業に伝え長澤さんと手賀さんのアポをとっています。そしてそのようなことで社会に貢献していきたいと思います。


(岩井川さん)
私も営業電話の仕事をしています。ここにはたくさんのチャンスがあります。営業電話ではチャンスを作るためアポを取ります。それが私の社会貢献できることです。


(松浦さん)
顧客様のところへ行った時、「なんて真面目な方なんだ」と言われました。貢献というものがどういうものかまだ分かりません。これから見つけていきたいと思います。


(佐野さん)
顧客満足が一番の指標かと思います。改善する事、長所を活かしてそれを伸ばす事が必要です。


(中道さん)
皆さんはあさけんで100%の力を出し切っていないと私は思っています。私は今日司会をやりましたが、皆さんの行動が悪く何度もやり直しました。弊社は人を商品として考えているので、「人の質」が求められています。多くのスキルと経験を持つ人が社会に貢献できます。そのためにもあさけんで積極的に行動してください。


(関口(直)さん)
中道さんの部署ではどのようなクライアントサービスをしていますか。


(中道さん)
人事部では目標の社員数に達するために積極的に採用を行っています。また、クライアントに対しては直接訪問しています。


(関口(直)さん)
クライアントや相手が分かればもっと明確なサービスが提供できます。今、採用をやっているそうですが、人数が増加していません。あなたの答えは明確ではありません。明確ではないので理解できませんでした。


(中道さん)
採用については、目標社員数を達成するため面接を行っています。ただそれ以上に退職者も多いため量は変わっていません。これは問題です。会長からは採用の質の悪さだと言われました。もっと面接者が速いレスポンスをすることと会社のことをもっと説明することが必要です。


(銀田さん)
中道さんは関口さんの質問に答えていないと思います。関口さんの言いたかったことは人事部の目的だと思います。私達の部署では2年後までに500人の社員数に到達することが目的です。それを達成するためには社員の質の向上の方法を学ばなければなりません。改善していけば、2年後には500人に達成するのではないかと思います。


(稲葉さん)
私は藤田さん、岡田さんと同じで日本企業の海外進出における人事支援です。日本の企業でタイやロシア、フィリピンに進出している企業がたくさんあります。将来、日本一の企業が世界一の企業になることを望んでいます。


(長瀬さん)
昨日中道さんは研修生のビジネスマナー講座をしていました。同時間、採用面接があったのですが現在人事部でない岩井川さんが採用面接を担当していました。私には理解ができません。中道さんは自分の役割を認識するべきです。500人に達成することが必達目標であり、そのため彼女の役割は重要です。


(コールさん)
普段社内では仕事ができていませんが、クライアント先ではできています。しかし、仕事はチームとして動くものです。組織の一員としての気持ちを持ちましょう。

米国の移転価格税制について

2011年07月29日 | 日記
皆さん、こんにちは。米国公認会計士の河原です。

弊社のクライアント様でも多くの企業が米国に

関係会社を持っています。

ところが、米国の移転価格税制は、つい最近までは、

メガ企業だけの問題か、又はアカデミックな机上のテーマとして

扱われており、一般の企業には無縁と受け止められる傾向がありました。

それが、USGAAPが税制における不確実性の開示を強制する、

いわゆる「FIN48」を2009年9月に導入して以来、全ての日本進出企業にとって

移転価格税制は、身近で、最早避けて通ることのできない日常的な問題へと変貌しました。

歴史的には、米国が移転価格税制を本格的な運用開始に踏み切ったのは,

1990年の罰則規定(6662(e))改定時と目され、移転価格税制は、

「鞭の政策」を盛り込むことで、現在の3本の柱によって支えられる制度として完成しています。

移転価格における3本の柱とは、(1)書類化、(2)方法論を納税者に自由に選択させる柔軟性、

および(3)罰則規定です。移転価格税制と対峙するに当たっては、

この3つの要素をそれぞれに正しく理解すると同時に、その関連性をも把握することが求められます。

以上により、移転価格税制は、外国資本によって支配されている企業が法人税申告書を当局に

提出する時点で勘案されていなければならない

コンプライアンス最上位項目であることは疑いの余地がありません。


【くのじむ日記】7月27日

2011年07月27日 | 日記
7月27日(水)
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。
蒸し暑い日が続いております。水分を積極的に取って、夏ばてをしないような体調管理を心掛けましょう。



【でき若ディスカッション】P162 エピローグ 「守破離」


(英語の先生)
成功する時というのは、チャンスを与えられた時に、既にその準備をしていた場合です。準備をしておくためには、日頃から熱心に勉強をする必要があります。久野会長からチャンスを与えられた時は、皆さんそれに応えて下さい。


(岡田(啓)さん)
「守」は基本だと思います。英語の初歩、つまり小学校レベルといえば「This is a pen」などですが、今、その初歩レベルから数年間しっかりと勉強する事で、英語で会話をしたり、ジョークを言ったりできるようになります。私の目標は、TOEICで700点取る事です。


(松浦さん)
「守」について話します。どのような戦略で成功したのか、様々な人が自分の成功体験の話をしています。ある人は経済の変動を見た事だと言い、ある人は同じことをひたすら繰り返した事だと言いました。私は、様々な「成功した戦略」の、要素を抽出して分類しようとしましたが、個人の成功や失敗には様々な要因が絡み合っているため、要素だけを抽出すると他の要因を無視する事になってしまい、分類はできませんでした。仮に無理に分類したとしても自分に当てはめられず、失敗してしまうのではないか、と感じました。似たような成功者に対するインタビューから、1つとして同じ成功戦略や要素はないと、以前にも増して理解しました。
 

(コールさん)
「守」は一番大切なことだと思いますが、多くの人は目的のために行動します。一度目的を見失ってしまうと「守」という努力を続ける事はとても難しくなりますので、目的を持つ事が必要です。


(小林(祐)さん)
「守」は基本です。例えば、TCGでは朝の8時に来なければならない、毎月月報を出さなければならない、といったような多くのルールがあります。自己を成長させるためには、これらのルール(守)を毎日繰り返し行うことです。3年後には技術も心も成長して素敵なビジネスパーソンになっていると思いますが、その分今は厳しいと思います。「守」を、自分を変えるチャンスとして活用して下さい。


(稲葉さん)
今日のトピックはTCGではとても大切な事です。TCGでの「守」は何でしょうか。それは、毎日のあさけんでの掃除や挨拶です。挨拶の練習を毎日繰り返し行うことで、来社して下さったお客様に研修と同じ挨拶をする事ができます。あさけんで行うことはどれも基本なことで、これがTCGの「守」です。


(手賀さん)
私は、ほぼ毎日英語でのコミュニケーションを行っていますが、英語力は下がるばかりです。CNNの毎月のダイジェスト版や英字新聞を毎日読むことを心掛けていますが、それでも英語力の維持はとても難しい事で、私は基本に返って文法のテキストを繰り返し読んで学ぶことを決意しました。


(斉藤(哲)さん)
私の毎日の仕事は、多くの会社に電話をかけることです。アポが取得できないと、TCGの雇用は生まれず、利益も得られないので、私の仕事はTCGではとても大切だと思います。私の仕事は、TCGの「守」の部分です。


(関口(直)さん)
インドのスタッフは、TCGの基本である日報・月報等を提出せず、密な連絡を取る事ができていません。私の仕事はインドでの業務の管理や資料の確認等マネジメント業務であり、会長の求める正確性に応えなければなりません。インドのスタッフは彼らの国の常識で働いているため、TCGが求める「基本」と相違があります。この部分は日本側から教えなければなりません。このあさけんも殆ど参加していないのが実状ですので、可能な限り早期に改善する必要があります。


(小林(祐)さん)
多くの人はクライアントに出向に行きますが、此処で日頃から社内で行ってきた態度が現れます。絶対に始業に遅れてはいけませんし、密な連絡も重要です。TCGで行う全ての基本は、仕事に繋がっています。



【1分間スピーチ】


(受講生)
2日間で多くの人と話す事ができました。本当にありがとうございます。研修3日目を迎えて、新たな考え方を学びました。この「研修」という環境の変化は、新しい考え方や新たな価値観を得る事ができ、自分の視野を広げると思いました。「守破離」については、この会社は、多くの人が魂を持っています。私も、同じような魂を持つ人になってマネジメントしたいです。


(受講生)
今ソマリアでは大飢饉が続いており、多くの人が犠牲になっています。またソマリアは無政府状態が20年以上続いており、他国からの援助が充分に一般市民の下まで届かない状態です。多くの子供が犠牲になりました。私は、日本が地震の際に他国から援助していただいたように、何とかこういった本当に大変な人たちを助けてあげられないかと思っています。


(田附さん)
私は、今スリランカの本を書いています。その仕事を通してスリランカがとても美しい国だと知ったので、行ってみたいと思っています。ですが私の英語力は欠けているので、一生懸命勉強しないといけません。


(川嶋さん)
最近、私は英語に重点を置いています。私の英語力はあまり高くありませんが、インドはもちろん、英語圏から遠く離れた中国や韓国にも英語を話せる人はたくさんいるそうです。私はもっと英語を勉強しなければいけないと思っています。


(廣瀬さん)
同僚の土屋さんという方が、今はクライアントに行っているのですが今朝7時に電話をかけてきました。彼女の部屋にゴキブリが出たらしく、とても興奮していました。彼女がアメリカに居た時はとても小さいものしか見たことなかったそうです。日本のゴキブリはとても大きくて、びっくりして電話をかけてきたのだそうです。この話とは直接関係ないのですが、私は外国に行った事がありません。私は英語を習っていますので、ある程度は話すことができます。今朝彼女の電話を受けた時に彼女が興奮しながら英語でまくし立てていたのを聞いて、彼女は純粋な日本人であるのですが、彼女の母国語は英語なのだな、と思いました。彼女と話す事は私の英語力の低下を助けてくれます。また私がより英語を話せるようになる事で、彼女が今朝のような文化的な違いに直面したときに、助けてあげられればと思いました。


(佐藤さん)
スピードは、仕事をするにあたってとても大切です。しかし私は効率が悪く行動が遅いので、より意識してスピードを上げなければなりません。スピードを上げるために先輩方の行動を観察し、コピーするようにしています。


(大橋さん)
私の仕事ぶりはあまり早くないです。何故なら、最初にメモを取らないので、仕事の順序を理解していないことが多いからです。以前、アポ取りや大阪や名古屋との会議、東京での打ち合わせ等、一度に多くの仕事をこなそうとした時に混乱してしまい、かえって仕事が遅くなってしまいました。これからはメモを取り、独自のマニュアルを作りたいと思います。今日のトピックである「守破離」では、「守」は20代「破」は30代、「離」は40代だと考えます。「守」は「破」「離」を達成するためにとても大切なことだと思います。


(佐々木さん)
人生には、たくさんのターニングポイントがあります。それは、学校や会社に入る時です。しかし、日々の中でも「人に影響される」というターニングポイントが存在します。人は誰も一人では生きられないので、この機会は何度も訪れます。人に影響された時にその影響を自分の中で持続させるためには、自分の中に夢があり、さらにその夢を信じ続ける事が重要です。私の夢は皆が幸せになる環境を作る事なので、そのために気持ちを高く持っていきたいと思います。


(中道さん)
人に理解してもらうためのステップは、「①説明する②例を示す③行動する」です。人は、「考える」という素晴らしい能力を持っていますので、仕事の結果はこの考えの違いによって異なります。毎日の仕事は、「何故この方法に従わなければならないのか」「何故この規則を守らなければならないのか」等、ルーティンワークかもしれません。しかし私達はこう思ってしまうような仕事に従うべきであり、リーダーからその仕事の独自性を教わるべきですが、もし変化を望むのであれば、そのための問題を議論すべきです。リーダーのタスクは、業務の目的を明確に示す事です。この目標に賛成できるかどうかで、部下のモチベーションは大きく左右されます。大橋さんはとても良い人柄ですが、目標がアバウトになりがちです。いつも指摘しますが、メモを取りません。目標をできるだけ明確にして、真剣に取り組んで欲しいと思っています。


(岩井川さん)
コミュニケーションはビジネス上でとても大切なことだと、私は思います。コミュニケーションが足りないと上手く伝える事ができずにギャップが生まれてしまい、仕事に支障をきたす可能性があります。反対に上手くコミュニケーションを取る事が出来れば、互いの理解が深まり、仕事がスムーズに進みます。


(藤田さん)
「守破離」の意味は、TCGの月報でいうところの春夏秋冬理論と一緒だと思います。「守」は春と夏に、「破」は秋に、「離」は冬に該当します。「守」の時期はとても大切ですが、それだけでは充分ではありません。私達はチームを教えたり導いたりするマネージャーになるべきですので、「守」だけに留まらず、次のステップに進んで欲しいと思います。

【くのじむ日記】7月26日

2011年07月26日 | 日記
7月26日(火)
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。
蒸し暑い日が続いております。水分を積極的に取って、夏ばてをしないような体調管理を心掛けましょう。
本日は英語による【でき若ディスカッション】と【1分間スピーチ】です。



【でき若ディスカッション】P.241 わたくし論 『亀は万年』


(英語の先生)
アジアNo.1のコンサルティングファームになるためには、リーダーには温厚かどうかに関わらず、ビジネスマネージメントとして決断力は必要であると思います。みなさんはリーダー像をどう考えますか。


(岡田(啓)さん)
今日のトピックに関して、他の人がどう考えているかを考える事が出来る人がリーダーだと考えています。私はそのようなグループリーダーになりたいです。


(手賀さん)
前回のグループ会で、テーマとなるタイトルを見せたところ岡田さんと意見が合わずにかなり討論になりました。討論すること自体は良いことですが、疲労と空腹でイライラし、感情的になってしまったかもしれません。私は自分人がリーダーになれていないと感じました。


(廣瀬さん)
GLの仕事はディスカッションを円滑にする事です。疲れていたりするときはミーティングを打ち切ったりして、リーダー像を見せれば良いと思います。


(稲葉さん)
今日のトピックの星野さんに関して、彼の思いは社員側と社長側の両方の感情を汲んでいるので素晴らしいと思います。


(齋藤(哲)さん)
私が1ヶ月前TCGに来たとき、社員の方々はいつもリーダーの思いを共有している印象を受けました。私も彼らの一員になりたいと思います。


(史さん)
我々のリーダーは冷徹な面もあるけれど恐ろしく仕事が出来ます。何人かの社員は給料に関して言いますが、何故そのような不満が出るのか分かりません。みんな、会社の給料体系に納得して入社したはずであり、アメリカの会社では働く時間が増しても給料が増えないという事が当たり前です。



【1分間スピーチ】


(河原さん)
今日のトピックに関して、松下幸之助のように、リーダーは生まれ持って冷徹であるわけではありません。業務をこなすうちに冷徹さが身に付いていくのだと思います。私も他の会計事務所やコンサルファームと競争できるようなリーダーになるために、他人に厳しくなりたいと思います。


(関口(直)さん)
今日のトピックに関して、私は今GLではありませんが、冷徹さを持っています。例えば、聳え立つ山に登ろうとする時は手助けしますが、平野を歩くだけであれば手は貸しません。つまり、自分で努力しない人から助けを求められても、私は助けません。だから、私には冷徹さがあると思います。


(稲葉さん)
困難な仕事をする時は、リーダーの冷徹さは手段に過ぎないと思います。会長が強烈に怒っているときも心の一部に過ぎない。関口さんはそれに対して、とても優しい人です。だから、私は関口さんが厳しい人だとは思いません。


(堀さん)
私はクライアント先に出向していました。私にとって出向先のクライアントはたった一つの仕事場に過ぎませんが、私は出向先のオフィスでも電話に出ます。プロフェッショナルなら出向先でも電話に出るのが当然ですが、ただの派遣社員は電話に出ません。


(ザヤーさん)
この会社では増田さん、関口さんその他にもリーダーのような方がたくさんいます。彼らは、毎晩遅くまで働いて、仕事が忙しいのにも関わらずとても優しいです。これが日本のビジネス文化なのかと思いました。この文化は、モンゴルには無いことです。


(英語の先生)
どこの国が最も効率的に働くと思いますか。


(手賀さん)
フランスです。仕事とプライベートのバランスが上手くとれています。


(英語の先生)
アウトプットの量が多いからです。日本と比べて、短い時間で多くのアウトプットが出せるフランス人はとても効率的に働きます。


(手賀さん)
欧米では効率よく仕事をして、その後飲みに行ったりする文化がありません。何より家庭での時間を大切にします。ワークとライフのバランスがとれています。日本では昼も夜も同僚と一緒で、朝から晩まで働きます。日本のビジネス環境は好きですが、欧米の働き方のほうが私は好きです。


(史さん)
ヨーロッパのビジネスの仕方は、家庭が先行します。日本人はフランス人の代わりにはならないと思います。そもそも考え方が違うからです。フランスでは家で働く働き方を積極的に考えています。日本はミーテェングが長いが、ヨーロッパは短いので、何を考え何を伝えたいのか具体的に伝わらない点があります。


(佐藤さん)
私は働いていてモチーベーションを高く維持する事ができています。それは、困難な時ほど人は成長するからです。将来、苦労を乗り越えてトッププロフェッショナルとなり、幸せを掴みたいと思います。

なぜ税理士?

2011年07月26日 | 日記
どうも、こんにちは。片瀬です。

私は税理士を目指しています。今4科目をもっており、あと1科目で晴れて税理士となります。
ただ私は細かい数字がとても苦手で、ちまちました事も嫌いで、納税額が100円ずれていれば
ポケットマネーからそれを払いたくなるような、とてもでは無いですが税理士らしい性格とは
一度も思ったことがありません。

それでは何故税理士を目指しているのか?

3年程前までは、「もうそれしか自分に残された道はない」からでした。
税理士を目指し簿記1級の勉強を始めて合格し、簿記論・財務諸表論を勉強している頃に、ふと
自分は何のために税理士を目指しているのだろうと・・・
上記の様な人間の私は税理士にははっきり言って向いていません。その上、今の税理士業界の事を
知れば知る程、供給過多で価格競争に陥っているこの業界が何の魅力もないものに思えてきました。
本気で辞めようかなと幾度も考えました。

でも、勉強する事は辞めれなかった。

辞めてしまえば、自分の生活はあの頃に戻ってしまう。それだけは絶対にしてはならない選択でした。
私には選択の自由はありませんでした。どれだけ辞めようと考えても、あの頃の自分と今の自分を比較
すると、今の方が充実しているのです。だから魅力が無くても税理士の勉強を辞める事はできませんでした。
そこで私が考えた事は、視点を変えようという事です。選択の自由が無いのであれば、決められた枠の中で
選択しようと。
私はふと思いました、税理士の主な業務は申告書の作成と記帳の代行って本当なのか?と。

そして考えて出した結論は「そこじゃない」です。

私は気がつきました。税理士業務とはこうであるとの考えが、今まで自分の可能性を狭めていた事に。
すると景色ががらりと変わりました。凄まじい変化です。「もうそれしか自分に残された道はない」と
思っていたのがうその様です。「自分は最初から何でもできた」のです。

そして考え出した結論の「そこじゃない」とは?

ではどこなのか?私の働く事のそもそもの目的は「人のために働き、その人に感謝され、凄い奴と思われる」
ことです。どうです?幼稚でしょ(笑)。でもこの考えが私を救ってくれたのです。特に凄い奴と思われること
が重要です。凄い奴と聞いて皆さんは誰を思い浮かべますか?

凄い奴とは、ある分野において凄いのです。サッカー選手が税理士業界で凄い奴にはなり得ません。
そして凄い奴になるための一番の近道は人のやらない分野をとことん極める事だと私は考えます。

つまり税理士業界で凄い奴になるためには、人のやらない事をやらなければならない。この瞬間に私は申告書の作成
と記帳代行を捨てました。もし、その分野で凄い奴になったとしても、その時、私はおじいちゃんになっています。
・・・それは嫌です。

人のやらない事とは何であるか?そして考え出した答えが「コンサル」及び「国際税務」でした。国際税務に長けて
いる税理士は今は殆どいないため、そこで「人のために働き、その人に感謝され、凄い奴と思われる」ことが目的と
なりました。
また、「コンサル」は業務でありません。自分の知識を具現化するためだけのものですので、「国際税務」に精通すれ
ばその瞬間に「トップコンサルタント」です。

私の目的は簡単に言えば「誰からも必要とされる国際税務コンサルタント」です。クライアント全てにあなたと働けて
良かったといわせます。それが今の私の考えの全てであり、支えであります。

そう私の夢は、もう税理士では無いのです。

片瀬 陽平

【くのじむ日記】7月25日

2011年07月26日 | 日記
7月25日(月)
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。
季節の変わり目で体調管理が難しくなりますが、各個人で気をつけて下さい。



【3分間スピーチ】


(受講生のスピーチ)
「でき若」にもありました「外的モチベーションと内的モチベーション」について、前職の経験を通してお話しをしたいと思います。私は化粧品販売の店長をしていました。店長になった当初、社員の入れ替わりは激しく、離職率が高い状況でした。ある日、スタッフの接客内容を見ていると、私と瓜ふたつの接客をしている事に気づきハッとしました。お客様がたくさんといらっしゃる中で、それぞれのお客様に対しての対応が出来ていなかったのです。まさに与えられた事のみをこなしている状況でした。その時、私は離職率の高い原因は美容部員という憧れや給与など外的なモチベーションのみで仕事をしているからだと思いました。しかも、そのようなスタッフを私が育ててしまったのではないかと考えました。そこで私は月2回のミーティングと面談を設け、私は目指したい店舗像を熱く語り続け、個々に魅力が違うスタッフには長所を活かした役割を作り、任せました。その意図は自分がこの会社で戦力になっいることを自覚させるためです。その結果、離職率は減少しスタッフから「仕事の楽しさを知った」と声をかけてもらう事が出来ました。また何よりの成果は全国店舗の中で顧客満足度が高い店舗として表彰された事です。以上の事から、感じた事は個々の内的モチベーションを高める事によって組織力が強くなった事です。私はホームページの経営方針や採用面接で社員の方々とお話をすることで、TCGで第2の人生を迎えたいと高いモチベーションを持っています。ただ未経験の職となるためどのようなことで仕事の楽しさややりがいを感じられるかは、これから見つけ出し内的モチベーションにつなげていきたいと考えています。そしていつかリーダーになれたとき、周りに影響を与えられる人間になりたいと思います。


(川隅さん)
この会社でモチベーションが下がってしまう事もあるかと思いますが、個人でのモチベーションを改善していく方法はありますか。


(受講生)
1つのことに集中しすぎることがあるので、少し距離を置いてリラックスすることです。


(松岡(彩)さん)
よく準備をされてきた印象を受けました。なぜこのテーマにしたのですか。


(受講生)
社員育成はもっとも力を入れていたことですし、自分自身が店長になって初めての問題であり、とても心に残っているからです。また、結果目指していた顧客満足店舗として表彰された事が嬉しくてこのテーマを選びました。


(大橋さん)
今後の明確な目標を教えてください。


(受講生)
人間力を付けていきたいです。



【でき若ディスカッション】P232 第10章 第9節 「会社が倒産するとき~始まりがあれば終わりがある」


(英語の先生)
ビジネスには個人のミッションがあります。マイルストーンを設定し、目標を作って努力することです。一方、社会に貢献していくのが我々の目標です。では、このTCGではどうやって社会貢献をしていきますか。


(岡田(啓)さん)
先週セミナーを行いました。私の使命は、相手に知識を伝えることです。ですので、今年の十月もう一度セミナーを行います。


(史さん)
私達は新しい社員の人がたくさん増える事によって成長していきます。先日、古い企業との面談がありました。その会社は、これから大橋さんが出向していく会社です。とても古い組織風土なのですが、新しいスタッフを迎え入れて、活性化を図っていきたいとのことでした。


(手賀さん)
幸福を与えることが社会貢献だと私は考えています。私は発展途上国の人にもっと幸福を与えていきたいです。発展途上国では雇用が厳しい状況にあります。しかし、このことを支援していく事によって、社会貢献が実現していくと考えています。


(中道さん)
次のリーダーを育成していく事が発展するチャンスだと考えます。もちろん顧客の事を優先的に考えていく事も大事ですが、社員を育成していく事が重要で、それが貢献につながると思います。


(稲葉さん)
今日のトピックは重要です。人はいつかは死ぬ運命です。我々はどうやって生きていくのか、死がいつ訪れるか分かりませんが、自分の生き方をきちんと作っていく事が大切です。



【1分間スピーチ】


(小林(祐)さん)
顧客に対してサポートを提供していく事によって社会貢顧につながるので嬉しいです。たくさんの貢献の仕方がありますが、我が社には派遣、コンサルティング事業部など様々な仕事によって貢献する事が出来、これらは顧客の役に立ちます。また、これらの貢献は長期的なものでなければなりません。短期的にお金を得る事を考えていれば、そのうち倒産してしまいます。私は、長期的な貢献をしていくことを念頭に置き、本当のリーダーになってコンサルタントをしていきます。


(関口(直)さん)
国際的に、クライアントに貢献していく事によって国を発展させていきたいです。例えば、インドの部品工場などとのクライアントと会計の知識を共有していくのがミッションです。このことによって、国の発展に繋がるのだと思います。環境は日々変わっていくので、それに合ったサービスを提供していかなければならないと思います。


(関根さん)
私達は国際的な変化に伴って、それに追いついていかなければなりません。それを怠ると倒産に陥ります。


(蜂須賀さん)
インドネシアはソーシャルネットワークが盛んです。フェイスブックは米国に次いで第2位のユーザー数です。インドネシアのホームページやフェイスブックは英語で書かれているものが多いです。英語を使うのが当たり前の環境です。私も世界の情報をキャッチアップする為に英語を勉強します。


(佐々木さん)
7月23日は、私にとって特別な日となりました。私の姉が子供を産みました。私は叔父さんになりました。病室に駆けつけた時、見た光景は美しいものでした。旦那が子供を抱いて、姉と笑顔で見つめ合っていました。親は子供の幸せを願います。だから、子供はその思いを汲み、幸せにいることが大切だと思います。人生色々なことがあります。大変だと思う時期もありますが、いつも笑っていきたいと思います。


(岩井川さん)
第一印象について話します。顧客に与える第一印象はとても重要です。以前、会長が「出向して戻される人と言うのは数週間で分かります」と仰っていました。第一印象と言うものを気にしていくことで、行動にも表れるのではないかと私は考えています。


(檜山さん)
週末にカルロス・ゴーンさんの「ルネッサンス」という本を読みました。彼はブラジルで生まれ、レバノンやフランス、アメリカや日本にも行き、各国の様々な前向きな文化を学びました。彼がミシュランで働いていた時、ブラジルに派遣されCEOになりました。その時、多くの困難を経験しました。彼はその困難を克服し、あらゆる困難を解決していくことで一つの哲学を見出しました。彼のように、私は今の職場でより経験をし、自分の哲学を見出して責任感を持って仕事をしたいと考えています。


(川嶋さん)
誰でもリーダーにはなれますが、真のリーダーにはなれないと思います。リーダーは周りの人から尊敬され、周りの人が集まってきます。リーダーになるためには重要な点が3点あると私は考えています。それは強いリーダーシップ、高いコミュニケーションスキル、そして魅力です。私は現在グループリーダーをしておりますが、真のリーダーにはなれていません。それは先程のポイントが欠けているからです。現在、グループリーダーは90%が内勤のスタッフで構成されています。外勤のスタッフは内勤の人に比べ知られていません。ですので、グループリーダーに選ばれることが内勤のスタッフより難しいと私は思います。現在、外勤のスタッフでグループリーダーに選ばれている方がいますが、彼らが真のリーダーだと思いますので、今後は自分もそういった方々を目指して頑張っていきたいと思います。


(川澄さん)
先日セミナーの準備を1人でしていましたが、とても大変でした。しかし、先週はみんなで準備をしたので、10分で終わりました。手伝ってくれた方に感謝しています。セミナー準備のように、社会貢献する志はこう言ったことにも繋がってくると思うので、今後も継続していていただきたいと思います。


(受講生)
弊社に入社が出来て非常に良かったです。英語はそんなに話せませんが、今後は英語力を伸ばしていきたいと考えています。


(受講生)
日本のリーダーについて話をします。現在、日本のリーダーは管首相ですが、彼の支持率は良くありません。彼に関わらず、ここ5年間、日本の首相は何度も変わっています。私はその理由は年功序列にあると思います。私は若者より先輩の政治家の方を安心して選ぶ傾向があります。なので、今こそ世代交代の時だと思います。私たちは実力や情熱、パワーなどを持っている若者を今後はリーダーとして選んでいくべきだと思います。


(コールさん)
リーダーシップについて話します。行動することで本当のリーダーになれると思います。ここではグループリーダーになることが最初のステップであり、リーダーシップ能力を身につけていきたいと思います。


(大橋さん)
先週、面談に行きました。自分を説明するのが難しかったです。私は公認会計士になりたいのですが、そこで先方との方向性と乖離させないように説明するのが難しかったです。派遣の出向は決定しましたが、今後はもっとより上手く説明できるようにします。


(長瀬さん)
TCGでは積極的に手を挙げた人に仕事が来ます。そしてマネージャーになるには、先ずグループリーダーになることです。コミュニケーションスキルとリーダーシップスキルを身につける必要があります。大きな仕事があるため何人かは残業をしていますが、残業があるからモチベーションが上がると言うのは私には理解できません。就業時間内にコンビニに行く人も何人か見受けられますが、シニアスタッフはリーダーとしての責任がありますので、そういった日々の行動から見せて頂きたいと思います。


(佐藤さん)
目標の達成には長い道のりがありますが、努力すれば乗り越えることができると私は考えています。

自分の軸の作り方とアジアの労働法

2011年07月25日 | 日記
皆さんこんにちは。
東京本社の組織コンサルティング事業部で勤務している長澤です。

今日は自分の軸の作り方とアジアの労働法についてです。
現在当社ではアジア各国に進出する企業の支援を行っており、
労務関連のサービスもそのひとつです。

海外にいくと、当然日本国内の法律ではなく、各国の法律を知る必要があります。
ですが、そもそもどんな法律があるのかわからない状態では、
自分が知るべき法律がなんなのか、ということすら
分からないのが実情ではないでしょうか。

私は、各国の労働法について調べる際には、日本の労働基準法や
ILO(International Labour Organization:国際労働機関)の条約と
比較するようにしています。
(参考:国際労働機関の条約一覧)
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/standards/list.htm

軸となるものとして日本の法律や国際的な基準をおき、
各国の法律がどのように異なっているかを調べ、考えていきます。
時には各国の法律の原典をみるときもありますが、軸となるものがあれば、
大きな海をオールなしで航海するような不安に駆られることもありません。

実は、このようにして自分の軸となるものと比較することで、
自分の軸がより明確になり、軸が広がったり、新たな一面を知ることもあります。
私自身、海外の労働法にふれて日本の労働法をより深くしれたように思います。

そして、これは決して労働法に限らず、また知識的なものに限らず、
例えば自分の働き方、物事の考え方についても、軸となるものをつくり、
軸と違うものにも多く触れたり、時に周りから指摘を受けたりしながら、
自分の軸をより柔軟に太くしていくことが大切だと思います。

軸をつくり、それを中心に考えることは、
個人のキャリアについて考えるうえでも役に立ちます。

現在海外に出ていく企業は増えていますし、国内で会社に勤めることをやめ、
独立する人も増えてくると思います。
そんな中では、必ず不安定な状態がつきものです。
今まで自分が経験したことのない環境、仕事などと向き合わなければいけません。
そんなときでも、自分の軸があれば、多少ふらついても、
見えない不安に駆られることもないでしょう。

皆さんもぜひ自分の中の軸をつくり、磨いてみてください。


東京本社
組織コンサルティング事業部
長澤 直毅

【くのじむ日記】7月22日

2011年07月22日 | 日記
7月22日(金)
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。
毎日寝苦しい夜が続き体調管理が難しくなりますが、各個人で気をつけて下さい。



【でき若ディスカッション】P230 第10章 第8節 「アジアにおけるニューリーダーになるには」


(英語の先生)
マネージメント・リーダーシップにおいて重要なトピックです。TCGは国際的な会社ですし、毎日英語を話せる機会に恵まれています。


(受講生)
英語にも方言やアクセントがあり、地域によって英語が異なります。何のために英語を学ぶのですか。


(英語の先生)
以前、その質問に答えた事があります。インドでの英語はオーストラリアと異なり、文化、地域などの違いから理解できない事がありました。


(受講生)
英語を学ぶ際には明確な目標を持ちますが、人とのコミュニケーションとするときは言語を媒介としなければならず、学ぶ事はひとつの過程に過ぎません。ビジネスをするとき、明確な目的を持たなければなりません。


(斉藤(哲)さん)
ホテルのフロントで働いていたとき、外国の方と接する事が多く、一日3、4時間英会話教室に通っていました。現在は英語を使う仕事はしていないので、ラジオで5分程英語を聞いたりTOICEを受けたり、このあさけんが英語を学ぶ機会になっています。


(重野さん)
カナダにいた時、ネイティブの人と会話する事の大切さを感じました。その理由としてアクセントが挙げられます。現在は中国や韓国系などたくさんのアクセントを話すBBCニュースやラジオを聴いています。今後、正しい英語の話し方を学びたいと思います。


(コールさん)
オーストラリアではアフリカ人やブラジル人、スイス人やドイツ人など、たくさんの友達が出来ました。オーストラリアでは強いアクセントが特徴的です。インド人もまた、強いアクセントで話すため、彼らの英語を理解するのも大変です。しかし、英語を学ぶのはとても簡単な事だと思います。日本にいても、英語を話し続ける事が重要だと思います。しかし基本的な英語を学んでいれば、アクセント等が異なっていても会話は出来ます。学ばなければ英語を使えませんし、学べば話せるといった、とても簡単な事です。日本の日常生活でも英語を使い続けていかなければなりません。


(手賀さん)
私は南米、ニューヨーク、アジアの人々の友達がいます。特に南米の人々はアクセントがとても強いため、イギリス英語を話す人にとって、理解するのは困難なことがあります。イギリス英語は米英語より困難だと思います。最近イギリス英語の資料を読む機会が多いので、もっとイギリス英語を学ばなければならないと思っています。


(英語の先生)
イギリス英語の方がアメリカ英語よりも簡単です。なぜならアメリカ人はイギリス人に比べて話すスピードがとても速いからです。


(受講生)
私はオーストラリアを一度旅行しましたが、現地の人とあまりコミュニケーションをとる事が出来ませんでした。


(河原さん)
私も最近英語力が落ちているのでもっと話さなければならないと感じています。アメリカでは一日中英語を話していましたが、アジアでは厳密なアメリカ英語があまり使用されていません。私もなるべくそれを汲んであげて、誤解を生じさせないようにしたいです。


(英語の先生)
久野会長は「英語で自分の仕事のプレゼンができて初めて一人前」だと言っていました。ビジネス英語では、米・英英語だけに焦点を当てるのではなく、マレーシア・オーストラリアにも通じるものを学ぶべきです。


(松浦さん)
どうやって英語を学んだらいいか分かりません。あさけんで発言をしていますが、日常の出来事について話すのは難しいです。それは日本の友達が多いからだと思います。


(受講生)
私はよく海外旅行をしますが、現地でたくさんの世界中の友達が出来ます。日本に帰った後は、今後も長く彼らと連絡を取り合いたいと思います。そのために英語を学びます。それは私にとって英語を学ぶための強いモチベーョンとなっているので、私は英語を学び続けるのに最も大事な事はモチベーションだと思っています。

 
(受講生)
三年前、韓国に行って韓国の大学生と話す機会がありました。韓国の大学には世界中からたくさんの国の人々が集まっているため、発音やアクセントの違いから、彼らとコミュニケーションをとるのは非常に困難でした。そのため、もっと英語を学ばなければならないと思いました。 


(受講生) 
本が英語を学ぶ手助けをしてくれるのではないでしょうか。



【一分間スピーチ】


(川越(忍)さん)
以前私が面接に行った時、自分の考えを相手に理解してもらう事の難しさを痛感しました。例えば私が初対面の人に自分のことを話す時、当然相手は私の事を何も知りません。その様な相手に私の持っている情報を論理を構成して説明しても理解は出来ないでしょう。なので、自分と同じ土俵に立ってもらうために必要最低限の情報を先に知ってもらう事が大切です。今後は説明をする際に、この事を意識して話していこうと思います。


(檜山さん)
今回のチャプターを読んで私は自分自身を改善していかなければと感じました。私は一生懸命働いていますが、時に焦りを感じる事があります。私には社会に貢献するために働く義務があります。 


(藤田さん)
組織コンサル事業部に所属している為、時々インドなどから英語のメールを受け取ります。和訳を試みますが、理解できないこともよくあります。しかしそのような作業を繰り返していくうちに、自分の英語力は少しずつ伸びていっているような気がします。


(受講生)
客観的に物事を見つめることが大事であると思います。バスケットの競技を行う際も、大事なのは5人の選手のみでなく、それを周りから支え、そしてチームを最も客観的に見る事が出来る6人目の選手であると思います。


(受講生)
昨日テレビで水泳選手の寺川あやさんの特集番組を観ました。彼女はスランプに陥った時、コーチを変えることで、それを乗り越え復活しました。これを観て、人は勝負に勝つためには能力のみではなく、戦略が大事であると実感しました。


(園田さん)
高校時代に所属していた部活動の顧問の先生はとても厳しい人でしたが、部活動を途中で辞めたチームメイトは一人もいませんでした。その理由は二つあると思います。一つ目はコーチとチームメイト皆が同じ目標を持っていたこと。二つ目はコーチが私たちのためを思って厳しくしていてくれたということです。リーダーはフォロアーの気持ちを良く理解したうえで熱意を伝える事が大事ですし、フォロアーはリーダーの気持ちをしっかりと理解する必要があると思います。 


(近藤(博)さん) 
「継続は力なり」について話します。私が中学一年生のときに初めて受けたテストでは300人中200番の成績でしたが、中学三年生の一学期のテストまでずっと上がり続け、20番まで上がる事が出来ました。きっかけは、社会科の勉強が好きになった事で、それにより他の科目も含めて継続して取り組むことができました。今後、ビジネスや試験勉強でも取り入れていきたいです。


(長瀬さん)
毎日外国の方と英語で話す機会があります。国際化が著しい日本では、将来英語を話す人々が増えてきます。インターネットで英語を学ぶ事で、早く向上できます。TCGも海外展開をした国際的な企業です。そのため今後も英語のスキルを向上しなければなりません。


(受講生)
忠誠心について話します。私はアルバイトの経験から働くにあたって必要な事は、お金ではなく忠誠心であるという事を学びました。そのため、今後働いていくにあたって、忠誠心を持ち続けていきたいと思います。


(松岡(彩)さん)
今まで書き続けてきたスリランカの本を締め切りまでに書き終えました。この本を書くにあたってたくさんの人が支えてくれました。感謝しています。


(英語の先生)
期日に間に合ったのですね。フィードバックをしっかり行ってください。

リマインド

2011年07月22日 | 日記
どうもこんにちは、人事の山田です。ブログは大変お久しぶりです。
本日は、リマインドというテーマのもと話をします。
リマインドいう言葉は、よく当社のメール上で、社内で使われます。
仕事の依頼や提出物などがある場合に、期限までに間に合うように、また忘れないように
する為にアラームとしてのメールを流します。
それをよくリマインドと称してやりとりをしています。

さて、私からもみなさんにリマインドをさせていただきます。
それは、勿論仕事ではありません。

あの3.11の大地震という大きな悲劇を忘れないでほしいというリマインドです。
ある文章を紹介します。
それは地震により、3月15日の卒業式ができなかった学校の校長先生が、
卒業生に宛てた手紙です。

一時期、ネット上で注目されていましたが、
すっかり忘れてしまっていたので、再度ここに引用させていただきます。

少し長いですが、胸が熱くなります。ぜひ読んでみてください。



卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。

 諸君らの研鑽の結果が、卒業の時を迎えた。その努力に、本校教職員を代表して心より祝意を述べる。
 また、今日までの諸君らを支えてくれた多くの人々に、生徒諸君とともに感謝を申し上げる。
 未来に向かう晴れやかなこの時に、諸君に向かって小さなメッセージを残しておきたい。

 このメッセージに、2週間前、「時に海を見よ」題し、配布予定の学校便りにも掲載した。その時私の脳裏に浮かんだ海は、真っ青な大海原であった。しかし、今、私の目に浮かぶのは、津波になって荒れ狂い、濁流と化し、数多の人命を奪い、憎んでも憎みきれない憎悪と嫌悪の海である。これから述べることは、あまりに甘く現実と離れた浪漫的まやかしに思えるかもしれない。私は躊躇した。しかし、私は今繰り広げられる悲惨な現実を前にして、どうしても以下のことを述べておきたいと思う。私はこのささやかなメッセージを続けることにした。

 【途中省略】

 
 悲惨な現実を前にしても云おう。波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。

 時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな。

 いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。

 いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。

 海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。

 真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。

 鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。

 教職員一同とともに、諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう。

 「真理はあなたたちを自由にする」(Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ ヘー アレーテイア エレウテローセイ ヒュマース)・ヨハネによる福音書8:32

 一言付言する。

 歴史上かってない惨状が今も日本列島の多くの地域に存在する。あまりに痛ましい状況である。祝意を避けるべきではないかという意見もあろう。だが私は、今この時だからこそ、諸君を未来に送り出したいとも思う。惨状を目の当たりにして、私は思う。自然とは何か。自然との共存とは何か。文明の進歩とは何か。原子力発電所の事故には、科学の進歩とは、何かを痛烈に思う。原子力発電所の危険が叫ばれたとき、私がいかなる行動をしたか、悔恨の思いも浮かぶ。救援隊も続々被災地に行っている。いち早く、中国・韓国の隣人がやってきた。アメリカ軍は三陸沖に空母を派遣し、ヘリポートの基地を提供し、ロシアは天然ガスの供給を提示した。窮状を抱えたニュージーランドからも支援が来た。世界の各国から多くの救援が来ている。地球人とはなにか。地球上に共に生きるということは何か。そのことを考える。

 泥の海から、救い出された赤子を抱き、立ち尽くす母の姿があった。行方不明の母を呼び、泣き叫ぶ少女の姿がテレビに映る。家族のために生きようとしたと語る父の姿もテレビにあった。今この時こそ親子の絆とは何か。命とは何かを直視して問うべきなのだ。

 今ここで高校を卒業できることの重みを深く共に考えよう。そして、被災地にあって、命そのものに対峙して、生きることに懸命の力を振り絞る友人たちのために、声を上げよう。共に共にいまここに私たちがいることを。

 被災された多くの方々に心からの哀悼の意を表するととともに、この悲しみを胸に我々は新たなる旅立ちを誓っていきたい。

 巣立ちゆく立教の若き健児よ。日本復興の先兵となれ。

 本校校舎玄関前に、震災にあった人々へのための義捐金の箱を設けた。(3月31日10時からに予定されているチャペルでの卒業礼拝でも献金をお願いする)

 被災者の人々への援助をお願いしたい。もとより、ささやかな一助足らんとするものであるが、悲しみを希望に変える今日という日を忘れぬためである。卒業生一同として、被災地に送らせていただきたい。

 梅花春雨に涙す2011年弥生15日。

立教新座中学・高等学校

校長 渡辺憲司

以上です。

卒業生が対象ということもあり、内容が私達に、まったく当てはまるわけではありません。

しかし、上記の文章の中には、絶望の中に存在するある光を感じざるを得ません。

しかし、人はその光を感じながらも、他の光(物質的豊かさ)が差し込んでくれば、
その重要な力強い光を見失ってしまいます。

私達は、この校長先生が学生に語った大学卒業後の
「社会であるべき姿」になっているでしょうか。

もう一度、この機会に思いだしてみてください。

以上、リマインドでした。

私も、このブログを機に頑張ります!

長文、ありがとうございました!


山田正勝